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98話、葵と御一行 結論は後回し!

今回はちょっとばかり短いです。




聖剣を持っとくのはずっと遠慮したい。

だかしかし!国王様とか雲の上も雲の上もの人とちょっとでも関わるのも遠慮したい。

下手したら呼ばれる!小説で読んだもの!!

ありがたいけど出来ればお貴族様も関わりたくなかったのに、関わりできちゃったし!

と言う事で

「そのご提案、一旦持ち帰らせて頂きます!」

思ってたより元気に言っちゃったけど。

一瞬目を丸くしたギルドマスターが

「…まぁ私は献上しようがしまいがどちらでも構わないから、構わないわよ。ふふふ、出来るだけお貴族様と関わりたくないって言うのはわかるしね!」

ふふふっ!ってずっと笑ってる。

とっても妖艶だわぁ!!

そんな技術どうやって身につけるの!?

外見好みに変えても、中身が全然変わらないから女の魅力?的なのだせない!

ちょっと真似してみよう。って事で座り方から真似してみたけど、なんか違う。

「貴方には100年早いわよ!うふふ!」

くっ!ギルドマスターが眩しいぃ!!



ギルドから直ぐ出てくるつもりが1時間くらい真似っこして、全然うまく行かなくて最初はただただ妖艶に笑ってたギルドマスターが爆笑してた。

お腹抱えて爆笑してるのに、なんかそのまんま綺麗でちょっと妖艶なの。なんで???

真似してたらいつも使わないような筋肉使ったのか、よくわからないところがあちこち痛い。

ぐったりしながらジルとの待ち合わせに場所に向かった。

ジルが私の顔見てなんか可哀想なもの見る目してたけど、えっとこれはどう言う意味ですか?

反応に困って横のスノーとノア見たら居なかった。

どこ行った!?

キョロキョロあたりを探したら、ちょっと先の串焼き屋台の前に陣取って勝手に注文してた。

「いやいやいやいや!何勝手に串焼き買ってんの!?」

悪態つきながら慌ててそっち行ってたら、ジルも

「いつの間に!?ついさっきまでここいただろ!」

って追いかけて来た。

目にも止まらぬ速さってこう言うことか!

…………え?違う??あってるでしょ??



へいっ!潜る前に借りたお家を無事に借りられたようで、現在リビングにて、アイテムボックスにあるドロップ品を書き出した紙を見ながらジルと相談中です。

絶対売らないって言うのをあらかじめリストから外しておこうと思ってさぁ!えーと、

お肉と魚介類の身はもちろん全部!

マジックバック(中)

宝石を各5個ずつと鉱石も各5個ずつ

守護の指輪

幸運を呼ぶ4連パールネックレス

このくらいでいいかなぁ。

宝石残すのなんか言われそうだなー。

「やっぱり宝石好きなんじゃん!」

ほら来たー!

「そこまで興味ないだけで、全く興味がないとは言ってないです!たぶん!!」

じとーっと見られたから見返しながら答えたけど、たぶん全否定はしてない…はず。

あれ?そこまでってつけなかったかな?わっかんね。

居心地悪くなってツイッと視線逸らした。

「まぁいいや。アオイは女の子だし問題ないでしょ!」

宝石=女の子ってなんか違うくない?

「男の人でも宝石好きな人いらっしゃるでしょう?」

「少なくとも一般庶民には居ないと思うけど…まず買えないし!」

「帰るんだったら待っときたい人絶対居ますって!」

「そうかぁ?」

「そうです!」

「ふーん?」

「絶対!」

「……この話どこで着地する?」

「………」

「うしっ!次は聖剣に関して考えよう!」

よくわからない空気になったまんま聖剣を見つめる。

「ギルドマスターが冒険者ギルドを通して、国王様に献上してもいいんじゃないかって言ってました!出来れば持っときたくないんですけど、王様なんて何がなんでも会いたくないです!!」

一般ピーポーの私には王様なんて雲の上の存在は、遠目に見るくらいが丁度いい!

「ギルド通してなら合わないんじゃない?」

「元いた世界で読んだ小説では、ほぼ献上=謁見でした!」

ずいっとジルに顔を近づける!

その方が説得力増すような気がしてね!

体ごと逸らされて距離縮まんなかったけど。

「そ、そうか。んー、どうすっかなー」

頭ガシガシしながら考え込んでるジル。

「ちなみに、献上したら面倒な貴族を牽制?してもらえるかもっても言ってました!」

私にはわからないから言われた事伝えて、ジルに丸投げ!

私が決めるより、たぶんいい案くれそうだし。

「決めた!一旦保留!ってことで飯食おう!そうしよつ!」







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