おじさんの修行な日常、再び3
琥珀色の時は貴方が長い眠りにつく時
それならば私は、
安らかな夢を見れること祈りましょう
また貴方と、再び逢える時まで
貴方のためならば、
止まり続けた時を永遠に、私が生き続けることになろうとも、
貴方がいる限り、貴方を思って生き続けられるならばそれでも構わない
何度朝日を、何度星空を一人見上げることになろうとも、
私が愛した貴方と再び逢えるなら、
記憶の中で笑う貴方を思い出せば、この寂しさなんて忘れられる
この寂しさを見ない振りが出来るから
だから、どうか。私を忘れないで
多くは望まないから、
私が愛した貴方だけは、私のことを、
私と過ごしたあの日々を、覚えていて
私は貴方の目覚めの時を待っている
どんな岐路が待っていようと、貴方と同じ道を歩いて生きたい
貴方が再び、眠る時がくるまでずっと
私は貴方の側にいると誓いましょう
例え、その時どんな大切なものを失うことになろうとも
貴方を愛すことが、私の使命だから
おじさんはあれから寝室にしている部屋へと戻った後、すぐに着替えをし始めていた時、書庫で隠すように本との間に隠されていたあの本、「紫髪の少女の生きる道」を内容のことを考えていた時に、思いついた詩だった。
折角、“歌姫に愛された者”の加護があるんだし、活用しないとねぇ。
まあ、ジークさんの前では歌わないけど。……読んだことバレちゃうといけないし、歌ってもノリトくんの前くらいかなと考えながら思いついた詩を走り書きした後、そのメモ帳を懐のポケットにしまいこみ、おじさんは寝室にしてる部屋から出たのだった。




