第7話 いつかの5/31〜6/6
■5月31日■
【目覚まし時計】
鳴り響く大音量目覚まし時計のスイッチを叩いたところ、デジタル文字盤が青く光って音が止まった。
■6月1日■
【家庭科の教科書】
学校に行く途中、家庭科の教科書を持っていないことに気づいた。母に電話をして持ってきて欲しいと頼んだが、どこにあるのかわからないと言われ、自宅に取りに戻った。急いで教科書を持ち、時間がないので車で送って欲しいと頼むと、母が玄関でふざけ始めた。「もういい」と家を出ようとしたところで車を出す準備を始め、結局車で学校に行った。
■6月2日■
【夜行バス】
バスの中で男女が数名ずつ寝ていた。自分がバスを降りると、突然腕から血のように赤黒い塊が生えてきた。
■6月3日■
【うさぎと遊ぶ】
雨が降る中で、うさぎたちとトランプをしたり鬼ごっこをしたりしていた。
■6月4日■
【プールのリンとルカ】
プールサイドに鏡音リンと巡音ルカがいた。リンはなぜか両手を腰に当てて威張っており、体育座りしたルカがそれを見上げていた。
■6月5日■
【漫画最新巻】
剣と魔法の世界系の漫画の最新巻を買って、部屋で読もうとしていた。
■6月6日■
【カイト】
自分には自由に出したり消したりできる翼があった。
飛んでいった山の上で『カイト』と名乗る人物と話していると、カイトの父親がやってきた。三人で話をしていると、突然水たまりのどろどろした土が泡立ち始めた。嫌な予感がしたのでカイトを掴んで飛んで逃げようと思ったが、重くて運べないカイトの父親がこの場に残されてしまうのでどうしようかと悩んだ。
泡立つ泥の中から巨大なシャボン玉のようなものに入った人物が現れ、自分はそれを『オルバ』だと知っていた。オルバは腕に装着している魔法道具でカイトの父親の顔を撃ち抜き、水弾で穿たれた大きな穴から空が見えていた。穴の開いた顔は粘土のようで、現実味がなかった。
自分はカイトの両脇を掴んで飛んで逃げ、ショッピングモールで仲間と合流した。仲間の女の子と男の子にカイトを紹介し、これからは自分たちが親を亡くしたカイトの傍にいることにした。




