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17話、葵と従魔ギルドの売店を見る



倉庫に移動しら当然のようにオルガさんがやって来て、1番大きい作業台に連れて行かれた。

移動中のギルドマスターはなんかるんるん。

「よぉし!ここに全部出せ!」


1番多いブラッディホーンブルから出して

どーんっと積み上げてみた。

「今回はこれだけです…」

ギルドマスターのるんるん気分を裏切ってないかドキドキしながら振り返ったら

「たぁーっ!!久々の大物良いじゃないか!数も少なくない!」

ってガッツポーズしてた。

期待通りで良かったです。はい。

「買取りはどうする?ブラッディホーンブルは皮と肉、レッドボアは皮と肉、それから角、コカトリスは羽と肉、そして毒が買い取れる。出来れば肉も全部買取りたいところなんだが?」

「とりあえずブラッディホーンブルのお肉を半分だけ買い取ってもらってあとのお肉は戻して欲しいです。他の素材は買取りでお願いします!」

「チッ!肉は少ないが、まぁいい。次ある時は多めに肉を降ろしてくれ!ちーっと高いがそれでもかなり需要があるからな!」

がっはっは!

「大きい魔物ばかりなので少し時間がかかります。明日の朝にお渡しすると言うのでどうでしょう?」

それまでニコニコ笑顔(目の奥はギラついてた)で静かに待ってたオルガさんがずいっと近づいて来て言うから

コクコク頷いた。圧が強い。

「あ、コカトリス1匹だけ今からお願いできますか?」

鶏肉に似てるって鑑定に出てたし唐揚げにとり天食べたい

前は節約に励んで安くで済むようにって色々我慢してたけど、今度は食べたい物買いたい物なんでも我慢しないって決めてんの!だから食べたいって思ったやつ食べる!

「わかりました。すぐ取り掛かりますから少し待ってて下さい」

まだがはがは笑ってるギルドマスターをほっといてオルガさんから「酒場とちょっとした売店がありますからそっちで時間潰してて下さい」って言われてそっちに向かう。

酒場…は後から行くとして売店は何が売られてるのかなー。


ポーション2種類、お手頃価格のナイフ、薬草を束ねる紐とか保存食がある。


・治癒ポーション

  初級=切り傷を治す。 大銀貨5枚

  中級=中程度の切り傷を治す。 小金貨1枚

  上級=重症の切り傷を治す。軽い毒にも有効。 小金貨5枚

    使用目安 1つの傷に対して1瓶

・毒消しポーション

  初級=軽い痺れや麻痺などを解消する。 大銀貨5枚

  中級=効果の長い痺れや麻痺などを解消する。

                     小金貨2枚

  上級=致死性の低い毒全てに有効。   大金貨3枚

・魔力回復ポーション

  初級=15%回復する。   大銀貨5枚

  中級=60%回復する。   小金貨1枚

  上級=100%回復する。  小金貨5枚


「中級も高いけど上級ポーション高っ!これかなり稼ぐ人じゃなきゃ買えなくない?」

「主は要らんだろう。我が居てアレがあるのだ」

「そうなんだけどさ。でもポーション持ってなきゃ他の人に怪しまれそうだからそのうち買って置こう!アレある人そうそう居ないでしょ…?」

「居らんだろうな」

「ん?そう言えば、勇者の話があるなら、聖女も居たりするのかな?居るなら聖女が治したり出来るよね?」

「聖魔法による治癒を使える者なら傷や毒を治せるが、珍しい。この世界では聖職者1000人に1人居るか居ないかだ」

「おっふ。」

「傷や毒以外の病気の治癒に関してはこの大陸を探しても1人もしくは2人居るかくらいだろうな」

「おぉ、マジか。エリクサー的なのはある?」

「ドラゴンが居るんだ。あるに決まっている」

「ですよねー。んでドラゴンは珍しいとかそう言うこと?」

「Aランクの地竜ではエリクサーは作れん。Sランクの火竜や水竜、緑龍、飛龍でも本物は無理だな。Sランクではリヴァイアサン、SSランクの古竜(エンシェントドラゴン)の2種類でしか本物は作れない。」

「本物じゃないのもあるんだ!」

「本物のエリクサーは寿命も伸びるが、それ以外は寿命が伸びない。それだけの違いだ」

「へぇーー!寿命伸びなくても病気治るなら紛い物でも良さそう」

「紛い物も本物も材料にドラゴンの血と心臓以外にどこにいつ咲くかも解らん薬草など、使う物が珍し過ぎてまず作り出す者はほぼ居ない。一度は夢見るだろうがな」

「そうなんだ…まぁ簡単に作れるならファンタジーの超高価な万能薬として登場はしないか!あ、ドラゴンと言えばお肉が美味しいって本当?」

「確かにドラゴンの肉はどれも美味いぞ!」

「そのうち食べてみたいなぁ、あ、でも変な色だったらどうしよう」

「水竜、リヴァイアサンは青い血に白い肉だか、他は赤い血と普通の肉の色だったはずだ。古竜(エンシェントドラゴン)はわからんがな」

……古竜(エンシェントドラゴン)意外見た事も食べた事もあるんかい。

「ドラゴンではないがワイバーンもなかなかの味だ」

「そ、そう。機会があったら食べようね………」

探してまでは狩ってこなくて大丈夫だからね、スノー。

気を取り直して、ナイフは解体用だったりちょっとした護身用だったりで使うみたいだね。

解体はしたくないけど一応持ってた方が良いのかなぁ。

まぁこれはそのうちって事で。

保存食は塩を振って?塗って?作った干し肉と、なんかカッチカチに見えるパン。フランスパンより硬そうだけどどうなってんの?

ジャーキー好きだけどなんか、この干し肉は食べたいって思わないなぁ。

干し肉と言えば前にジャーキーの作り方ネットで見たよ、私。

近々チャレンジしてみよう!

まだまだ依頼受けなきゃいけないし、薬草用の紐何個か買っとこう。今回はバラバラで出しちゃったし。

この世界の事を聞いたり、別にどうでも良さそうな事を小さい声で話したりしながら見てまわってたら1時間経ってた。

店番をしてる職員さんに紐を5巻ほどお願いして購入した。

小銀貨5枚でした。

長々と見たくせにこれだけでごめんなさい。


まだ掛かるのかなーとか酒場はなぁって思いながら売店出たら、丁度呼ばれてお肉受け取れました!だから、

アイテムボックスに紐もお肉も入れてギルドを後にした。

酒場はまだ勇気が要る!!



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