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終末世界、AIと生きていく  作者: 雛月 みしろ
1章:”シエスタ”
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7/8

由良の日記:2053年9月18日

2053年9月18日(金) 天気:曇り


 今日したこと

 ・遠出の準備


 明日しないといけないこと

 ・“シエスタ”の所に車を取りに行く

 ・遠出に持っていく物の積み込みと最終確認


 今度の目標

 ・他の生存者を見つける

 ・“ルシエラ”と“シエスタ”の部品の確保


竜胆の花言葉:勝利、誠実、悲しんでいるあなたを愛す、あなたの悲しみに寄り添う


懐かしい夢を見た。冬休みに朝日と天体観測に行った時の夢。きっと遠出の準備をしたから昔の記憶が呼び起されたのだろう。それで寂しくなってなんとなく散歩に出かけてたら公園で竜胆を見かけた。前に朝日と竜胆を見た時も秋だったはずだから今の時期が見ごろなのかも。昔も今も朝日に助けられてばかり。でも朝日のおかげで過去と決別できた気がする。いつか朝日に自慢できるように頑張ろう。


 私は手帳を閉じ、机の隅に視線を移す。そこには久しぶりに取り出した朝日からプレゼントされたネックレスが飾ってある。朝日との思い出が詰まった一品だからこそ見ると辛くなっていたからしまい込んでいたもの。でも今は温かい気持ちになれる。朝日のことだからきっと私のことを見守っているんだろうなぁと思えてしまう。

「よし、明日から切り替えていこう」

『“ユラ”貴女なら何があっても大丈夫ですよ』

“ルシエラ”はそう言ってきた。私は何も伝えていなかったのに。

「ありがとう。今日はもう寝るね。おやすみ“ルシエラ”」

「はい。おやすみなさい“ユラ”」

“ルシエラ”との会話を終えてベッドに入る。午前中に寝てしまったけれど思ったよりも疲れていたみたいで私は意外と早くに眠りに落ちた。

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