48話、葵と従魔'sの帰領
ムニムニ。ムニムニ。
顔を何かに押されてる感じがする。ん〜?これちょっと前にもあった気がするぞォ?なんだっけなぁ。
てかちょっと苦しい。
でもまだ眠てたいから目は開けない。
「アイタッ!!」
今度は強めに大きな何かに頭を叩かれてて嫌々起きると、目の前にスノーくんのドアップ。目線を下げると胸の上にはノアちゃんがちょこん。
頭叩いたのスノーで、顔押してたのと苦しかったのはノアちゃんがやってたんだね。
「主寝過ぎだ!いくら魔力切れとはいえ飯も食べずに一晩経ってしまったではないか!」ふんすっ!ってスノーが怒ってるけど
「待って!一晩!?!?」
ワイバーンの時も一日中寝てたみたいだけど、あの日は魔力切れと恐怖からだと勝手に思ってたのに。
だってワイバーンの前まで魔力切れても数時間で起きてたじゃん!
「まぁ、魔力の総量が上がっているようだし、使える魔法も増えて、今回は2種類を使ったから仕方ないと言えば仕方ないが。まぁそんな事は後だ、とりあえずあのロックバードをアイテムボックスに入れて、飯だ飯!」
「そんな事じゃないし!!やっぱ最近私に対して扱い雑になってるよね?」
「…………」フイッて目を逸らすスノーくん。おい、こら!
ムカつきながらロックバードを触ってアイテムボックスに入れる。
起き上がった時ノアちゃんは私の肩に移動して、ほっぺにすりすりしてきた。はぁ可愛い。癒しだぁ!
トランクに入ってご飯を作る気も起きないから、今日はスーパーの惣菜です。
コロッケ、トンカツ、チキン南蛮etc…バンバン放り込んで、自分の分は菓子パン1個。スノーのお皿に乱雑に盛って出す。ノアちゃんは焼肉弁当を買ってお皿に移して出す。
スノーが居るから安全に過ごせてるのはわかるけど、ムカつくもんはムカつくから、怒ってるんです感を出す。
黙々と食べて食後のコーヒーを飲む。
スノーがチラチラ見てるけど、焼いたりしたやつじゃないけどちゃんとご飯は出したから無視無視。
お風呂に入りたいけど移動で汚れるかもしれない。
外に出て、トランクをアイテムボックスに入れたら
「このままアティスの街に帰ります」
ツーンとした態度のまま宣言する。
心なしかしょぼくれたスノーが
「主、機嫌を直せ」
って言ったけど知らなーい!フンッ!!
背中に乗って街まで走り出したスノーは少しだけスピードを落として走ってくれたから叫ばずに済んだ。
門まで着いて門衛さんから
「お帰りなさい!予定より遅かったですねぇ」
って声かけには苦笑いでノアちゃんを見せながら
「従魔が増えたり色々ありまして…」って答えて木札を返して、そのままギルドに直行した。
お前の分はまだ買い取らねえぞ!って圧をかけてくるギルドマスターはスルーして、ライラさんに問いかける。
「従魔が増えたので登録したいんですけど?」
「追加登録ですね!こちらに新しい従魔の情報を書いてください!ランクカードも一緒に提出お願いしますね!」
との事。さっと種類、名前を書いてカードを一緒に渡す。
「フェンリルの次はケット・シーですか…」
って唖然とされたけどなんで??
「登録が終わったので、ランクカードをお返しします!」
ライラさんからランクカードを受け取って、
くるりとギルドを後にする。
「なんだ?あいつなんか怒ってねぇか??」
「ギルドマスターもそう思います??」
って2人の会話が聞こえてきた。そう!怒ってるです!
その後は宿に行って部屋に入る。
ノアちゃんは入れてあげられなかったから、従魔小屋でスノーと一緒にいる。残念。
さて、自分のレベルはどこまで上がったのか。
【ステータス】
名前 アオイ
年齢 20
種族 人
職業 不明
レベル 32
体力 268
魔力 284
攻撃力 106
防御力 91
俊敏性 71
スキル 鑑定 アイテムボックス∞
火魔法 雷魔法 氷魔法 水魔法
固有スキル 大型ショッピングモール(+1)
加護 状態異常無効化
おお!?大幅に上がってる!
しかもテナントも1つ解放されるじゃん!
【大型ショッピングモール】
解放条件に達しました。
どのテナントを開放しますか?
・キッチン用品専門店
・ドラックストア
キッチン用品専門店!ドラックストアも捨て難いけど、目下の悩みはお肉だからキッチン用品専門店にする!
追加されてたてを開いて、何々〜プロから
アマまで御用達!特別フェア開催中〜普段はネットや業者販売中心のものまで〜!ですと!?
スライサーとミンサー来たーーーっ!
もちろん即買いしますって!!小金貨3枚で買えるなんて!安い!安いぞ!
こっちで探したら絶対クソ高いはず!
スライサーは半冷凍したお肉を使うのね。
氷魔法の調節頑張ろう!
やったぁーーっ!!!!




