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裏切り

とくにプロットも作らず2章始めますw

「裏切りにあったんだよ!!」

日曜日の昼下がりの午後、俺は英里の家のリビングでお菓子をつまみながらユーリ・広司・英里の3人がいる前で叫んだ。

「英里ティッシュ頂戴」

「どうぞ」

「聞け!!俺の話を!」

5分だけでいいんだ!俺の話を聞け!


「まぁ、幼なじみの2人がスルーするって事はどうでもいい話何だろうけど、裏切られたって言ってるし聞いてあげよ」

ユーリがフォローして2人は仕方ないと言う顔をして聞く体勢になった。

「酷い裏切りにあったんだ、それはもう聞くも涙語るも涙の裏切りで」

「いいから本題話して」

広司が稔の勿体ぶる話し方にイラってして話すように催促してきた。


大和(やまと)のヤツ中学時代に彼女が居たんだ!」

大和とは小学校入学して初めて出来た友達いわゆる幼なじみで今は別の高校に通っている、午前中に町を歩いていたら出会い話していたらそんな裏切り行為を話してくれた。

物心つく前から一緒で幼稚園も一緒だった広司と英里、だが小学校入学したら2人とは別のクラスになり幼稚園で一緒だったヤツも1人も居なくて心細かった。

そしてそこで出会ったのが後ろの席に同じように1人で居た竹中(たけなか)大和、親の仕事の都合で長崎県からこっち埼玉県に来たらしく友達が居なくて人見知りのアイツは上手く人と話せず1人で居た、そこで俺が話し掛け仲良くなった。

それから小学・中学の義務教育9年クラス替えはあったのにずっと同じクラスで過ごす事になったヤツの1人だ。


「まぁあの2人恋人らしい事全然して無かったからね」

「だから私少しは恋人らしい事したら?って言っちゃたよ」

「ちょっとまて、もしかしてお前ら2人はあの2人が恋人同士だって事知ってたのか?」

俺経由で2人も大和と知り合い何度か一緒のクラスにもなった事もある、でも付き合いは俺の方が長いのに何で俺じゃなくてこの2人が知っているんだ?


「2人とも初恋人同士で周りに付き合ってるの知られるの何だか恥ずかしがってたからね」

「でも誰か知ってないと意味が無いかなって、それで僕らにも教えてくれた」

なんだそれは?だったら俺にも教えてくれてもいいじゃないか?

「稔は誰かに話したり、いじって来るだろうから話さないでって大和に釘刺された」

稔の考えを読んで広司は理由を話す。


「誰かに話したりなんてしないよ!せいぜい避妊はしっかりってアドバイスするだけだ!」

「「それが嫌なんでしょうが!」」

広司と英里の声がハモリ稔を注意する。

「2人とも初恋人同士って言ってるでしょ」

「2人ともシャイなんだから、そんな事されたくないだろ」

確かにあの2人シャイだけど

「それでも俺にも教えて欲しかった!」


パチンコ屋の看板見たら()の部分を手で見えないようにして笑った小学生時代、数学の授業では先生がπイコールとか言ったらテンションを上げた中学生時代、それだけの長い時間一緒にいたんだ本当に教えてくれてもいいじゃないか!

「てか俺はこんな裏切りがあったから、こうして女子会を開いたんだ!俺を慰めてくれよ!」

友達が裏切り行為や失恋で傷ついたら慰めるそれが女子会だろ!


「…女子会って女子は私だけなんだけど」

正確にはユーリも女子だがそれは秘密なので訂正はしない、そして英里がごもっともな事を言うので稔は解決策を出す。

「はっ!!」

稔は勢いをつけて股にある男を太ももに挟んで内股になる。

「さあお前らも俺みたいにやるんだ!」

「「出来るか!!」」

ユーリと広司が稔にツッコミを入れ、そりゃそうだと思い稔は内股を解除した。


「まぁ英里と言う女子の家でこうやってしゃべっているんだから、これを女子会ってことにしよ」

「もうそれでいいよ」

英里が諦めてこれを女子会と認めてくれた。

「まぁそんな事があって中学の同窓会を開く事になった」

「何で!?」

久しぶりの友達に会って中学時代に彼女が居た事を内緒にされて怒ったハズなのに何故同窓会を開催するのか訳が分からずツッコミを入れるユーリだった。


「僕はいいよ、いつやるの?」

「GWの初日」

「私もその日は大丈夫だから行く」

広司と英里は参加してくれるようだ大和も喜ぶだろ。

「何で2人とも何の疑問も持たずに参加するの?」

稔が同窓会を突然するって言って来たのに普通に受け入れていたので2人に聞いてみた。

「「予想の範囲内」」

2人は稔の長年の幼なじみ、だからだいたい何をやろうかは大体分かってしまうのだ。


「それでユーリは来られるの?」

「え?同窓会でしょ?ボクまで来ていいの?」

広司がユーリに同窓会に来るのかを聞いて疑問に思うユーリ、同窓会と言ってはいるが実際はみんなで集まって遊ぼうって言う誘い、だからユーリが来る事は全然かまわない。

「大丈夫だよ、夏蓮はうちの中学校じゃ無いけど来るよ」

そう言って英里はスマホを見せて来る、内容はうちの中学が同窓会するから来ないか?と言う内容で、夏蓮は返信は来るとなっていた。

そう言えば前に夏蓮のヤツ言ってたな、自分の出身校よりも俺達の学校のヤツらの方が気が合うって、それで高校にいる時よりも楽しそうにしているから本当なんだろ。


「中学か、今だから言うけど実は俺、小学生の時は中学生になれば自然と恋人が出来ると思ってた」

でも現実は厳して彼女は出来なかった、そして高校生になった今も出来ない、だからこそ大和の裏切りが許せない、なので同窓会でまたとっちめよ。

「…実は僕もそう思っていました」

「…私も」

どうやら俺達は同じような思考をしてるようだな、だからこうして一緒に居るんだろう。

「やっぱ俺は幼なじみイヤ!体の友だな!!」

「「キショイは!!」」


そしていい時間になったので俺とユーリは帰宅する事にした。

「ボクらはそろそろ帰るよ」

「そうだな」

料理作れる2人が遅いと大変だしな。

「それじゃまた明日」

「広司君は家でご飯食べてく?」

「そうだねそうする」

だから英里、広司の事甘やかし過ぎだって言ったところで聞いてはくれないので、もう言わない事に俺はしている。


そんなやり取りを後に遅いとユーリは家に帰宅した。

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