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23 ミントと違和感を混ぜた感じ

 俺は早くも全身を意識し終え、必然的に意識を向ける対象は自分以外となる。


 服。俺が着ている服。軽い。だがある。繊維。細かな繊維。イラスト。インク。懸濁液。


 地面。コンクリート。硬い。広い。つながっている。地球そのもの。宇宙に接している。


 空気。酸素と窒素。混合気体。見えない。呼吸。吸う。吐く。無味。無臭。


 分子。陽子。電子。粒子。素粒子。モル。この世の全ては粒の集合。ヒッグス粒子ってなんだっけ。


「・・・・何考えてんだ、俺」


 なんか一周したわ。何がどう一周したかはわかんないけど、なんとなく一周した気分だわ。ぐるっと一周したわ。そもそも一周って何。


 ふと、掛道の赤い手に目が止まる。意識してみる。


 手。赤い。魔力。ガス。オーラ。魔法。この世界の法則。ルール。神。


「ん?」


 一瞬、手に何か感じた。ミントと違和感を混ぜた感じ。どんな感じだ。


「きましたか? 先輩?」


「多分、少しきた。ミントと違和感を混ぜた感じ」


「どんな感じですか・・・・」


 全くだ。


ここにきて二日連続投稿というね。あの停滞は何だったのかっていうかね。

精進します。

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