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転生したら劉禅だったので、諸葛亮に有給休暇を取らせます~MBAホルダーの阿斗、関羽の孤立・張飛のパワハラ・孔明の過労死を組織改革で止める~  作者: 東雲 諒杏
第七部 北伐——取ったものを、手放す

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第121話 李厳の兵糧は、雨で消えません


【建興九年|成都】


一つの嘘が、二通の書状に分かれた。


そして、二通とも、正しい形式で書かれていた。


    ◆


第一次北伐から、三年。建興(けんこう)九年。西暦二三一年。俺は二十四になっていた。


その間にも、北伐は続いた。


一度目——街亭(がいてい)を失い、撤退。


二度目——陳倉の案は、丞相(じょうしょう)が自ら取り下げた。丙種であったからである。


三度目——武都(ぶと)と陰平(いんぺい)を得た。


勝利もあった。敗北もあった。そして蜀軍は、以前より強くなっていた。


兵站表。水源調査。撤退条件。部隊交代。負傷者搬送。指揮官候補の段階的育成。


馬謖(ばしょく)は王平(おうへい)の下で水桶を運び続け、地図へ井戸と傾斜を書くようになった。


諸葛亮(しょかつりょう)も、十日に半日の休養を取っていた。


正確には、休暇監察官へ見つからない範囲で働こうとし、そのたびに木簡を没収されていた。三年で、四十七回である。董允(とういん)が数えている。


それでも、歴史上よりは休んでいる。そう思っていた。


建興九年の出兵は、甲種である。祁山(きざん)を囲み、隴右(ろんゆう)の麦を刈る。そして、終了条件は糧であった。


《糧が九十日を切った時点で撤退》


三年前、劉巴(りゅうは)に指摘されて、六十日から九十日へ直した数字である。


「帰り道に、要りますゆえ」


そう言われて、俺は条文を書き直した。


そして今回、その九十日が、嘘の材料になる。


    ◆


諸葛亮は祁山へ出た。魏軍を率いるのは司馬懿(しばい)。


守りに優れ、相手の疲労を待ち、勝てるとき以外は動かない男。


【司馬懿 字・仲達】


統率 98

武力 66

知略 100

政務 96

忍耐 測定上限超過


固有特性


【待てば敵が死ぬ】

 自軍の損害を抑え、

 敵の兵站・疲労・内部対立が悪化するまで決戦を避ける。


【敗北しても職を失わない】

 一度の戦術的失敗を、政治と長期戦略で回収する。


【病人のふりも仕事】

 必要であれば、身体状態すら政治的手段にする。


測定上限超過。十年前、関羽(かんう)の達成率が同じ表示になった。そして、あのときは、勝ちすぎていた。


今回は、待たれている。


龐統(ほうとう)が、能力報告を読めるわけではない。そして、同じ感想を述べた。


「司馬仲達は、戦わないことで勝とうとする男です」


「陸遜(りくそん)どのと同じですか」


「伯言どのは、火を付ける時期を待つ」


龐統は地図を見た。


「仲達どのは、こちらの食料が尽きる日を待つ」


そして、こう付け足した。


「若君」


五十二である。この人は、いまだに時々こう呼ぶ。


「はい」


「火は、いつか消えます」


「はい」


「飢えは、消えませぬ」


    ◆


諸葛亮は戦場で司馬懿を圧迫した。上邽で魏軍へ損害を与える。麦を刈る。祁山周辺の豪族へ働きかける。


戦術的には、優位だった。


しかし、蜀から祁山へ兵糧を運ぶ道は長い。山。雨。泥。壊れる荷車。逃げる牛馬。


司馬懿を破る前に、蜀軍の食料が尽きる可能性がある。


兵站責任者は、李厳(りげん)。父から、諸葛亮と共に国を託された重臣である。益州攻略時から、輸送と行政に高い能力を示した人物だった。


【李厳 字・正方】


統率 82

武力 78

知略 87

政務 92


兵站管理 96

交渉   88

野心   95

自己防衛 100

責任転嫁 76

情報加工 91


固有特性


【できると約束してから考える】

 大きな任務を引き受けるが、

 困難が生じた際に早期報告が遅れる。


【失敗を政治問題へ変える】

 実務上の失敗を、他者との権限争いへ転換する。


【功績は自分、失敗は天候】

 成果は自己評価へ加え、損失は外部要因として説明する。


有能である。非常に、有能。だから重要な兵站を任せた。


そして、有能な者ほど、「できません」と言いにくい。


二十四年、俺はそれを見てきた。関羽。諸葛亮。趙雲(ちょううん)。馬良(ばりょう)。


全員、断らない人である。そして、全員、断らないことで一度は国を危うくした。


    ◆


李厳から、諸葛亮へ緊急書状が届いた。


《長雨により輸送不能》


《兵糧の継続は困難》


《陛下より撤退命令が出た》


諸葛亮は驚いた。俺は撤退命令を出していない。


だが、書状には皇帝の名がある。暗号印も、正式な形式も、整っている。


三年前、俺が趙雲に皇帝の名を預けたときと、同じ様式である。


あのとき、俺は「責めは私が負います」と書いた。そして、この様式が、正しく機能した。


正しく機能した様式は、正しく偽造できる。


前世で、俺は帳簿の不正を、七件見た。


七件とも、規則を破っていなかった。


破れば、監査で出る。だから、破らない。規則の内側でやる。期日をまたいで計上する。売り先へ先に品を送って、来期に返してもらう。子会社へ渡して、そこで止める。全部、様式どおりである。全部、承認印が揃っている。


そして、いちばん厄介なのは、そのやり方を教えたのが、俺たちだったことである。


様式を整えるほど、整った偽造ができる。二重の承認を入れれば、二人で通す型ができる。控えを取らせれば、控えのほうを合わせる型ができる。


十七年前、俺は写しを二部作らせた。持って行った分が書き換えられても、比べられるように、と。


比べる相手があると、人は片方だけを直さない。両方を、同じように直す。


そして今日、二通が届いている。二通とも、正しい形式で書かれている。


諸葛亮は確認の使者を成都へ送った。到着まで時間がかかる。兵糧は減っている。そして、皇帝の命令を無視することもできない。


諸葛亮は撤退を決めた。司馬懿は追撃。


蜀軍は統制を保って退いたものの、得られたはずの戦果を失った。


数週間後、諸葛亮が漢中へ戻る。李厳から、俺へ別の上奏文が届いた。


《諸葛丞相が、理由なく軍を退いた》


《兵糧は、なお供給可能であった》


《北伐失敗の責任を調査されたい》


俺は三度読み返した。意味が、分からない。


諸葛亮へは、こう伝えた。兵糧が送れない。皇帝が退けと命じた。


俺へは、こう伝えている。兵糧は送れた。諸葛亮が勝手に退いた。


同じ日に、同じ人が、逆のことを書いた。


そして、二通とも、正しい様式で書かれている。日付がある。印がある。項目が揃っている。


二十四年かけて、俺はこの様式を作った。そして、様式が整っているほど、嘘は見つけにくい。


    ◆


「正方どのを呼んでください」


俺は言った。董允が尋ねる。


「拘束しますか」


「まだです」


「文書偽造の疑いがあります」


「事実を確認します」


董允は、それ以上言わなかった。そして、こう聞いた。


「陛下」


「はい」


「先に、拘束しないと決めておられますか」


俺は、答えた。


「決めています」


「なぜでございましょう」


「拘束すれば、この人は政治の話にします」


【失敗を政治問題へ変える】。拘束された重臣は、必ず「派閥の争いだ」と言い出す。


そして、それを言い出した瞬間から、兵站の話は誰もしなくなる。


「実務の話のうちに、終わらせます」


李厳は成都へ来た。表情は、落ち着いている。


「陛下」


「兵糧は、送れたのですか」


「一部の遅延はありました」


「諸葛丞相へは、供給不能と」


「現地担当者が、悲観的な報告を」


「皇帝から撤退命令が出たとも」


李厳の目が、わずかに動く。


「丞相が、そのように理解されたのでは」


責任転嫁が、始まっている。


俺は兵站台帳を出した。


以前の蜀なら、責任者の報告だけを信じるしかなかった。今は、違う。


出発した兵糧。中継倉庫。通過時刻。荷車の破損。雨量。輸送担当者。現地到着。全て、別々に記録している。


一つの数字を、複数の場所から確認できる。


十七年前、俺は陳紀(ちんき)に命令照合をさせた。そして、その帳が、いま、別の目的に使われている。


《同じ帳が、二つの目的に使える。これを、良い制度と申します》


龐統が、二十一年前に言った。


「輸送不能となったのは、いつです」


「五月末です」


「五月二十日の時点で」


俺は台帳を指す。


「不足予測が出ています」


李厳が、黙る。


「雨が強くなる前です」


「荷車の修理が遅れ」


「修理部品の追加申請は、四月に却下されています」


「誰が却下しましたか」


沈黙。李厳自身の印がある。


「追加の牛馬購入も」


「費用が過大でした」


「不足を認識していたのですね」


「対応可能と考えておりました」


【できると約束してから考える】。能力どおりだった。


そして、俺は、そこで一つだけ聞いた。


「正方どの」


「はい」


「四月に、誰かへ相談されましたか」


李厳は、答えなかった。そして、しばらくして、こう言った。


「……相談する先が、ございませぬ」


「丞相は」


「前線でございます」


「私は」


李厳が、顔を上げた。そして、初めて、まともに俺を見た。


「……陛下は、丞相を信じておられます」


「はい」


「私が『できませぬ』と申せば」


「はい」


「——丞相なら、できたと申されましょう」


    ◆


「皇帝の撤退命令は」


董允が尋ねる。


「誰が作りましたか」


「私は、陛下へ撤退許可を求める書状を」


「許可は出していません」


「返信が遅れておりました」


「だから、出たことにしたのですか」


李厳の額に、汗が浮かぶ。


「丞相の安全を考え」


「私の名を使って?」


「緊急時でした」


「その後」


俺は二通目を持ち上げる。


「なぜ、丞相が勝手に退いたと報告したのです」


答えが、ない。


諸葛亮も広間にいる。怒っているようには見えない。それが、かえって怖い。


「正方どの」


諸葛亮が言った。


「兵糧が送れぬと、最初に報告してくだされば」


李厳が顔を上げる。


「作戦は縮小できました」


「輸送路も変えられた」


「撤退時期も早められた」


諸葛亮の声は、静かだった。


「なぜ、言えなかったのです」


李厳の肩が、落ちる。


「丞相に」


初めて、声が弱くなった。


「できぬと思われたくなかった」


能力がある。父から重用された。諸葛亮と並ぶ重臣と見られたい。兵站を失敗すれば、全ての評価を失うと思った。


「私は」


李厳は続ける。


「丞相ばかりが功績を得ることへ、不満もありました」


ようやく、本音が出た。


諸葛亮は国家全体を指揮する。勝てば、諸葛亮の功績。兵糧を運んだ李厳は、当然の仕事をしただけ。遅れれば、李厳の責任。


功績と責任の配分が、歪んでいた。そして、その配分を作ったのは、俺である。


「不満を言えばよかった」


法正(ほうせい)が言った。五十七である。座っている。去年から、立って評定に出ることがなくなった。


「正方どのは、何でもできる顔をしている方が有利と考えたのでしょう」


「孝直どの」


李厳が睨む。


「私は貴殿ほど、恨みを公言できません」


「鍛錬が足りません」


鍛えなくてよい。そして、俺は、そこで一つ気付いた。


この二人は、同じことを言っている。


法正は、二十二年、恨みを公言してきた。そして、生きている。


李厳は、三年、不満を隠してきた。そして、嘘をついた。


公言する場所がある人間は、嘘をつかない。


    ◆


李厳の罪は、重い。兵站報告の隠蔽。皇帝命令の偽造。北伐撤退後の虚偽報告。


一歩間違えば、蜀軍全体が飢え、諸葛亮が孤立し、魏軍に包囲されていた。


死罪を求める声もあった。諸葛亮は、反対した。


「正方どのの罪を軽くするつもりはありません」


「しかし」


「死罪では、兵站がなぜ壊れたかを知る者も失います」


三年前、この人は馬謖について、逆のことを言った。


「死罪が、軍律上、相当と考えます」


そして、俺が止めた。今度は、この人が言っている。


俺は、そこで一つ聞いた。


「丞相」


「はい」


「三年前と、逆でございますね」


諸葛亮は、羽扇(うせん)を止めた。そして、こう答えた。


「はい」


「なぜですか」


この人は、少し黙った。そして、言った。


「幼常は、私が見込んだ者でございました」


「はい」


「ゆえに、私が斬らねばならぬと思いました」


「……」


「正方どのは、先帝が見込まれた方でございます」


「はい」


「——私には、斬る資格がございませぬ」


    ◆


俺は処分を決めた。


李厳。官位剥奪。兵站最高責任者から解任。一定期間、監視下で地方へ移す。


財産の一部を、この出兵の戦死者の家族と、廃棄された兵糧の補填へ充てる。


ただし、兵站制度の改善作業には参加させる。自分の失敗を、全て記録する。


《なぜ不足予測を隠したか》


《なぜ皇帝命令を偽造したか》


《なぜ丞相へ責任を移したか》


三年前、馬謖に書かせたものと、同じ形式である。そして、あの報告書は、二十七行だった。九度、書き直された。


「陛下」


李厳が尋ねる。


「私は、再び官職へ戻れますか」


「分かりません」


「永久追放では」


「今後の行動で判断します」


完全に切れば、李厳の能力も、人脈も、敵国へ流れる可能性がある。だからといって、元の権限へ戻せない。


「次の兵站責任者は」


蔣琬(しょうえん)が尋ねる。


「一人にしません」


俺は答えた。


調達——李福。輸送——王連の後継官僚。倉庫——董和配下の監査官。前線配分——楊儀。全体調整——蔣琬。


責任を分ける。数字も分ける。一人が報告を変えても、別の経路から異常が出る。


「公琰どの」


「はい」


「一つ、足してください」


「何を、でございましょう」


俺は、答えた。


「困ったと言う先です」


蔣琬は、筆を止めた。


「……相談先、でございますか」


「はい」


「五人とも、誰に言えばよいかを、先に決めてください」


「そして、その人の名を、辞令に書いてください」


二十四年、俺は制度を作ってきた。報告制度。異議制度。相談所。命令照合。


そして今日、初めて気付いた。「誰に言うか」を書いていない制度が、多すぎる。


言う場所は作った。そして、言う相手を書かなかった。


【北伐兵站体制を再編しました】


旧体制 李厳へ権限集中


新体制

 調達/輸送/倉庫/前線配分/監査

 —— 五部門分離


不足予測

 三十日前 黄

 十五日前 橙

 七日前  赤


赤報告を隠した場合 即時調査


兵站虚偽報告危険度 71% → 19%


李厳は、死ななかった。無罪でもない。生きて、自分の失敗を記録する。


    ◆


諸葛亮は、広間を出る前に李厳へ言った。


「正方どの」


「何でしょう」


「兵糧を運ぶ者の功績を」


一度、言葉を選ぶ。


「私は、十分に評価しておりませんでした」


李厳が、驚く。


「丞相にも、責任はあります」


諸葛亮は、頭を下げた。


李厳は、すぐには返事ができなかった。最後に、こう言った。声を震わせながら、である。


「その言葉を」


「……」


「もっと早く、聞きたかった」


二年前、趙雲が同じことを言った。


「もっと早く、聞けばよかった」


そして、あのときは、この人が聞く側だった。今度は、言われる側である。


組織の失敗には、悪人が一人いるとは限らない。


李厳は嘘をついた。重大な罪である。だが、嘘をつけば評価を守れると思わせた構造もあった。


一人を罰して終われば、次の李厳が生まれる。


    ◆


その夜、俺は木簡(もくかん)を出した。そして、書いた。


《できると言った人を、後で罰した》


そして、その下に。


《できないと言える場所を、作っていなかった》


二十四年である。俺は、この国に「言う制度」を作ってきた。異議制度。相談所。報告様式。


そして、全部、「悪いことが起きた後」に言う制度だった。


「まだ起きていないが、たぶん起きる」を言う制度が、ない。


不足予測は、四月に出ていた。そして、あの人は、それを自分の印で却下した。


却下したことを、誰も見ていなかった。


俺は、その一行を書き足した。


《却下した記録も、上へ上げる》


十七年前、犍為郡で同じことを学んだ。


《止めた意見の一覧》


そして、それは異議制度に入れた。兵站には、入れていなかった。


制度は、作った場所にしか効かない。


視界に、別の警告が現れた。


【次期重大内部危機】


対象 魏延(ぎえん)/楊儀


相互信頼 0


諸葛亮死亡時

 軍内部衝突危険度 92%


結果予測

 ・魏延反乱認定

 ・楊儀による追討

 ・蜀軍同士の戦闘

 ・魏延死亡


相互信頼、ゼロ。


二十四年、俺はこの数字を三度見た。劉巴と張飛(ちょうひ)。劉封(りゅうほう)と孟達(もうたつ)。そして、今日である。


前の二度は、離した。


「仲よく、しなくていい。仕事が、回ればいい」


そう書いて、職掌を分けた。


今度は、離せない。


魏延は前線の将で、楊儀は前線の政務である。同じ陣に、いなければならない。


そして、二人を同じ上司に預けている。その上司は、三年後に死ぬ。


俺は、その表示を、長いこと見ていた。


兵糧の次は、人間関係が、北伐軍を壊そうとしていた。



〈あとがき〉


「正しく機能した様式は、正しく偽造できる」——三年前、趙雲へ皇帝の名を預けた、あの様式です。


「相談する先が、ございませぬ」「私が『できませぬ』と申せば、丞相なら、できたと申されましょう」。


「幼常は、私が見込んだ者でございました。正方どのは、先帝が見込まれた方でございます。——私には、斬る資格がございませぬ」。三年前と、逆になりました。


「公言する場所がある人間は、嘘をつかない」。法正が二十二年、恨みを公言して生きてきた理由です。


そして《却下した記録も、上へ上げる》。十七年前に学んだはずのことが、兵站には入っていませんでした。制度は、作った場所にしか効きません。


《劉禅文庫 再読『MBAアカウンティング』——不正は、規則を破らない。規則の内側でやる。様式を整えるほど、整った偽造ができる》


次回、第122話「北伐の目標に『長安』は書きません」。


    (西暦234〜239年)


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第116話です。
陳倉攻めは取りやめましたよ
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