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稔とミルフィの勝負

広司が部活に向かい、教室には稔とユーリだけになりミルフィが稔のカバンから顔を出して来た。

「みのる大丈夫?これって結構面倒な事になってない?」

「何で?」

とくに面倒な事になったとは思わない、リコリスの正体がユーリって事に広司は気づいてないから大丈夫だろ。

「だってあの人ギャルゲの主人公ってアビリティがあるから」

確かにそんなアビリティがあったな、だとしたらその影響でリコリスはユーリだつて事がバレるかもな、でもバレた所で問題はない気がする。


「あたし達の戦いを偶然見て協力する事になったりするかも」

アイツの事だ確かに手を貸してくれそうだ。

「そして戦いでみのるが死んで、共通の友人を失った2人はその穴を埋め会うように体を求め会う関係に!」

俺死んじゃうの?!確かに恋愛物でそんな感じの話あるけど俺そのための捨てゴマ!

でもアイツのギャルゲの能力は未知だ、本当に俺の事を踏み台に広司とユーリの関係を加速させるかもしれない、これからは用心しておこう。


「そんなに簡単にボクはさせたりしないから!男の人って本当にそう言う話好きだよね!」

ユーリが頬っぺたをプリプリさせて怒る、イヤ俺ちっともそんな話してないからミルフィが一方的にしてるだけだからね。

「何言ってるの男にとって大事な話だよ!」

別に良いのだが何故かミルフィが男の(さが)を熱弁して来た。

「こんな格好を女性にさせるなんておかしいよ!!」

そう言ってユーリは稔のスマホに映った裸エプロンの画像を見せた、その画面の裸エプロンは稔がユーリに見せた物とは違っていた、恐らくユーリは色々な裸エプロンの画像を見たのだろ。


「おかしくないよHってのは女性の80%以上の努力で成り立つものだよ!だから男の願望は女性は聞いて上げないと、Hは男がリードして女はアピールする物だよ!」

ミルフィって本当に性の話になると饒舌になるよな、それにしても女性の80%の努力でHって成り立つのかHってもう女性が主体の行為なんだと思った。

「じゃあ稔はボクがそんな格好したら、そう言うアレなの?」

少し口ごもって赤らめながら言って来るユーリ、これはもしかして今ユーリに裸エプロン見たいって言ったらしてくれる流れなのか!?


「何言ってるのユーリ!みのるのようなエリート童貞は裸エプロンよりも女の子に膝枕して貰いながらオッパイチューチューしながら股間のバットをしごいてもらう事を夢見てるに良いに決まってるでしょ!!」

なるほどな、裸エプロンも良いが膝枕してチューチューするのも乙なものだな、そしてそんな事を言ったミルフィを稔は

「何、人の事弄って来るんだ課金プレイした事まだ許してねぇからな!」

そう言って稔は指でミルフィの頬っぺたをグリグリした。

「ふぁい、ごめんなふぁい」


正直な話ミルフィが課金した金額などユーリ達から貰った(きん)の換金レートを見たら大した事は金額にはならないのだが、課金プレイは癖になるとかなりの大金を注ぎ込むらしいから貰った(きん)なんて直ぐ無くなってしまう、だから今の内に強くクギを刺しておく。

「む~動画はアップしてるからそのうち有名になって広告料で稼げるよ」

「無理に決まってるだろ!」


甘い考え方してるなこの妖精は、確かに10億円位稼ぐヤツもいるけどそんなヤツは一握りだ。

ミルフィが倒せないって言ってたボスを倒してやって動画をアップしたけど再生数は20回も行かない、100回近くチャレンジしてようやく倒せたのにこの再生数わりにあわなさすぎる、子供のなりたい職業の上位にランクインしてるけど目指す物じゃないって事が良く分かった。


「どうしてダメってみのるは言いきれるの!ヤってみなきゃ分からない物でしょ!」

強く反論してくるミルフィこれはいくら言っても無駄だろ、なので稔は条件を付ける事にした。

「分かった、確かチューバーなるには登録人数1000以上いないとダメって聞いた事がある、だから同窓会までに登録者100人以上行ったら投稿続けて良いし勝手に課金した事許してやるよ」


同窓会まであと1週間もないけど、これ位やってくれなきゃチューバーなんて物にはなれないだろ。

「同窓会までって!あと数日しかないじゃない!」

「だったら諦めてこれからは課金せずプレイしろ、そしたら今回の事は許す」

ソシャゲは無課金でプレイするのが1番、もしも課金プレイするなら就職して収入が安定してからしたら良い。


「う~、なんか足元見られた感じでムカつく!みのる!こうなったら勝負だよ!」

勝負?何言ってんだこの妖精。

頬っぺたを膨らませながらミルフィは稔に勝負を挑んで来た。

「登録人数100人越えたら、みのるは裸エプロンだよ!」

何でそうなるんだよ?

「そしてもし登録人数100人行かなかったら、あたしとユーリが裸エプロンになるよ!」

「何でボクまで!!」

「良いだろ!」


関係ないのにとばっちりを受けるユーリだった。

「2人の勝負でしょ!何でボクまであんな格好しなきゃいけないの?!」

ユーリもミルフィに勝ち目が無い事は分かっているので必死に止めようとする。

「せっかくだ、もしそっちが勝ったら課金プレイして良いぞ」

あと数日しかないのに100人は無理と判断し、稔は勝ったら課金プレイをしても良いと言ってやった。

「言ったね!絶対100人行くからね!」

「無視しないで!!」

ユーリの言葉は2人に届くこと無く、稔とミルフィの勝負が始まった。



それにしても広司の見た夢がまさか正夢になろうとは、でもその夢を見た本人はそれを見る事は無いのだろう。

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