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小説一覧ですぅ。

フォレスト

作者:横谷昌資
最終エピソード掲載日:2026/07/30
天才的な障害者と、“ただの”障害者と––––

老人ホームの介護士見習いとして働く日置航也はミュージシャンを夢見ているが、今ひとつ壁を突破できないでいる日々を過ごしていた。そんなある日、航也はひょんなことから知的障害者である海川航平と出会うこととなる。天才的な絵の才能を持つ航平との関わりの中、航也は音楽や夢、家族、そして社会というものを深く考えるきっかけを得るのだが……。(第一部)

精神の障害を患っている米原一志は、同じように障害を抱えている仲間たちの集う地域活動支援センターで穏やかな日々を過ごしていた。家族や親戚に対する複雑な思いを抱いている一志は、仲間たちとの対話の中から自分自身の生き方や将来を見つめていく。これは回復の“その後”の物語。(第二部)

誠実な両親、優しい兄。高い知能指数を持つ中学三年生・古屋雅哉は日々を穏やかに過ごせていた。クエスチョニングの状態という悩みはあるものの、それもゲイの先輩の進藤文彦や精神科医の都雪尋との対話を重ねていく中でだんだんと落ち着いてきている。毎日が和やかに過ぎていく中、雅哉は“親とうまくやれていない”者たちの話を直接的にも間接的にも触れ、いつか彼らもそれを乗り越えられたらいいと、傍観者の立場からそう願わずにはいられないのだった。(第三部)

第一部は「他人」の物語である。
第二部は「家族」の物語である。
第三部は「社会」の物語である。

第四部は、「世界」の物語である。

高校生になった瀬戸理一はクラスの自己紹介の最中、机に生えたアメーバという謎の怪異との邂逅を果たす。その机は自分は誰かの残留思念であり、あらゆる予測を否定することで世界の危機を処理する能力〈サイド・マウンテン〉を理一が持っているのだと説明するのだが……。新しく友達になった同級生の猪瀬純輝たちと音楽部を立ち上げバンド活動をする中、理一は数々の“世界の危機”と対峙しながら自分自身の出生の秘密を知ることになるのだった。一方、精神の病気を患っている木下栄吉は、ただただひたすらに己の世界を探求し続ける。人々の織り成す糸が複雑に絡み合うその果てに待っているものは世界の救済か、それとも滅亡か。これは、“家族”の新しい物語。(第四部 または寂しさの輪郭(かたち))

この作品は「カクヨム」「ステキブンゲイ」にも掲載しています。
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