この学校は本当に最悪
莉子が2人だけで話しがあるらしいからミルフィをセレーナに預けるため待ち合わせ場所にたどり着く、そこには既にセレーナが居る待たせちゃったかな?悪い事したな、そう思いながらセレーナに近づくと。
「なぁいいじゃん遊ぼうよ」
「止めて下さい!私は待ち合わせしてるんです!」
1人の男子生徒がセレーナの腕を掴んで強引に迫りセレーナを困らせている、男子生徒はセレーナの身体を舐め回すようなイヤらしい目で見ている、間違いなく身体目当てのナンパだろ。
「ちょっとストップ!」
とりあえず2人の間に入りセレーナから引き離す。
「嫌がっているじゃないですか」
セレーナに迷惑かけてるが上履きを見ると3年生だと分かり一応敬語は使う。
「稔!」
セレーナはそそくさと稔の背中に隠れた。
「なんだお前ムカつくな」
そう言うと先輩は持っていた傘で稔の目を突いた。
「ギャァァ!!」
稔の右目は完全に潰れてしまった。
「稔!大丈夫ですか?!」
目を潰され膝をついた稔をセレーナは心配した。
「チッ!うるせぇな!とっとどっか行け!」
自分が人の目を失明させた事が分かってないのかそれとも分かってて言ってるのか分からないが先輩は稔に冷たく言いはなった。
「ふん!」
稔は立ち上がり先輩のこめかみに回し蹴りを入れ先輩は吹っ飛び気絶した。
まったくなんの躊躇なく人の目を刺すか普通、本当にこの学校のヤツらイカれてやがる。
「稔!早く手当を!」
「もう大丈夫だよセレーナ」
自動回復の欠損部分再生のおかげで眼球は元通りになったので回復魔法を使おうとしたセレーナを止める。
そして目を潰されたせいで血が飛び散ったので異空間収納から血桜を取り出し血を吸わせる服の繊維まで吸いとってくれるから便利だ、これで醤油やソースとかも吸いとってくれないかなと血桜にかけてみたが吸いとってくれなかった、そして刀に調味料をかけてる姿を見られ心配されたのは内緒の話だ。
本来目を潰されたのだから訴えるべきなのだが目が再生したので咎める事が出来ないので廊下の邪魔にならないついでに端っこに蹴り飛ばす事で先輩を許す事にした。
「セレーナ、ミルフィの事お願い」
血桜を収納し俺のカバンをセレーナのカバンに近づけミルフィに移動してもらった。
「ところで何故ミルフィを私に預ける事になったのですか?」
セレーナにはミルフィ預かってとしか送ってなかったので聞かれる。
「みのるは今からりこから告白されに行くんだよ」
ミルフィがセレーナのカバンから言って来る、告白?!何で?!
「そうなんですか!!」
セレーナが食い付き少しビビる。
「そんな訳無いだろ!今までそんな素振り無かったんだから、ミルフィいい加減な事言うな」
「うん!告白じゃないと思ってるよ、ここで期待させといていざ行ってみると厄介ごとだったってパターンあるから言ったの」
確かにそんなパターンが多いっか間違いなく莉子は俺に面倒くさ頼みをするだろ長年の付き合いで分かる。
「まぁ何にせよ莉子を待たせるのは悪いですよ」
セレーナに言われ莉子と待ち合わせの空き教室に向かった。
「みのる!絶対告白だって!告白される前に抱き締め押し倒し高校生男女のプロレスを決めて来て!」
何か言ってるミルフィを無視して莉子の元へ向かった。
空き教室に着くとそこには既に莉子がいた。
「ゴメン待った?」
「遅い!待った!」
莉子は何故かプリプリと不機嫌だった。
「遅かったのはゴメン、でもそんなプリプリしなくてもいいじゃん」
「あっ!ゴメンさっき不快な事が合って」
少し時を戻して莉子サイド
稔と別れて直ぐ奥山達が話しかけて来た。
「滝川さんちょっと顔貸して」
そう言って私がOKを出す前に勝手に私を人気のない階段下に連れて行かれた。
「あのさアンタさ転校したての癖にでかい顔しすぎ!」
「そんでもってあの高木と仲良くしてるなんて恥ずかしい!」
ピーチクパーチクわめき散らす女子達を見て莉子は。
(子供?)
そんな事を思っていた。
「まあまあ落ち着いてみんな」
騒ぐ女子達を奥山が止め莉子の前に立った。
「私達はあんな男と一緒でかわいそうだから友達になってあげようと思って声をかけただけ」
かなり上から目線で友達になろと言って来る。
「でね!私達最近お金に困ってるの友達になったんだからお金貸してよ!」
しかもいきなりカツアゲして来た。
「友達料みたいなもんだよ、読モやってる奥山と仲良くなれるんだから安いものでしょ!」
「お金が無いってんなら稼げるバイト紹介してあげるよ!ちょっとおじさんとデートするだけでお金が貰えるの!」
「私達がお客さん探してあげるんだから紹介料貰うから」
どうやらこの人達は私に援交させようとしているみたいだ。
「あんた吉田とも友達何でしょ、あの男ウケした身体でいかにもおじさんの相手してそうな、てか絶対してるでしょアイツはだからアンタも出来るでしょ」
英里は中学時代から大半の女子から嫌われていた事は知っていたがここまで露骨に態度に出されると莉子も怒りがこみ上げて来る。
莉子は思わず英里の悪口を言った女子の頬を叩こうとしたが。
「お前達!ここで何やってんだ!」
生徒指導の川崎先生がやって来て止めに入った。
「いえいえ!何も、滝川さん今日転校してきたばかりなので案内してただけですよ!」
そう言うと奥山達は何処かへ行ってしまった、案内していたのなら最後まで案内しろと莉子は思った。
「大丈夫だったか!」
「ええ大丈夫です」
英里の悪口言った女子を叩けずストレスとなり、編入仕立てでよく分からない先生にそう言って待ち合わせの空き教室に向かった。
時間戻って現在。
「あ~も~恥ずかしい!この学校の生徒でいる事が本当に恥ずかしい!!」
両手で顔を隠し稔は悶えた。
莉子と別れてここまで着くまで1時間もたってないのに頭のおかしいヤツ2人に会うし莉子も頭おかしいヤツに絡まれるしで本当にこの学校はろくなもんじゃない。
「人の友達バカにするし本当に最悪ねこの学校!」
さっきの事を話しまたイライラし始める莉子、やっぱり頬を叩いておけば良かったと思った莉子だった。
「まぁあんまりイライラすんなって」
「稔の事もバカにしてたんだけど何かしたの?」
それは多分ファミレスで千樹が奥山が載ってる雑誌で写真が小さい事をバカにしたせいだろ。
「まぁ仕方ないだろ俺のようなイケメンにもて遊ばれた事に腹を立てたのだろ」
正直に話す必要も無いので軽くボケた。
「そう言えば中学時代もそんな事合って嫌われていたわね」
鼻で笑いながら流されてしまった。
「まぁいいや2人だけで話しかしたかっだろ、その用件は?」
そう言うと莉子は深く深呼吸をし、カバンから何かを取り出した。
「用件ってのはコレを見てほしいの!」
莉子はそう言って封筒を差し出す。
ハートのシールで封をしていてラブレターのようだった、イヤ間違いなくラブレターだった!
どうやらミルフィの予想は意外な方向で当たってしまった。




