16話、続*葵と従魔と初依頼
キュア草も魔力草も割とどこでもあるみたいだから、森を出てこの街に来る途中にあった草原に行くために東門から出る。
出る時に門衛さんから何の為に出るのか聞かれ
依頼書を見せながら
「この依頼を受けたので採取に行ってきます」
「この手の薬草なら貴方達が通ってきた草原によく生えてますね。この街の門は夕暮れ5つの鐘がなる時に閉まりますのでご注意願います。」
外出って書かれた木札を渡しながら言われたので
「場所を教えて頂いてありがとうございます。依頼が4時までなので、早めに戻って来るつもりです。」
ってお礼を伝えて門を出た。
スノーの背中にのって森を走ってた時くらいのスピードで15分目的地の草原に到着。
降りて辺りを見渡した。草、草、草!
どれが何だか分かんないけど私にはアレがある!
「【鑑定】…あった!キュア草1本発見!あっこっちにも!」
早速とばかりに摘み始めてたら
「主、狩りに行ってくる」
って早速かーいっ!!!
「良いけど、ここ魔物来ない?」
「気配はないが一応我の結界を張っておく。余程のやつでない限り破れん。」
「!もう張ってくれたの?一瞬だけど光った!」
「うむ。では行ってくる」
「あんまり遅くならないでね〜って速いなぁ。全力疾走してます?まぁいいや、戻って来るまで摘んでよう」
ふぅー。いっぱいあったから摘みまくったけどこれ全部買取してくれるのかね??
えっと1234…キュア草55本、魔力草30本。
摘み過ぎた??へへへっ。
全部アイテムボックスに入れてっと。
スノーはと言えば何回か戻ってきては獲物を置いて行ってたみたいで小山が。
「スノーはまだ狩りするのかなぁ?あ、戻ってきた」
スノーが咥えてた獲物を話すのを待ってから
「そろそろ戻ろうと思うけど大丈夫?」
「今日のところはこのくらいでいいだろう。」
って前脚で獲物を抑えながら満足そう。
何取ってきたのかな?近くで見るとやっぱ魔獣って可愛くない。そして気持ち悪い。
えっと…【鑑定】
・コカトリス(食肉可) ×3
・ブラッディホーンブル(食肉可) ×12
・レッドボア(食肉可) ×2
あ、全部食べれるやつ取ってきたのね。
アイテムボックスにしまうには触らないといけない。
触りたくないけど仕方ない。
うぅぅ。
何とか全部入れ込んで、よし!
「やっと入った!スノー街に帰ろう」
行きと同じくらいのスピードで帰って、乗った場所で降り、門衛さんに木札を返してをくぐる。
ギルドに戻ってライラさんのところへ。
「アオイさん、スノーさんおかえりなさい。依頼終了時間よりだいぶ早かったですけど問題でもありましたか?」
「ただいま戻りました。スノーに乗せてもらったので早く終わっただけで何も問題はありませんでした!」
「それなら良かったです。では確認しますので依頼品をカウターに並べてください」
ダメならアイテムボックスに入れれば良いしって思って
全部出した。ら、ライラさんが一瞬固まった。
「沢山取ってきたんですね」
「結構生えてて、それで。買取出来なければまた次回に持ち越します」
「いえ、買取は出来るので少々お待ちください」
そう言いながら一度席を離れて誰かを連れて来た。
「初めまして、薬草部門のノーマンと申します。依頼書の量以外はギルドで買取になりますので、薬草を拝見させていただきます」
「あ、はい」
変なものは摘んでないはず。鑑定して"とっても元気な"ってついてるの取って来たし。
「ほぉー!どれもとてもいい状態ですなぁ。では買取金額を準備して参りますのでお待ちを」
ノーマンさんはホクホクした顔で離れてった。
「こちらは今回の依頼達成の報酬になります」
って渡されたのは大銀貨2枚。
私はスノーが居たから早かったけど、普通の冒険者は歩いて行くんだから1日掛かりで大変だろうなぁ。
お礼を言って受け取ってから魔物の解体もお願いした。
いつから居たのか、
「俺について倉庫に来い!」ってギルドマスター出て来て
飛び上がったわ。
ライラさんには「薬草の買取は魔物の解体と一緒に清算するって言って来てくれ。どうせ買取分が出るからな!」
「何が出るかな〜」って鼻歌歌ってた。
厳ついおっさんのスキップなかなかしんどい。
ちょっと短めです。




