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49話、葵と従魔'sは隊長さんを迎える




スライサーとミンサーを買えてルンルンで従魔小屋に行って、そのままトランクに入る。

スノーはびっくりした顔してたけど、何にも言わない。

「スノー!もう怒ってないよ!怒ってごめんね!」

「我も、悪かった。主が魔力切れを起こさず済むようにこれからはしかと配慮する」

私から謝った。大体途中から何にムカついてたのかわからなくなってたし。あははっ!ほんとごめん。

スノーもこれからは魔力考えてくれるって言ってくれたから全てチャラ!!


ダイニングに入って、買ったばかりのミンサーとスライサーを出す。お肉を大量に処理するからまた、キッチン用品専門店を開いて大きいボールを10個と大きいバッドを10個買ってテーブルに置く。

まずはレッドブルのお肉を出してミンサーに突っ込む。ぐるぐるぐるぐる。

ひたすらぐるぐるぐるぐる。

腕死ぬ!待って本当にこれマジで腕死ぬって!

ボール2つ分何とか回し出して今日の作業は終了。

一応ラップをしてアイテムボックスに入れる。

ミンサーも洗えるところを洗ってアイテムボックスへ。

使ってないボールもアイテムボックスへ。

ギガントミノタウロスのお肉を出してスライスする。

が、半冷凍状態にしたいからスノーにお願いする。

「あまり繊細な操作は得意ではないが…」

とか言いながらいい感じでやってくれた!

おかげでサクサク切っていけた。それでもミンサー使って腕死んでるからキツかったんだけどね。へへ。

大鍋を買って、玉ねぎを細めのくし切りにして準備万端。

鍋に油を入れて玉ねぎを炒める。醤油、砂糖、酒、味醂、粒状出汁、水を入れて煮立たせて、スライサしたお肉を入れて灰汁を取りながら煮る。充分火が通ったから止めてアイテムボックスに一旦入れる。

お米を研いで水につけて炊くだけにしたら

「私はお風呂に入ってきます!」


鼻唄歌いながらお風呂に向かった。

ノアちゃんも一緒にきたから先に洗ってあげて、仲良く一緒に浸かりました。さっぱりしたーっ!

美容も欠かさずやってるから肌ももちもち。尚更気分良くダイニングに戻ってスノーに乾かしてもらってご飯を炊く。

炊き上がったご飯を丼によそって、アイテムボックスから取り出した大鍋のを上にかければ、牛丼の完成!

パチパチパチパチーっ!

「お待たせーっ!さぁ食べよう!!」

お風呂に入る前から目をキラキラさせてたスノーくんは

「うむ!薄い肉だと侮っていたが美味いな!」

って言いながらガツガツ食べる。

ノアちゃんも一口食べて「ニャー!」って鳴いた後はパクパク食べる。お口にあったようで何よりです。

私は食べながら酎ハイを飲み、何となーくアイテムボックスの中にある物リストを見て気付いた。ブドウとって食べてなかった。

取り出して、ふさから外し水洗いしたのをボールに入れる。デザートに食べよう。

「おかわり!」「ニャニャッ!」って2匹の声に答えながら夜は過ぎてった。

あ、昨日今日でノアちゃんのレベルが

    【鑑定】

      名前    ノア

    年齢    2ヶ月

    種族    ケット・シー

    レベル   8

    体力    76

    魔力    94

    攻撃力   62

    防御力   40

    俊敏性   127

    スキル   風魔法  火魔法

          魔力感知

上がってたのにびっくりした。俊敏性上がり過ぎでしょ!

スノーも上がってたけど、元が高いから少しだけでした。



それから3日間はひたすらミンサーとスライサーでお肉の処理をしてた。

レッドボアの挽肉4ボール、ギガントミノタウロスの挽肉4ボール、コカトリスの挽肉2ボール。

オークの薄切り4バット、アーマードリザードの薄切り4バット、ギガントミノタウロスの薄切り2バット。

腕がずっとパンパンで上がらない。変に筋肉ついたら…

「主、思ったのだがその作業ジルにさせればよかったのではないか??きついのだろう?」

「その手があった!って言いたいけど、隊長さんが戻ってきたら、とりあえず海の方を目指して別の街に行くつもりだからお願い出来ないよ。ずっと一緒に居る人なら頼むけど」

「そうか。この間国の地図を手に入れていたのはその為だったのか。頼めんと思うならば仕方ない」

なんてやり取りをスノーとしてた。


隊長さんが調査隊についてって7日目の夜。

晩御飯にレッドボアの挽肉でハンバーグを作って食べてる時、コンコンッてノックの音がした。

一瞬誰だろう??って思ったけどスノーが

「このトランクに近づけるのは我ら以外はジルだけだ」

って言って迎えに行ってた。

何気に隊長さんに懐いてるよね。

「わっ!アオイちゃんが出てくると思ったらスノーが出てきたぁ!」とかわちゃわちゃしながら隊長さんが現れたけど、なんかすっごいくたびれてない??

「お帰りなさい。調査隊の案内お疲れ様でした。そんなにくたびれるほどの激務だったんですか?」

「ただいまぁ!調査隊との道中は大丈夫だったんだけどねぇ〜。あぁ、このトランクの中安心するぅ〜」

言いながらイスに座ってテーブルに突っ伏した。

「今晩御飯中なんですけど、食べますか?」

「いいの?食べたぁい。エーじゃなくてビールも一緒に飲みたーい!」

チラッと顔をあげて言った後にノアに視線が流れて

「…んえ?なんか増えてる!?」






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