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35.色々な事

 数日後。


「それはこっちに運んでくれ」ししゃもが話した。


 埃が舞う屋敷の中でししゃもは業者に指図をしている。


「ベッドは十七個あるか」ししゃもが尋ねた。


「はい、旦那。それぞれの部屋で組み立て中ですよ」業者が話した。


「布団の数は大丈夫か」ししゃもは布団の数を確認した。


「毛布も十七枚あるな。問題無い」ししゃもはそう呟くと大広間に移動した。


 大広間にはししゃもが雇用した使用人が並んで立っている。


「初日から済まないが埃が多くてな、掃除を頼めるか」ししゃもが話した。


「はい、旦那様」中年の女性が返事をした。


「隊長、まだ食器類が届いていません」緑川さんが話した。


「了解した。確認を取る」ししゃもは大急ぎで業者に確認を取った。


「旦那、食器類は夕方に届きます」業者が話した。


「成程、了解」ししゃもは少し慌てている。


「隊長、後は私がやりますからゆっくりしていて下さい」燕ちゃんが話しかけた。


「済まないな、慣れない事でテンパっていたよ」「家具とか諸々、一気に注文したからな。ふぅ」ししゃもが話した。


 ししゃもは休憩を取りに庭に移動した。みんなが集まって会話をしている。


「みんな、夜まで掛かりそうだ」ししゃもが話した。


「お疲れ様です。隊長」とんかつ君が話した。


「盛り上がっていたみたいだけど何の話だ」ししゃもが尋ねた。


「ひよこ団の件ですよ」毒蛇さんが答えた。


「あぁ、成程な」ししゃもが頷いた。


「岳さんが考案した戦術が面白そうなんですよ」七味さんが話した。


「お、まじか。どんな戦術なんだ」ししゃもが尋ねた。


「二人組で部隊を編成するって話です」小麦ちゃんが答えた。


「俺たちは行動する時、二人組だろう。戦争においても二人組なら連携が取りやすいと思ってな」岳ちゃんが話した。


「それは良い案だな」ししゃもが話した。


「隊長、俺達は兵隊を何人貰えるんですか」森羅万象さんが尋ねた。


「ある程度、兵隊は貰えると思うが、ギルタス様次第だな」ししゃもが答えた。


「これは秘密の話だがバトルカードの裏技もみんなに教える」岳ちゃんが話した。


「どんな裏技なんですか」こてぺそちゃんが尋ねた。


「二人組ならメインとサブに分けるんだ。そしてサブがスタミナ減①のカードをメインに使用する。これだけで十五分間、他のカードは適用されない」岳ちゃんが説明をした。


「これを【先掛け】と言う。普段から意識して連携を取ればバトルカードの脅威から身を守れる」岳ちゃんが再び説明をした。


「成程、それは重要な話だな」ししゃもが話した。


「まぁ、カード屋から聞いた話だが、二人一組の連携は俺のオリジナルだ」岳ちゃんが笑った。


「おぉ、流石は岳さん。良いアイディアですね」毒蛇さんが話した。


「きっとパニックになりますよ」りこっちが話した。


「ひよこ団と戦う際はゾンビアタックが彼らの手法でしたが、この世界ではステータスが半分になりますからね」毒蛇さんが話した。


「その点は有利だな」ししゃもが頷いた。


「ひよこ団の正確な人数が知りたいですね」りこっちが話した。


「俺の予想では四十人くらいだと思っている」ししゃもが話した。


「四十人か、序盤は苦戦しそうですね」森羅万象さんが話した。


「まぁ、みんなの強さなら何とかなるだろう」ししゃもが話した。


「戦争まで時間があるのなら訓練をしておいた方が良いでしょう」毒蛇さんが話した。


「賛成です」ふみふみさんが話した。


「みんなで訓練をするべきです」阿修羅さんが話した。


「了解」ししゃもが頷いた。


「後の問題はめいめいさんだ。隊長に任せても良いですか」森羅万象さんが話した。


「あぁ、勿論だ。彼女の装備は全てユニーク装備だからな」ししゃもが話した。


「うちのギルドでは隊長と岳さんが該当しますね」りこっちが話した。


「岳ちゃんでも良いな。まぁ、二人のどちらかがめいめいさんを倒す」ししゃもが話した。


「了解」岳ちゃんが話した。


「ギルド戦と戦争はどう違うんですか」とんかつ君が尋ねた。


「ギルド戦はあくまで時間制限の中で戦うが戦争にはそれが無い。戦争は軍を指揮して戦うがギルド戦は個人の戦いだ。まぁ、戦いの中で慣れていくしかない」ししゃもが説明をした。


「しかし、軍を指揮か。上手くやれるかな」とろろ君が話した。


「馬に乗る練習もしておいた方が良いな」ああああさんが話した。


「何はともあれ訓練だ」森羅万象さんが話した。


「まぁ、今日はゆっくりしようよ」ししゃもが話した。


「しかし、隊長が騎士ナイトの位を貰えるなんて思わなかったな」阿修羅さんが話した。


「貴族の中でも最下位の位だから大した事は無いぞ」ししゃもが話した。


「でも、隊長。爵位が上がると領地を貰えるんじゃないですか」とろろ君が話した。


「さぁ、どうなんだろう。領地が絡むと利権狙いの貴族に目を付けられるぞ」ししゃもが話した。


「まぁ、その時はその時だよ。ししゃもさん」岳ちゃんが話した。


「うーん。そうだな」ししゃもが頷いた。


「それから、商売の件だ。戦争が始まるまでの間、防具と武器。兵糧を大量に仕入れる」ししゃもが話した。


「おぉ、やっと商売が始められる」ああああさんが話した。


「これまでは大きな倉庫が無かったからな。屋敷の敷地内に大型倉庫を立てるよ」ししゃもが話した。


「バックパックは家庭用の倉庫一個分が限度ですからね」毒蛇さんが話した。


「俺の保有しているバックパックは七個だが、それには兵糧を詰め込む」ししゃもが話した。


「兵糧部隊が居るんじゃないですか」とんかつ君が尋ねた。


「万が一の為だ。何らかの理由で兵糧が届かない場合はそれを使用する」ししゃもが答えた。


「成程」とんかつ君が頷いた。


「とは言え。兵隊の数にも寄るが一日分の食料が限度だな」ししゃもが話した。


「隊長、お茶をお持ちしました」緑川さんと使用人がお茶を運んできた。

◆登場人物


◆ししゃも 物語の主人公。【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のリーダー。


つばめ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


毒蛇どくへび【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


◆うすしお【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


たけ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


緑川みどりかわ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ああああ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とんかつ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


麦茶むぎちゃ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


小麦こむぎ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とろろ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


森羅万象しんらばんしょう【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


七味しちみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆こてぺそ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


阿修羅あしゅら【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ふみふみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆りこっち【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◇設定資料


◇【ゾンビアタック】命の石で何度も復活する戦術。宛らゾンビの様な動きをする為、そう呼ばれている。

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