男のロマン再び
今年最後の投稿になります。
「どうして、どうしてこうなった!!」
私高木稔は上半身裸下半身は前にエプロンを着けただけの裸エプロンを再びしていた。
「フッフッそんな事言っても体は正直ね!」
そう言うとルジェリスはエプロン越しに股間に息を吹き掛けた。
「あふ♡」
思わず甘い声が出てしまった。
どうしてこんな格好するはめになったと言えばと言うとそれは10分ほど前の事だった。
「莉子、そろそろ本題に入ったら?」
「あ~やっぱり稔は私が何しに来た分かっちゃうんだね」
当然だ長年の幼なじみを舐めるな、血桜やルジェリスのせいで脱線しまくっていたが莉子は覚悟を決めてユーリ達の前に立った。
「ごめんなさい!!」
そして莉子は深々と頭を下げ謝罪した。
てっきりまだ稔の家に住んでる事を言われるのだと思い身構えていたので拍子抜けである。
「あれから帰って冷静になって考えたんだけどヤッパリ言い過ぎたと思うの、どんな危険が有るか分からないこの世界にお姫様助けに来たのに、それなのに私あんな一方的に責めた言い方しちゃって」
莉子が心底申し訳ない顔して謝って来るのでユーリ達は慌てて立ち上がり莉子の側に寄った。
「そんな謝らないで下さい!」
「そうですよ!顔を上げて下さい」
「実際ボクらが稔を巻き込んだって事は事実だから」
そして4人は色々話し合い理解しあったようだ。
「どうやら仲直りは出来たみたいだな」
「仲直りもなにも、まだそんな関係でも無かったけどね」
皮肉が言えるのだから本当に大丈夫だろ。
「それじゃ莉子、折角だから仲直りのお祝いにルジェリスから貰った肉食べてくか?」
ルジェリスがくれた肉は10キロは有る腐らせる前に早く食べておきたい、ユーリ達だとまたお腹を壊すかもしれないので有名女優になって美味しい料理食べまくっているだろう莉子にも手伝ってもらおう。
「いいね!どう料理するの?」
「シンプルにステーキだ!莉子も年始特番でどっちが高級肉かスーパーの安い肉を当てるゲームで間違えて消えてしまわないためにもな!」
自信満々でこっちが高い方って選んで失敗し二流三流最後には画面から消える、やっぱり年始はあの特番を見ない新年を迎えた気がしないよな。
「まだ呼ばれるほどの女優じゃないから大丈夫よ!でもいずれはオファー頂ける女優になる!」
やる気満々だ!そんな莉子が最終ステージ行く前に画面から消える事がないように俺も腕を振るおう…焼くだけなんだけど。
「料理するの!だったらまた稔裸エプロンでやってよ!」
ルジェリスが突然珍妙な事を言って来た。
「稔何?裸エプロンって?」
当然疑問に思うので莉子は聞いて来る。
そうするとルジェリスがカメラを取り出し莉子に見せよとしたので俺は慌てて止めようとしたが1歩間に合わず莉子に見られてしまった。
「……稔」
莉子が満面の笑顔を向けて来るこの笑顔は良く無い事を考えてる時だと幼なじみの俺は良く知っている。
「何かな?」
「折角だし私も見て見たいな」
予想道理に鬼畜な事を言って来た。
「嫌だよ!!もう二度とあんな格好したくねぇよ!!」
俺は全力で拒否した。
「稔、今時は声優さんもバラエティー出る時代なの」
テレビはバラエティー中心で見てるので出ている事は知っている。
「人気キャラをやらせて芸能人の個人の名前を呼ばせたらその芸能人は炎上しちゃう存在なの、そんな人から私サイン貰ったんだよ苦労したな」
同じ演技する者同志でも畑違いだから接点なんて無いだろうから入手は困難だっただろう、なので俺は莉子に借りを返すために渋々従った。
そして今俺はみんなの前で裸エプロンになり料理をするはめになっている。
「あんまジロジロ見るな!」
ってか!よくよく考えたらコレ立派な性的暴力やイジメじゃねぇ?と言ったらルジェリスが「大丈夫アタシ達が突然裸エプロン姿を見せて来たって言えば稔の罪になるから性的暴力やイジメじゃない」と、本当に男性の立場の弱い世の中だな!!
「この前脂肪でダルダルのIT社長がバニースーツ姿見せつけて来たけど、それに比べれば素敵よ!」
止めてよ!俺IT社長目指してるのにそんな事言うの!
「それにしても手足や首切断された痕が残って無いなんて、再接合したら痕が残るものでしょに」
確かに普通は痕が残るもの自動回復手に入れてからニキビ痕すら残らない、でも自動回復手に入れる前ナックルボール練習した時出来た爪の中のアザとかは消えないようだ。
「あん♡」
突然ルジェリスがペンで背中をツンツンとして来た。
「何するの?!」
「折角だから持ってきたお肉の部位を稔の体で説明してあげようかと思って」
そんな事に何の意味が?と言おうとしたら。
「あん♡」
今度はミルフィがペンでお尻をツンツンとして来た。
「じぁこの部分は何て言うの?」
「そこはランプね!ステーキに1番適してる部位と言われてるわ」
何故かルジェリスがミルフィに親切丁寧教える。
「何するのミルフィ止めて!あん♡」
いきなりお尻ツンツンして来たミルフィを叱ろうとしたら今度はユーリ・アンリ・セレーナもツンツンして来た。
「何って止めてって言ったからヤってるんだよ!日本は押すな押すなと言ったら押さなきゃいけないんでしょ!」
「それに稔止めて止めて言ってるけど本心では女の子達にこんな風にイタズラされて今喜んでいるんでしょ!」
(どうしましょ、いけない事なのに手が止まりません)
日々一緒に住んでいてサクラとの戦い死にそうになりユーリ達の性的欲求不満は稔の裸エプロン姿で爆発し今こうしてイタズラするのは楽しくて楽しくて仕方ない状態だった。
「莉子助けて!」
「これだけの高級食材が貰えるなら高級時計とか色々貰っているんでしょ?だったらキャバクラで働くよりパパ活の方が効率が良いじゃないの?詳しく知らないけど」
何かムカつくので助けを求める稔を無視し莉子はルジェリスに疑問になった事を聞いた。
「日本ってスパイに対する法律甘過ぎるでしょ、キャバクラみたいな場所はお偉いさんと接点持つには良い場所だから日本に危害加えようとするスパイ見つけるのに良い場所なの」
日本にスパイ防止法が無い事は知っているが実際にスパイ活動を聞くと莉子はゾッとした。
「でもあなたって日本の環境が合わないからチャームとか使えないって聞いたけど」
「だいぶ日本に慣れた事も有るけど日本人相手じゃなければチャーム効く事が分かったの、そしてあの人達は日本を攻め込むために海の写真を撮るみたいだからそこで事故死するように命じてるの」
ルジェリスのやり方にも莉子はゾッとした。
「どうしてそこまでするの?あなたにとって日本は故郷って訳でもないでしょ」
「日本が戦争したら乙女ゲームとか作らなくなるでしょ!だからアタシは不穏分子は潰しておくの!」
とても素敵な笑顔で言うルジェリス、やっぱり命懸けの世界で生きて来たからそんな事も躊躇う事なく出来るんだなとも莉子は思った。
「そろそろ稔助けてますか、このままだとあの子達稔の事押し倒しそうだし」
そう言われて莉子は稔の方を見ると稔のエプロンをピラピラしていた、顔を見るとかなり欲情した表情をしていた。
「こら!!流石にそれ以上はダメ!!」
莉子は急いで改めて仲良くなった4人を止めに入った。
とりあえずこれにて2章は終わりです。




