71話、葵御一行は狩りに行く
街を駆け回って数日、とうとう虹色蜘蛛の解体が全部終わった。そしてお金もがっぽり!
魔物のお肉半分、素材全部と、虹色蜘蛛の素材は4割買い取ってもらって、依頼報酬もまとめて…大金貨4,200枚。
4,000枚分は白金貨になりました。
こんなに早く大金持ちの仲間入り出来るとは…
結構使ってるのに増え方がすごいから貯まる一方です。
わーい!わーい!!
まだ二つ目の街だよ??
まぁそれは置いといて、約束通りやって来ました。森の中!
「では主、我らは狩りに行ってくる」
「はいはーい。何回でも言うけどくれぐれも、本当にくれぐれもドラゴンとかは取ってこないでね!?」
「わかっておるから何度も言うな!!」
「ははっ!俺も食わせてもらってばっかじゃアレだから、食糧調達出来るだけ頑張るよ!スノー達に持ってかれて何もできなさそうだけど」
『あるじ、ノアいっぱいたおしてくるねー!』
ひらひら〜って手を振って送り出す。
私はトランクでお留守番。
明日も狩るらしいからまた大量なんだろうな…解体に時間取られそうだけど。
アティスで解体してもらったお肉は、ドラゴンとワイバーンと、ミンチにしたやつ以外無くなった。
んー、とりあえずレシピ本に載ってた、ミンチとカボチャのグラタンとロールキャベツにしよう。
準備するの面倒な時用に大量に作って作り置きもしとく!
えーとあとは、、ジャイアントドードーも残ってんじゃん!
チキンカツを揚げて、ソースを作って…とり照りも作って、ワイバーンのお肉をスライスして牛丼も作って。
あとは、ポテトサラダも久しぶりに作っちゃおう!
ふんふふんふふーん♪
さて、朝の9時くらいに街を出て1時間くらい走って、お昼ご飯食べる前から狩りに行き、帰ってくるかと思ったらそのままだから1人カップ麺啜ってずっと作ってた。
こんなもんかなーって窓を見たら建物の外は真っ暗。
てことはトランクの外もすでに真っ暗だから7時間は経ってるけど、どんだけ楽しんでるんだろ…
コンコンッ!
噂をすればじゃないけど、考えてたらちょうど帰ってきたみたい。迎えに行きますかー!
「今回もハッスルしたんだね。」
目の前には魔物の山が2つ。
ロックバードが×4
キマイラ×1
ブルーシープ×3
キングブル×2
レッドベア×2
山2つだけど全部がデカいだけで数は思ったより居なかった。
…キマイラって実物マジで気持ち悪い。
「キマイラって食べるの?気持ち悪いから個人的にはあんまり食べたくないけど」
「挑んできたから狩っただけだ。食べれなくもないが硬くて疲れる」
ふんすっ!て感じでスノーが教えてくれた。
「じゃ食べない方向で!」
スノーの顎でも疲れるってやだ。どんだけ硬いのよ?
「ん?出かけて時間経ってる割には意外と少ない…?」
「この森蜘蛛の魔物だらけであんまり他のが居ないのか、スノーの気配感知でも見つけるのにちょっとかかったんだよ」
「そうなんですか?ちなみにジルの成果はどれですか??」
「俺はブルーシープ1匹だけ。けどブルーシープはBランクだから、なかなか金になるよ!」
へぇーー。キマイラをうぇーって言いながらアイテムボックスに入れて、他も次々入れていく。
魔物の山を片付けて、トランクに戻りながら
「サクッとお風呂に入って晩御飯にしましょう!お昼食べてないからお腹空いてるでしょうし!」
『ごはん!ごはんー!』
「ノアちゃん、まずは狩りの汚れを落としてからご飯は食べるんだからね?」
『はあーい!!』
いい返事を聞いてから、トランクに入って行く。
「まずはジルとスノーが入ってください。スノーに時間かかるだろうし」
階段を降りて、ダイニングに向かいながら言うと
「了解!スノー、ちゃっちゃと入りに行こうぜー!」
ってダイニングを素通りしてお風呂に向かった。
脱衣所に何故か鍵付きの棚が4つあって使い方わからなかったけど、もしかして誰かと共同で使う事を想定してたのかもしれない。私もジルもパジャマと下着はそこに置いてる。
ノアちゃんと入ってサッパリしてから、ご飯をアイテムボックスから出す。
グラタンとお風呂待ってる間に作ったコンソメスープ。
白白でなんか見栄え的に変かもと思ってポテサラは次に回す。
「どっちも熱いから気をつけて食べてね?」
「今日はよく出るコンソメスープと…主、こっちの白いのはなんだ??」
私が好きだからコンソメスープ出してるけど、よく出るって言われるほど出してるかな??
「あー、白いのは今日のメイン、ミンチとカボチャのグラタン。上手くできてると思うから、食べてみて!」
「いつも思うけどいい匂い!美味そうだから、お先にいただきまーす!」
ってすっかり慣れたいただきますの挨拶をしながらジルがぱくりっ!と一口。
「あっち!けどうめぇーー!!!」
それを黙って見てたスノーもぱくり。からのガツガツいく。
ノアちゃんのは出す時に出来るだけ冷めやすいようにチーズに切れ込み入れたけど、まだ熱かったみたいでスノーに魔法で冷ましてもらってパクパク食べてた。
お口に合ったようでなによりです。それでは私も
「いただきます!パクッ…………久々のグラタン美味しい…」




