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僕は…

カバンの中には何故か二度寝しているはずのミルフィがいた。

「…何で中に入ってる?」

「みのるの幼なじみ2人に興味あったし、学校ではイジメにあってないか心配になって」

ミルフィは嘘は言っていない、ただマンガやアニメで学校に興味を持ったのでちょうど良い言い訳に使っているだけだ。


「お前帰れ!バレたらどうするんだ!」

妖精なんていない世界、しかもうちの学校は底辺学校と言われているぐらい酷い、人のお弁当を盗み食いするヤツも当たり前のようにいる。

「大丈夫!いざとなったらフィギュアのふりするから、彼女のいないみのるならフィギュアのスカートの中、覗いているイメージあるでしょ!」

「……」

どんどん失礼になってくなこの妖精、もう見つかっても助ける必要ないな、例え見つかっても見捨てる事に俺はした。


「稔どうしたの?」

いつまでも自分たちの所に来ないから、広司たちが話しかけてきた。

「ペンケース入れ忘れしたかもと思って見ただけ、ちゃんと入ってた!」

急いで2人の元に向かった。

「おはよう稔」

「稔君おはよう」

「2人ともおはよう」

挨拶を済ませ学校に向かう、幼なじみ3人だけで本当にどうでも良くて下らない話しをしていると、1人の女子生徒に会う。


「五十嵐先輩おはようございます!あと吉田先輩と高木先輩もおはようございます」

随分と温度差のある挨拶をしてくるな、この後輩は

「おはよう最上さん」

「はい!おはようございます」

広司に飛びっきりの笑顔で挨拶をする後輩の最上もも、それを見て英里が割り込む。

「最上さんおはよう、昨日見て上げた勉強の予習や復習できてる?」

英里は学年1位の学力を持っている、うちのような学校ではなくもっと上の学校に行けたのに、広司を追って今はこの学校に通っている。

「ええ、ありがとうございます、でも学年1位ですからそれをキープするのは大変ですよね?私は五十嵐先輩に見てもらうので大丈夫です!」

「大丈夫、人に教えるのもいい勉強になるから」

「「あはは!」」

2人は牽制しあう広司は2人とも中が良いなって顔で見ている、本当に鈍感で困る、そうこうしているうちに新たな女子生徒に出会う。


「広司、英里おはよう!あと稔もおはよう」

ここからも温度差のある朝の挨拶をもらう。

「夏蓮おはよう!」

「おはよう夏蓮」

「うっす!おはよう」

俺たちは丸山夏蓮に挨拶をした。

そして俺抜きで会話は弾んでゆく。

「広司あのクッション、ロナは気にいってた?」

「うんロナ、グッスリ眠ってたよ!」

そんな会話をしているうちに、また新たな女子生徒に出会う。


「五十嵐君おはよう!っとみんなもおはよう!」

今度は生徒会長の皇未来が現れた。

「おはようございます会長、そうだ!ロナのオモチャ選んでくれてありがとうございます、ロナとても気にいってます!」

「それは良かった!出来れば今度その子に合わせてくれないか?」

そしてあっという間いつものように、5人のその後ろを歩く事になる。

それにしても毎日毎日本当によくやる、朝から孤独感と不愉快な気持ちを抱いて今日も俺は学校に行く。


「ねぇみのる、マンガやアニメだとあの光景、楽しく見れるのに現実で見ると何でこんなにムカムカするんだろ?」

ミルフィがカバンの中から顔を出して俺に聞いて来た。

「カバンから顔出すな、もうすぐ学校だかバレる、ムカムカするのは羨ましいと思う感情つまり嫉妬だ」

注意するとミルフィがまた頭を引っ込める、俺も学校に行く時はいつも抱いているから良くわかる。


「なるほど、あたし嫉妬してたのか、確かにあの男の子イケメンだし優しい感じあるけど、でもみのるだってイケメンで優しいしなのにこの差はなんだろ?」

ちょっと嬉しい事を言ってくれるミルフィ

「だったらアナライズで見てみればw」

とりあえずミルフィに提案してみる。

「なるほど見てみる!」


アホな提案を聞いたミルフィ、アナライズってヤツで見たところで何もないだろうと思っていたが

「みのる!大変!!」

突然カバンの中から大声を出すミルフィ

「どうしたの?!稔の方から凄いな声したけど!」

広司たちがこちらを見ている。

「えっ!あーあカバンにあるスマホのアラームが鳴ったみたい」

「そうなの?」

カバンを開けてスマホを止めるふりしたら、広司たちは先にいった。


「ミルフィ大声だすな!」

小声がミルフィに注意する。

「ゴメン、でもあの人の能力ズルイから」

ズルイ?スゴイじゃなくて?とりあえず聞いてみた。



五十嵐広司

アビリティ:ギャルゲー主人公

■美少女に対して好感度100倍

■美少女に対してラッキースケベ起こりやすい

■主人公補正でなんか都合の良い能力が目覚める

■あと何か色々ある



「……まじか」

「まじだよ!」

そして突然突風が吹いた。

「「「キャー!!」」」

「広司見た!」

「広司君はっきり言って」

「えっと」

「五十嵐君」

「まぁ、私は見たのが五十嵐先輩なので許してあげますよ」


どうやらさっきの突風で女子たちのスカートがめくれ広司見てしまったらしい。

そういえばアイツ、ラッキースケベ良く起こるなと思ってたが、ギャルゲー主人公のアビリティがあったからか、ちなみに俺はミルフィと話して4人のスカートの中は見ていない。

「本当にズルイね」

「そうだな」


争いのある異世界に行かず平和な日本にいるなら最高の能力だな、そういえば異世界物と言えばスキルだよなそもそもスキルとアビリティの違いってなんだろ?

「アビリティとスキル」

俺はスマホで調べてみた、なるほど先天性の能力がアビリティ後天性や努力で身に付けるの能力がスキル、つまりアビリティは生まれ持った能力だから広司のはアビリティなのか、じゃあ俺は死んで復活して手に入れた能力だからスキルだな。

ちくしょー!だからアイツばかり美少女が寄ってくるのか!アイツの変なモテ方の謎がようやく解った。


「稔!スキルとか言ってだけど、どうしたの?」

広司がパンチラ裁判から逃げるためこっちに来た、有罪(ギルティ)なのに往生際悪い、とりあえず適当な話しをする。

「あー、異世界物と言ったらチートスキルだろ?でもさぁどちらかと言うと女の子にモテるには力!って感じだからチートスキル持ってる感じあるからさ、広司は異世界チートの主人公とギャルゲーの主人公なるならどっち?」

ギャルゲー主人公のアビリティを持っているから聞いてみた。


「そうだな、冴えないモテないの僕はギャルゲーの主人公になりたい!かな」

「「……」」

「やっぱり安全な日本からは、離れられないよ」

「2人とも学校行きましょう、あまりだらだらしてたら遅刻しますよ!」

「はーい!今行きます!」

生徒会長に注意され、先に広司は行った。


((何が冴えないモテないだー!!))

稔とミルフィは心の中で思い切り叫んだ、そして稔は広司の後追って学校に向かった。

ようやくタイトル回収できました。

主人公じゃあないですけどw

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