表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/121

ブラッティドレス

稔の家に多くの美少女が住んでいて、こんなエロい美女もよく来ると知り莉子は焦りこれからどうするべきか考え始めた。

「大丈夫よアタシは稔を寝取りしないから」

莉子の心情を読んでルジェリスは答えた。


「そもそも稔のような人は初めての相手は処女じゃなきゃ嫌ってタイプだから、でも只の処女じゃダメ!少年マンガでやる恋愛物のヒロインみたいな色んなイケメンをフリ続ける鉄壁難攻不落な美少女処女じゃダメなの」

「あ~童貞は清廉潔白を求めるしね」

ルジェリスの答えに莉子は深く納得した。


「お前ら本人目の前で失礼過ぎたろ!」

血桜の手入れを止めて2人を見る、すると2人はゴメンゴメンと平謝りした。

「まったく!そうだ莉子持って来たのルジェリスに上げてやって」

莉子に頼んでいた物はルジェリスに上げる物だったので直接渡すよう言った。


「え?アレこの人に上げる物だったの?」

「そうだぞ、ルジェリスが敵対しないのはその為だ」

俺が莉子に頼んで持って来て貰った物はルジェリスが好きなキャラを演じてる声優のサイン色紙である。


「なになに!何を手に入れてアタシにくれるの?」

ルジェリスにはサインの事は言っていないのでワクワクしている。

「同じ役者業と言えども畑が違うから手に入れるの大変だったんだからね!だからお礼には期待してるからね!」

そう言うと莉子は何も無い空間からサイン色紙を取り出した。


「ちょっと待て!!今何した?!」

莉子が突如魔法を使いみんな驚いた。

「何ってよくある空間収納とかアイテムストレージみたいなヤツだよ、私も妖精と融合したんだから使えるようになったよ」

俺は()()()()()()()って意味で言ったんだけどな、もしかしたらプレーンな状態では使えないそう思い込んでいたから使えなかったのかもしれない、なので俺は練習を始めた。


「ほ~」

自分の好きなキャラを演じてる声優のサインを貰いルジェリスは目を輝かせた。

「ありがとう嬉しい!!これはもうアタシもお礼しなきゃ!!」

ルジェリスも何も無い空間に手を突っ込み何か品を出そうとする。

「いいですよ!頼んだのは稔だから稔に何かして貰いますから」


ルジェリスは渡す物を取り出し莉子に渡した。

「綺麗なドレス」

貰った物いかにも高価そうな純白のドレス。

ウエディングドレスみたいで中々に莉子好みのドレスだった。


「ブラッティドレス!自分の血や相手の返り血を吸わせるとパワーアップ出来るドレスよ!」

「イヤァァァ気持ち悪い!!!」

気味が悪くなり莉子はドレスを壁に叩き投げた。


「私に何か怨みでもあるの?!…あったね」

莉子はふとサクラの事を思い出しす。

ルジェリスはあのサクラと同じで幹部、自分達に恨みがあってもおかしくない。

「別に恨みは無いよ、あとサクラとは顔見知り程度だから敵討ちなんて考えてないしアタシは日本の味方だから協力もする」

上げたサインを抱き締めながらルジェリスはハッキリと答える、どうやらサクラとの関係はドライなようで大丈夫みたいだ。


「あっ出来た」

稔も空間収納に成功し血桜を収納し莉子とルジェリスの話しに参加した。

「とりあえずこの日本に萌えが有る限りルジェリスは危害を出さない、そうだろルジェリス!」

「ええ!日本はアタシに真の愛を教えてくれた、そして居場所は2次元に有ることも!リアルなんてクソゲーだわ!」

声を高らかにしてルジェリスは言い切った。


「だから莉子が手に持ってるドレスも危害は無い、莉子は魔法が得意だからそれをくれたんだよ」

「え?」

稔に手に持ってると言われ莉子は自分の手を見ると、そこには先ほど壁に投げたハズのブラッティドレスが手元にあった。


「やっぱり呪いのドレスじゃない!!」

莉子は再びドレスを投げ距離を取った。

「そんなに嫌がらなくても良いじゃない!聖剣だって自動帰還の機能有るんだからそれと一緒よ!」

そう言ってからルジェリスは莉子の肩を寄せ稔から少し離れ耳元で囁いて来た。


「あなた稔が男として好きなんでしょ」

そう言われて莉子は驚き、その事を事実を知るユーリ達を睨み3人はビクッとなった。

「あの3人は話してないわよ、あなたの様子見て分かっただけ」

稔本人や長年一緒にいる幼なじみにもバレて無いのに、ほんの数分前に会った相手にバレ莉子は女優としてのプライドに少なからず傷が入った。


「命狙われてる稔がまたボロボロになってもいいの?」

莉子はそう言われてサクラ戦との事を思い出す、左手を失い大量の血を流し毒に苦しみ今にも死にそうだった稔の事を。

「あなたはミルフィと融合したら間違いなく最強よ、でも人や人の姿をしてる相手は殺せない、だから殺しよりも難しい捕獲が出来るようにもっと強くなりなさい」


確かに自分は人の姿してる相手なら躊躇ってしまうと思う、あの時妖精と融合した廃人になる可能性があったのにミルフィと融合したのは死にそうだった稔を守るため、そして今稔は命を狙われている。

だから莉子はまた稔を守るためにルジェリスから贈られたブラッティドレスを受け入れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ