チャイサート国物語 登場人物紹介
簡単な覚え書きです。
●シュエ・ユエ・ホア
ある村の地主の娘たちで、三つ子。かしましいおてんば娘たちだが、母親には頭が上がらない。
・シュエ……色に興味を持ち、常人よりも細かな色を見分ける能力を持つようになった。刺繍が得意。
・ユエ……織物はあまり得意ではないが、目利き、商売の方向に能力を発揮。母親の織物事業の後を継ぐ。
・ホア……几帳面で細やか、忍耐力がある。模様織りが得意。
●女地主
三つ子の母。豪快で情に厚い。三つ子を厳しく育てるが、愛情にもあふれている。
●ロウガ
鍛冶屋の弟子でホアの夫。ややひねくれた所があり喧嘩っ早いが、思いこんだら一直線。
●スイリン
官人の娘。天真爛漫で、曲がったことが嫌い。嫁入りの日に孤獣にさらわれた。この日に彼女が着ていた花嫁衣装はシュエが織って刺繍したもの。
●孤獣
神話の時代からチャイサートに住み、死んでは記憶を引き継いで生まれ変わる。常に一頭しか存在しない。熊のような体躯、狼のようなたてがみを持つ。
●ツィージン
儀礼用の布を織る職人の女性。一人旅をし、あちらこちらで仕事を請け負っている。本名が別にある。
●ディラク
山の中で記憶を失って発見された男。ディラクとはチャイサートの言葉で「迷子」の意味。本名が別にある。
●オウレン
山村に住む若い娘。ツィージンとディラクの仲を取り持とうとする。
●トゥリダ
薬師の弟子。不器用だが感受性豊か。
●ジウム
ユエの夫。仕入れや在庫管理の仕事をしている。無口で無表情だが、うちに情熱を秘めているタイプ。