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ラッキースケベ

サクラとの戦いも終わったので今回は時間を戻して出番の無かった広司達のお話です。


季節外れの肝試しをする事になって僕·英里·夏蓮のグループは病院の地下ルートを検索する事になった。

病院の地下といえば死体の安眠室とかホルマリンプールとか色々ある廃墟だから余計に雰囲気が有って恐い間違いなく僕らのグループが1番ハズレルートだろ。


「まぁ病院の地下は死体を色々する場所とは言え廃墟されてる訳だから死体とかは無い訳だからゼンゼン怖くないし!」

「夏蓮」

「何?!」

「だったら僕の腕にしがみつくのは何故?」

先程から夏蓮は広司の左腕に力強くしがみついていた。


「こ、これはアレよ!広司が怖がっているから安心させるため!!」

「…そうなんだ」

空手やってる夏蓮なので腕にしがみ付く力が半端ない正直メチャクチャ痛い。

そんな事を思いつつ広司は英里ほどの大きさではないが夏蓮の胸の感触を堪能もしていた。


すると反対の手を英里が握って来た。

「ほ、ほら薄暗いし転んだら危ないでしょ」

照れながら英里言って来る、そんな英里に何だかこそばゆい感じになっていた。




一方その頃稔の方は。

「うぁぁぁ!!」

魔王の元幹部サクラと遭遇して左腕を切断されていた。




ちゃんと廃墟の病院の中を入った証拠写真を撮りながら歩いていると、ホルマリンプールがある扉の前まで来た。

そして夏蓮はスマホで写真を撮り。

「さっ!次行こ!」

やっぱり廃墟の病院なんて気味が悪いから早く出たいのだろ僕の腕を引っ張り先を急ごうとする。


「ダメだよ夏蓮ちゃん、部屋の中の写真撮らないと」

「扉の写真撮ったから大丈夫でしょ!」

「でも千樹がいるから難癖付けてちゃんと回っていないとか言ってもう1回行かないといけなくなるかも」

同窓会をやる前に集まった場所で千樹のお尻を思いっきり蹴り飛ばした事実があるから可能性は否めない。


そして僕はゆっくり扉を開け中を見る。

「やっぱり死体の置き忘れなんてあるわけないよね」

そりゃそうだ、そんな事が発覚したら大問題だ。


「でもここに死体があったと思うと何かゾッとするものがあるね」

プールの所々カビやコケが生えているから使っていたのだろ、このプールには一体どのくらいの死体が保管してあったのだろうと考えたら背筋がちょっとゾクッとした。


それを聞いた夏蓮は怖くなり、この場を離れようと広司の背中を押し始めた。

「ほら!写真撮ったし行こ!」

「ちょ!そんな押さないで!あっ!」

夏蓮に押され広司は足下に合った石を踏んでしまいバランスを崩す。


それだけなら良いのだが溺れる者は藁をもつかむ、広司は咄嗟にバランスを保つために手を伸ばした英里の豊満な胸に。

「きゃっ!!」

「ご、ごめん英里!」

女性の胸を触るなんて言語道断な行為、いくら幼い頃はよく一緒にお風呂に入った仲とは言え広司は英里に精一杯謝罪した。


「…良いよ、わざとじゃないのは分かっているし」

英里は頬を真っ赤にしながらも広司を許して上げた。

「それより広司君大丈夫?今足変な曲がりかたしなかった?」

そう言えばさっき石を踏んだ時足をひねってしまった。


「大丈夫、痛みはないよ」

意識すると痛みを感じるが歩く事に支障はない。

「無理はしないでね、捻挫って悪化しやすいから」

夏蓮は空手やってるから捻挫とかもするので広司を心配する。

「大丈夫だよ!さっ!先を行こ!」

心配してくる2人を心配させまいとして広司は先を進んだ。




またまた一方その頃稔は。

「イヤー!!」

サクラのクモの糸で足と首を切断されていた時だった。




先に進んでいると人の顔らしき物が見えたが直ぐに消えた。

「今何か人が居なかった?」

「な、何言ってんの!!あたしら以外に居るわけないでしょ!」

突然の人が居たんじゃないか発言に夏蓮は怯えた。

(まぁ幽霊な分けないし稔か千樹が夏蓮を脅かすために来たんだろうな)

そんな事を広司は予想したが実際はサクラの手下のクモ達が広司達3人を捕まえにやって来たのであった。


すると突然大きな地震が起きて広司はさっきの軽い捻挫もあってか2人を押し倒す形で倒れてしまった。

「うわ!」

「きゃ!」

そして広司は夏蓮の胸を揉みし抱き英里の豊満な胸に顔を埋めた。


「ち、ちょっと何処触ってんのよ!!」

「こ、広司君流石にこれは」

広司はラブコメ主人公よくやるラッキースケベ状態になった。




またまたまた一方その頃稔の方は。

「あっ…あっ…」

サクラに左手を食われ毒を流し込まれ苦しんでいた。




「ごめん!2人とも!」

広司は2人から立ち上がり全力で謝った。

「これもわざとじゃないないから良いよ、まぁ流石に恥ずかしかったけど」

服を整え恥ずかしそうにしながら英里は広司を許した。


「えい!」

「あた!」

夏蓮は広司にデコピンをした。

「あたしもこれで許すよ、わざとだったらこんなもんじゃなかったからね!」

どうやらデコピンで許してくれるしねようだ、夏蓮が本気出したら僕はボコボコにされていただろ命拾いした。


すると突如大きな音がした。

恐らくさっきの地震の影響で天井が崩れた音だろ。

「ねぇもう戻らない、さっきの地震で天井崩れたみたいだしここも危険だよ」

英里が戻ろうと言ってくる。

「あたしも賛成!生き埋めになったら大変だし」


僕も2人の意見に賛成だ、僕は急いで他のルートを探索してるみんなに連絡した。

「あれ?圏外になってる?」

おかしいな?写真撮ってる時は電波入っていたのに地震の影響かな?


実際はサクラが獲物を建物の中に入った時に外部との連絡が取れないように建物に細工しているのである。

「流石にあんな大きな地震あったんだからみんな避難してるハズだよ」

それもそうか夏蓮の一言に納得し僕達3人は引き返えす事にした。


ちなみに広司達3人を捕まえに来たクモ達は稔が起こした地震で崩れた天井の下敷きになり全滅していた。

稔達がサクラと戦っている時、広司達はラブコメしていました。


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