奥義!桜花天月破
他の作家さんが書く友人キャラみたいなヤツが主人公の作品は、主人公みたいなヤツから女の子を奪う略奪とか下剋上みたいな作品なんですね。
アレ?自分書き方間違えましたかね?
放課後になり特にやる事も無かったので俺は莉子・ユーリ・セレーナの4人で帰宅中である、アンリはバイトで広司達は会長から突然天文部の合宿をしようと言って来て居ない恐らく新たに七瀬このみと言う女の子が現れて焦って距離縮めようとでも考えてするのだろ。
そして俺は今日は塾の日なので途中までしか居ない。
「……へ~そんな理由があったんだね」
コンビニでお菓子を買いブランコに乗り食べながらながら莉子とユーリに会長が広司に惚れたきっかけを話して上げたら2人はどうコメントしたらいいか分からない顔をした、そりゃそうなるな。
「ところで莉子は学校はなれましたか?」
会長の話しは広がりそうに無いのでセレーナは莉子に話しを振った。
「想像してた以上に最悪!」
莉子はそれはそれは不愉快そうな顔をしながらハッキリと言った。
「人に援交させようとして来るんだもの」
今が旬の女優に援交持ち掛けるなんて知らないって本当に怖い事だよな。
「転校初日から最悪だったよ、廊下の曲がり角に差し掛かった所でぶつかられてそれでジャマ!って言って人の事突き飛ばすし男子もいるし」
最低だなそいつの前方不注意なのに突き飛ばすなんてしかも女子をなんて。
「それで突き飛ばされた時メガネ外れてその男子に顔見られて私が芸能活動してるってのがバレて、しつこく私に付きまとって来るから本当に迷惑!」
莉子に付きまとってるヤツと言えば新島だ、他のヤツは莉子の事をメガネの地味女子って認識だし、新島のヤツ莉子が付きまとわれて迷惑してるとか人に言ったけどお前の方が迷惑なヤツと認識されてるぞ。
「まぁ撮影が終わるまでの我慢だねこの学校も」
「やっぱり莉子は前の学校戻るんだね」
羨まし限りだ俺も今すぐにでも他の学校に行きたいのに。
「そうだ!俺も芸能界に入ろう!そして俺も一緒にあの芸能界学校に編入だ!」
丁度スカウトされていたし大丈夫だろ。
「そう簡単になれる訳無いでしょ、そもそも私その学校じゃないから」
そりゃそうだ、あの学校通っているなら転校する訳がないしそして俺は実績が無いから編入なんて無理だろ。
「でもみのるって役者にむいてると思ってるよあたし」
鞄の中からミルフィが頭を出して会話に入って来た。
「その証拠にほら!」
ミルフィは鞄の中からタブレットを取り出しユーリに渡し再生させた。
『我この世に生を受け悪なり、この身体は多くの生を奪い成り立った罪の証』
こ、これは!家に誰も居なくて血桜と言う刀が有ったし鞘も作って納めていたからなんか魔が差してやっちまったやつだ!
『奥義!桜花天月破!!』
そう言って動画の俺は刀を力強く振り下ろした。
「止めてくれ!!てか何で動画があるんだよ!」
「いや~眠たくなって家に帰ったらみのる面白い事してたからついね」
ミルフィはてへぺろ☆としながら言う腹立つ!
そして莉子とセレーナがユーリの後ろに立ち再び動画を再生した。
『この炎は我が魂!炎獄・血桜!』
血桜の刀身が炎に包まれ構えてる俺は見ていて痛々しかった。
「止めて!本当に止めてくれ!!」
「うん、稔しっかりと振り下ろしてるね日頃の鍛練の成果が出てるよ」
ユーリはフォームを褒めてくれる、正確に刀って振り下ろさないと竹箒の棒位の太さの竹もキレイに切れない剣って奥が深い。
「稔!私はカッコいいと思いますよ!この技も辞世の句もそこはかとなく心に染みますよ!」
セレーナは技や句を褒めてくれる、この動画で俺がやってる事が恥ずかしい事だと分かっているからフォローしてくれているのだろ、でも出来ればそっとしてその優しいさがさらに俺に追い討ちかけてるから。
「み、稔だ、大丈夫だよ、腹式呼吸も出来てるし動きも大胆だから役者としてやって行けるよ、プッ!」
莉子が笑いをこらえ言う。
「だったら笑いながら言うなよ!」
「何よ!稔だって私が出たドラマが放送された次の日笑っていたでしょ!」
だってあのドラマお前そんなキャラじゃねぇだろ!ってキャラを莉子が演じていたから笑えてしまった。
なので俺は。
「あの時は笑ってごめんなさい」
謝る事にした、今考えると本当に酷い事をした莉子は精一杯演じていただけなのに笑うなんて最低な事だ。
「今さら!って感じあるけど良いよ、私も稔がドラマ出て演技してるの見たら笑ってしまうでしょから」
だよね知ってるヤツが自分の知ってるキャラじゃないと笑ってしまうよね。
「さてアンリにも送ろう!」
ミルフィがタブレットを操作してアンリに動画を送ろうとしていた。
「止めろ!そんな事する………あっ!もう時間だ俺も行くわ!」
そう言って稔は塾に行く準備を始めた。
「ユーリ2人をちゃんと家に送り届けてやれよ!」
稔はユーリの両肩に手を置いて力強く言ってそのまま行ってしまう。
「どうしたんでしょう稔?」
「塾までまだ時間あるよね?」
「………」
駆け足で公園から出て塾へ行く途中声をかけられる。
「よう!高木!ちょっとこっち来て!」
ニコニコ顔で声をかけて来たのはクラスメートの新島だった。
「ムリ塾あるから」
そう言って稔は新島を無視して塾に向かう。
「チッ!いいからこい!」
後の襟を捕まれ強引に裏路地まで連れてこられる、そこには十数人の人がいた。
「お前か!新島を殴ったヤツは!」
「マジムカつく顔してんな!」
やっぱりこんな事か、あの先輩がチクって被害者ぶったんだ新島のヤツが何もしない訳がない。
それで新島のヤツはこうして人を集めて直接俺をボコりに来たって訳だ。
「殴ったのは新島のヤツが殴ったからだ正当防衛」
「知るかそんな事!!お前が殴った事実は変わらないだろ!!」
流石新島の知り合い達だ、まったく話しが通じない。
「人を殴って良いのは殴られる覚悟が有るヤツだけだって言葉が有るんだ覚悟しろ!!」
全員で俺を袋にするみたいだ。
「たく!何でこんな新島にこんなに人が集まるかね」
「誰がカスだ!まぁ良い何で集まるかってこっちが正義だからだよ!」
こんな大人数で1人をボコろうとして良く正義なって言えたな。
十数人流石にここまでの人数相手にした事無いから大変だ、とりあえず俺は公園から付いて来て後ろから襲おうとしてるヤツらを無効しようと振り向こうとしたら、その2人がこっちに倒れて来た。
「何が正義だよ!こんな大人数で!」
そこにはユーリいた、どうやらこの2人はユーリが倒したみたいだ。
そしてユーリはかなり怒っている。




