おじさんの修行な日常〜森編〜2
ジークさんから借りたかった物を借りることが出来て、おじさん大満足〜。
三日間食事や睡眠を摂らずに地図を書き上げていた時に見つけた、何かを作業するにはちょうど良い空間へと移動しましょーと。数分掛けてその場所へと移動した後、おじさんは湖へとバケツに水を汲みに寝床近くまで戻った。
バケツに水を汲んだ後、溢さないように細心の注意をはらいながら目的の場所へと戻り、バケツを地面へと置いた。おじさんは手に持っていた物をスコップに持ち直し、地面の土を広く浅く無心で掘っていく。
ある程度の土が掘り出せた後、掘った跡を平らにする作業をし始めるのだった。
あれから三日ほど経ち、森生活も十一日目になった。おじさんはまた懲りずに何も食べない状態で、土で作品を作っていた。我ながら自画自賛したくなるような集中力だわぁ、と考えながらもひらすらに無心で作品に没頭する。
おじさん、無人島に流されてもきっと生きていけるわ。多分、いや……確実に野生化する自信がある。
修行なはずなのに凄く楽しいわぁ、と考えながら作品の仕上げていくと……、なかなか上出来に出来た猫の銅像と、トランプタワーをモチーフにした城が完成した。壊れないか心配なので、壊れませんように……と祈っといた後、寝床にスケッチブックと色鉛筆を取りに戻るのだった。
出来た作品を、どんな色で塗ったら綺麗なのか想像しながら絵を描くのもなかなか楽しかったの〜!
何も食べずに眠り、やっと空腹を抱き始めた森生活十二日目。かれこれ四日間は食べていない。ふらふらとした足取りで湖に向かい、魚を捕った後、軽く腹ごしらえをして更なる食材を見つける為に、地図を片手に森の中をふらふらと歩き回った。
途中で林檎の樹を見つけ、毒が入っているかもしれないと言う考えを持たずに食べていた。それからおじさんは果物に限らず、植物も茸も、万が一毒が入っていたら……なんて可能性は全く考えずに次から次へと食べていく。
勿論、食べたものは全てスケッチブックに、色鉛筆で色をつけ描いたある。
無闇に何かを食べたのがいけなかったのか、それから一週間寝床から動くなかった。……良い子の皆は知識も無いまま、知らない植物を口にしてはいけないよ! おじさんはそのことを身を持って知ったよ……、コタくんがここにいたら間違えなく、お説教コースだわぁ。
森生活十九日目。すっかりと元気になったから森の中をふらふらと、途中で綺麗な野鳥や植物を描きながら歩き回り始めて三時間が過ぎた時、背後の草むらの方から音が聞こえてきたから、おじさんは振り返ってみるとそこには……。




