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ミノフィ

莉子にこれまでの経緯を話しドッキリではない事を伝えた。

「にわかには信じられないないけど、あのクモ達とこの子見たら嘘では無いんだね」

莉子は光の壁に阻まれて入ってこれないクモ達とミルフィを見て言った。

あんな気持ち悪いクモや妖精なんてこの世界には居ないんだから多少は信じる事は出来るよね。


「初めましてあたしはミルフィだよ」

ミルフィが改めて莉子前に出て自己紹介をする。

「えぇ初めまして、ん?その声カラオケの時の」

莉子がリュックからした声だと気づく、そしてじっとミルフィを見つめた。


「ど、どうしたのかな?」

ジロジロ見て来るのでちょっと不安そうにミルフィは聞いた。

「あなたの目オッドアイなのね、さっきまでの稔みたいね」

よくあんなドタバタした状態で俺の目がオッドアイにもなっていた事に気づいたなスゲェな莉子。


「俺がミルフィと融合するとあんな姿になるんだ」

「そう、あたし達2人が融合してミノフィなるの」

ミノフィって何だかミルフィが主体な感じの融合だな、まぁ良いんだけどね。


「まぁさっき見ただろうけど、こんな感じになる」

そして莉子に融合してる姿をまた見せてあげる。

「不思議な現象、それで融合したら魔法使えるようになるんだ」

「まぁな」

そう言って稔は右手に火の球体左手に水の球体を作って見せ莉子はその魔法に食い付いた。


「本来妖精と融合なんてそう簡単に出来ないし、たとえ出来たとしても廃人になるのが一般的なんだけどね」

アンリがさらりと融合のデメリットを莉子に教える

「廃人って!!今すぐ融合止めなさい!!」

稔の両肩を掴みガクガクさせながら莉子は必死に言った。


「大丈夫!大丈夫だから莉子!!」

莉子にマナが多くて濃い日本に住んでる俺達はそれなりに器が出来ているから融合に後遺症が無い事を伝える、すると莉子は突然泣き出した。

「大丈夫じゃないよ、あなた1度死んでるんでしょ、それで何か能力手入れたとか言ってるけど今さっき死にかけた、お願いだからムチャはしないで!」

そして莉子はそのまま稔の胸に顔をうずめた、ユーリ達3人はそんな光景を見てムスッとした表情になった。


「莉子、残念だけどそれは無理だ、俺達は今を命狙われているんだから」

そっと莉子を引き離しまた入り口を見るとクモ達がワシャワシャと群がっている、心なしかさっきよりも増えた気がする。

「そうだね!死ぬ訳にはいかない!」

「とりあえず作戦会議しよ!」


まずはユーリ達からサクラの情報を聞いた。

魔王の幹部の1人で人を主食とする、ヤツに食い滅んだ村は数知れず、そしてあのクモ達は数こそ多いが強さは前の世界では子供位、だが今は1匹1匹それなりに強くなっていたとの事。


「わたし達が日本に来て1ヶ月位になるけどようやく半分ほど力を出せるようになったのにあのサクラはおかしい!!」

「確かにクモ達は弱いけど数が多くて苦戦したって聞いたのにあのクモ達だいぶ強い、そんなクモ達を大量に産めるサクラはおかしい」

ユーリ達が元の世界で知ってるサクラとは違う事に戸惑う。


「ちょっと良いかなみんな」

稔は首だけになり背水状態になれて頭脳も上がったのでサクラの情報を手に入れたのでみんなに教える。

サクラが日本に来たのに弱体化せず力が増したのは何十人の日本人を食べて来たから、しかも食べた人間の知識や記憶も手に入れている事を伝えた。


「…この短期間で何十人の人が」

莉子は多くの人が犠牲になった事を知り目眩が起きた。

「私達もこの世界での知識を手に入れて弱りながらも力をつけたつもりでしたが、まさか向こうもそうだったとは」

異世界物で主人公が現代知識チートがあるが今サクラがそれをやっている、イセカイアンナイもそうだストレス·不満·コンプレックスそしてこの世界ではない何処かへ行きたいと強く願っている人に通知が届くようになっている。


ここに来たのは莉子が選ばれたから、つまり莉子は相当なストレスか不満とかを抱えてる事になるクスリとかの事件の多い芸能界辛い事が有るのだろ、でも今はこの状況をどうにかする事を考えなきゃいけない。

「だったら早くここから脱出しよ!3人は力半減、私と稔は戦えない!勝てる訳がない!」

「残念だけど莉子それは無理だ」

莉子が逃げる事を提案する、だが稔は逃げる事は無理だと言い出す。


稔は理由を教える、この廃墟の病院はもうサクラにとっての獲物を捕らえるクモの巣。

さっき首と足が切断されたのも建物の中で走っていた振動で場所を把握して壁からサクラの糸を出して切断して来た。

しかもこの病院壊しても再生する、サクラに会って逃げた時にショートカットしようと壁を壊したら直ぐ再生した、そしてこの病院はサクラの意思で形を変えられる事も背水になった時に分かった。

もはや俺達はサクラにとってクモの巣に捕まったエサ状態いつでも食べれる物状態だ。


「逃げるのは無理、戦って勝つのも無理、私達もうあのクモ達に食べれるしかないの」

莉子は突きつけられた現実に絶望してその場に座り込んだ。

「可能性は低いが勝つ事は出来るかもしれない」

背水状態になれたおかげでサクラの能力とかが分かった、そして逃げるよりも戦った方が生き残る可能性が高いと分かり、みんなにサクラと戦う事を提案した。

芸能界とクスリは切っても切り離せない物なのでしょうかね?

芸能ニュースを見るとよくクスリが出ますから。

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