第26話 新しい魔法を作ろうね
「ねぇねぇれお、一緒に魔法つ〜くろっ」
「そんな一緒に遊ぼうみたいなノリで言われてもなぁ……。いいよ、やろっか」
「いえーい。パーティーハウスにする? ギルドにする? それともお・う・ち♡?」
「どうしよっか。うちで考えて、パーティーハウスの訓練場でためそっか」
「ん」
というわけで、今はホノカと一緒に新しい魔法を考えている。休日だしな。とりあえずどんな感じの魔法にするか考えているところ……なのだが、ホノカが考えている途中で妄想の世界に入ってしまったので、やることがない。…………そろそろいいだろうか?
「ホノカ、考えられた?」
「えっ、あ、うんっ! ふたつあってね、いっこは敵を捕まえられるやつ、もういっこは面白いの!」
うん。すごいね、子どもっぽくて可愛い。うん。
「面白いやつはまあ置いておいて、敵を捕まえるやつから考えるか。ベースとなる魔法は……、【轟炎槍】でいいかな?」
「そっ! イメージできには檻か鞭みたいなやつ!」
「んー、鞭の方が汎用性高いから、そっちでいいかな?」
「うん! じゃあ、魔法式は頼んだ!」
「はいはい。維持しやすいように魔力消費量は控えめにして、温度と強度も調節可能にしようか。ホノカ一人でも発動するぐらいにする?」
「ん」
だってさ。じゃあ、書きますか。とはいえさすがに魔法式の全てを理解しているわけではないので、似たような魔法の魔法式を解析することから始める。ベースとなる魔法は上級魔法なので、最上級魔法をベースにした【蒼焔龍】ほどは難しくないだろう。午前中には書き終わるかな。
なぜか全ての記録のアクセス権をもらっているので、王国に存在する秘伝魔法でない既存の魔法は見放題だ。魔導具を使って調べていく。
「ところでホノカ、なんでそんなにくっついて見てるのかな?」
「えーだって、文字ちっちゃいんだもん。レオぐらいに来ないと見えない」
「……そんなにか? てか、ホノカはさすがに全アクセス権付与されてないだろ。バレたら怒られるぞ?」
「あれお、そんな時は守ってくれるよね?」
「っ、なま……。そうだな」
「ふふっ、お願い」
やっぱ、こいつには勝てないなぁ……。まあいっか、こいつなら。
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「ホノカ、書けたよ……って、なんで寝てんの。ほーのーかー、起きて」
「……ふぇ? あぁ、レオンだ〜。おはよ〜」
「おはよう。ほら、書けたよ。ご飯食べたら訓練場にいこっか。これ覚えてね」
「こんな難しそうなの覚えられない……」
「この前よりは簡単でしょ? がんばれ。頑張ったらご褒美になんでもしてあげる」
「なんでもっ!? なんでもっていったよね! なんでもね! 約束だよ!!」
やば。おめめキラッキラ。やっちまったか。
あとがき
どうも。残念ながらGW中に書き溜められなかったのです。
5/10(日)の更新はお休みさせていただきます。
明日から端末を使えない場所に行ってくるので、執筆を進めることができないからです。
いつかいっぱい投稿したいなって思います。最初の日は5話も出したんですよ。
あれが二ヶ月前ですか。時の流れって早いですね




