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46話、葵と従魔と怪我した猫?




ポークソテーって言ってもただ塩胡椒で焼いて、焼き肉のタレかステーキソースかけるだけだにしよう。

焼き肉のタレはからスーパーで買っておこう!

スキルを開いてどのタレにしようか選んでる時にふと思いついて、雑誌コーナーも見てみる。

結婚する前にシリーズで集めてたレシピ本を発見!それも今までの全部あるやん!レンジ使うやつはこっちにないから無理だけど、それ以外のレシピは作れる!

これでレパートリー増やせるじゃーん!!ムフフフッ!

一緒に注文して、早速とばかりにコーヒー片手に読みながらスノーの帰りを待つ。

途中で冷蔵庫からアイテムボックスにローストビーフを移したりしながら待つ。


コンコンッ!

ノックの音がしたからトランクの外に出てみたら

魔物の山とちょっと戸惑った顔のスノーくん………の尻尾にしがみついてる子猫??

「その子猫どうしたの!?」

着いてきちゃったのかなぁ?とか呑気に思いながら近寄ったら、めっちゃ怪我してるじゃん!!

そんな怪我しててよく離さないで居れたね!?

慌てて抱えあげた。子猫は限界だったのかすんなり外れた。待って待って!死んでないよね!?

微かに呼吸は聞こえるけど弱々しい。

「狩った魔物をここまで運んでいる途中で、尻尾にしがみつかれてな。振り落とそうとしても落ちんかったのだ」

「怪我してるのによく耐えたね、それ。」

子猫振り落とすとか鬼畜か!!!

「主、そんな見た目だが此奴は魔物だぞ?捨ておけ!」

「え!?この子魔物なの!?子猫だし、怪我してるしなんか可哀想だよぉー!しかも可愛い顔してるし!」

って言いながらアイテムボックスの内容を見る。

お肉に挟まれてるから探すのに苦労したけど上級ポーションを発見してちょろちょろ傷にかけてあげる。

「はぁぁぁ。」

上からスノーのため息と小言が聞こえたけど無視無視。

ポーションをかけたところから傷がみるみる消えてって

「おぉー!ポーションってこんな感じで傷治すんだ!」

ちょっとワクワクしながら観察してたら、傷は全部消えた。けど、体力は落ちたままだからぐったりしてる。

可哀想すぎて抱えたまま魔物の山を見る。

取ってきてた魔物は

・ロックバード ×6

・レッドサーペント ×1

・レッドボア ×1

・大蜘蛛 ×2

……そんなに狩らないって言葉は何だったんだろう。

てか大蜘蛛気持ち悪い!!

入れる前に蜘蛛の前で躊躇してたら

「我の目の前に居ってな、邪魔だったから狩ってきた。洋装店で蜘蛛がどうとか聞こえてきたしな!」

って私に言われてたわけじゃない話聞いてたのかな?

全然記憶にないんだけど。

気持ち悪かったけど、子猫が心配なのでサッと入れてトランクに入る。


中に入ったらこの間大量に買ったクッションの1つに子猫を寝かせて、布団代わりにタオルを掛ける。

固形を食べれないとか私やスノーと同じの食べるかわからなくて困ったからスーパーを開いてペット用のミルクを買ってみた。

まだぐったり眠ってるから、そっとしておいてスノーと一緒に晩御飯にする。

私はインスタントのお味噌汁を一緒に飲みながら食べる。

しばらく黙々と食べてたスノーが

「あの猫はケット・シーだから特に困りはせんが、これからどうするのだ?」

「どうするって、あの子猫が飼われても良いなら飼う!てか、ケット・シーって事は二足歩行で話すの!?」

ネットで見たどっかの国の神話で出てくる猫がケット・シーだった気がするんだけど…。人畜無害と言うか、助けると恩返ししてくれるとかそんな感じのやつ。

「あれはまだ子どもだか、そのうちそうなるだろうな」

おぉ。いつか生で二足歩行見れるのか!楽しみぃー!

いつかを妄想してはムフフッて1人で笑いながら食べてたら、お鼻をヒクヒクさせたスノーが

「ところで、他にも何か作ってるな?食べさせてくれ!」

って言ってきて固まった。

匂い消えてると思ってたのに!!


食べさせないと引かなそうだから2本分を切って、ソースを掛けて出した。自分用にも一本切ってビールを片手に食べる。いい感じに出来てるじゃん!良かったぁ!!

「ふむ。肉は薄いが美味いな!もっ「今日はもう出さないよ?」ッチ!!」

スノーの催促を断ったりわちゃわちゃしてたら子猫が起きたので、ミルクを入れたお皿を出して様子を見る。

初めは警戒してたけど、ちょっとずつミルクに近づいて一口。と思ったらすごい勢いで飲む。無くなったから追加を注いだらそれも飲む。

まだ足りなさそうで試しに、オークのお肉を細かく刻んで焼いたやつを出してみたらそれも完食してた。

ソテー用にスライスしたの5枚分だったんだけど、見かけによらず良く食べるのね。

満腹になったのか毛繕いしてるの可愛い!

可愛いがすぎて聞かずにはいられない!!

「良かったらうちの子になりませんか??」

言った瞬間、魔法陣ピカァー!

「………え?」

「主、此奴との従魔契約が完了したぞ」

「…え??聞いただけなのに!?」

「主が聞いた時、此奴も望んでいたのだろう。契約したのだ名を与えてやれ!」

はぁぁぁ。ってため息付かないでよ!!

「名前、名前、………黒猫だから、ノアにする。よろしくね!ノア!!」


と言う事で従魔が1匹増えましたぁ!!!





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