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全国制覇

莉子との挨拶が終わったユーリ達、何気ない日常会話をする日本に来てどう?日本にはもうなれた?とかのありふれた会話をした。

「ところで2人共稔の家にホームステイしてるけど大丈夫?突然全裸になったりお風呂上がりタオル腰に巻いただけの状態でウロウロしてたりしてない?」

確かに両親が海外出張に妹が寮生活なった頃は風呂上がりは全裸でウロウロしたりしていたが風邪引いたのでもうやめている。


一人暮らしで風邪引くと大変だ、広司が風邪で寝込めば絵里達は両親が海外出張してるから大変だと言って看病しに来るが、俺の場合お見舞いに来て何か買って来た物を置いて行くだけ俺の両親も海外出張してるのにね、だから日頃から俺は健康管理は気をつけている。

「裸でウロウロしたりはしないけど昨日は裸エプロンになってたよ」

アンリが昨日の罰ゲームでした裸エプロンの事を話す。

それを聞いて莉子はドン引きした。


「ご、誤解だ!莉子!自分の意思でやった訳じゃない勝負をしたんだ!大空大吉って名前でやってるアカウントの登録人数100人以上行くか行かないかって勝負を!」

「大空大吉って言った?もしかしてあの動画の話し?」

莉子の誤解を解くために話してる時に千樹がやって来た。

「あの人スタイル凄いよね!流石海外の人って感じだよな俺登録しちゃったよ、そんで俺が登録してチャンネル数100人になったみたいで自分で丁度100人って何かラッキーって感じになるよな!」

「お前のせいか!!」


稔は千樹の両こめかみをおもいっきりグリグリした。

「痛い痛い!!俺が一体何をしたって言うんだ!!」

登録人数100人以上で稔が裸エプロンをする、そして100人になったのがここに居る千樹のせいだと思うと稔は許せない気持ちになった。

そもそも100人以上登録していたので千樹が登録してもしなくても稔の裸エプロンは決定事項だったので完全な八つ当たりなのだが。


稔と千樹のじゃれあいを広司達が止めに入っている間にユーリ達が稔がどうして裸エプロンをする事になったかを説明した。

「なるほど稔の趣味とかセクハラして来たとかじゃ訳じゃないのね」

ユーリ達の説明を聞き莉子は稔に変態趣味が無い事に安堵した。

「まぁ絵里以上の胸で顔は見えないけど美人そうな人だし、そんな格好させたかったんでしょうけど逆に自分がそんな格好する羽目になるなんて、稔の自業自得ね」


スマホの動画でルジェリスの体を見て稔が下心出したせいでそうなったのだろうと納得した。

裸エプロンをどっちがするかの勝負は稔ではなくミルフィが言って来た事だし、そしてルジェリスの裸エプロンはもう稔は見ているのでプラマイゼロかなとも思っていたりする。


「それにしても懐かしいね稔君と莉子ちゃんのこのやり取り」

「そうだね中学卒業するまで毎日のようにやってたね」

稔と莉子のやり取りを見て広司と絵里が参加して来た。

「学校帰りはいつも2人はこんな感じだったよね」

確かに下校中は莉子とこんな感じで一緒に帰った事を思い出す。

莉子は本来俺·広司·絵里とは住んでる家が反対の方角で学校の門出たら「また明日!」って言うのが当たり前なのだが絵里と莉子は親友なので放課後になれば絵里の家に莉子はよく遊びに行っていたから一緒に帰る事が多かった。


「だろうなリトルリーグでもそんな感じだったし」

今度は大和が話しに参加して来た。

「莉子さんって野球してたんですか?」

セレーナが知らないのも無理もない莉子の事務所プロフィール欄に野球が得意とか経験ありとか書かれて無いからな。

莉子は両親に野球は小学生までと言われていたからな、きっと野球に未練がないように野球の事は書かなかったのだろう。


莉子が野球は小学生までって言われたのは女の子は早熟だから今はやっていけているだけだと両親に言われたからだと莉子から聞いている。

その話しを聞いて俺は莉子の身体を見た、そしたら莉子の胸が少し膨らんで来ている事が分かった。

小5の時の絵里は他の女子達の誰よりも早く胸が大きくなり色んな人からジロジロ見られて恥ずかしそうにしていた、でもその時はまだ莉子は大きくはなかった。

だけど小6にもなれば絵里ほどではないけど莉子もの胸も目立ち初めて来た。

今と違って髪は短くて俺よりも背が高かった莉子、だからどちらかと言うと男友達のように思って過ごして来た俺はその時初めて莉子をちゃんと女の子として見て何だか恥ずかし気持ちになった事を思い出す。


「お~い稔聞いてるか?」

「おわっ!!」

思い出に耽ってしまい大和話し掛けて来た事に気づけず稔は驚いてしまった。

「そんなに驚く事ないだろ」

「エロい事考えていた時に声かけたから驚いたんだろ」

千樹に見透かされ稔は恥ずかしくなった。

「それで何の話ししてたの?何かあったから俺に聞いて来たんだろ」

「ごまかして来たね、まぁいいや稔ってピッチャーやってた事を話してたの」

そう俺はリトル時代はピッチャーをやっていた。

「ああ、それで莉子は4番を任されていたんだぞ!」

リトル時代は莉子が得点王だったよな。


懐かしいな、あの頃は俺の野球人生は充実していた。

「でも4番任されていたのにゴメンね、あの時私が打っていたら全国行けたのに」

莉子が申し訳なさそうな顔して謝って来たので稔は慌てて否定する。

「お前のせいじゃない!俺があの回押さえていれば良かっただけだ!」

小学生で莉子の野球は最後だって知ってたのに、本当に何で俺はあの時しっかり押さえられなかったんだ。


「せっかくの楽しい同窓会、暗くなる話し止めろ!」

大和に怒られ俺と莉子はあの時の話しは止めた。

「でもあの時があったから俺達4人は中学で頑張ろうって思えたんだよな」

確かになあの試合があったから俺や大和、葵に翔馬も中学では全国行くため辛い練習も頑張れた。


「でも稔は試合出られなかったよね?」

千樹が余計な事を言って来る。

「しかも稔抜きで、3人中心で全国制覇しちゃったんだよね!」

そうなのだ大和と葵と翔馬の3人を軸に中学は全国制覇した。

「これはもうアレだな、追放物で勇者パーティーに主人公が追い出されてから、勇者達サクサク進んで魔王倒してしまったような物だな」

「それ主人公が本当にお荷物だったって事になるじゃん!!」


広司が盛大に千樹にツッコミを入れる。

それにしても千樹その例えは酷くない?やっぱり八つ当たりでグリグリした事根に持っていたか。

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