将来の夢は?
『朝やでおきろー、朝やでおきろー』
「うぅー」
自分の声を録音した目覚まし時計を止める、やっぱり録音した自分の声は変な感じだ一気に眠気無くなる。
「…みのる、それはパンツじゃないよパンダだよ」
「……」
何故か布団の横には何故かミルフィが寝てた、ってかどんな夢?パンツとパンダって!
「うぅ…、みのるおはよう昨日のあなたは素敵でした」
頬染めて言って来るミルフィ、とりあえず小指デコピンをやった。
「あう!」
「朝チュンしたみたいな言い方するな、そして何で俺の布団の中にいる?」
とりあえず聞いた。
「昨日はあたし達のために色々してくれて素敵だなって、布団にいたのはベッドにみのるはどんなHな本隠しているのか気になったから来たけど、ベッドじゃあなくて布団だったから調べられず、それでみのるが気持ちよさそうに寝てたからつい」
「人のプライバシーを暴こうとするな!」
再び小指デコピン
「あた!」
顔を洗うために洗面所に向かったそしてミルフィが俺の頭に乗った、だんだんミルフィの定位置なり初めた俺の頭。
「ねーみのる、みのるには幼なじみの女の子がいるんだよね?朝起こしに来たりしないの?」
「そんな事しないよ」
突然ミルフィが意味不明な事を聞いて来た。
「でもマンガとかだったら起こしに来てるよ」
確かになラブコメの幼なじみはしているな、だが現実の幼なじみはそんな事しないっと言いたいが、実際起こしに来たり面倒を見たりしている俺ではないけど。
ジャー
洗面所に着いたのでミルフィが頭の上から離れる
「俺の幼なじみの女の子は別の幼なじみの男の面倒を見ている」
「つまりみのるはエロゲーに出てくる主人公の友人ポジションなんだね…、しんどいね」
「お前!あれやったのか!っとタオルありがとう」
ミルフィがフェイスタオルを渡してくれたので受け取った。
「まぁいいや、確かにそんなポジションだな」
「やっぱりその男の人その幼なじみの好意に気づいてないの?」
「ああ、そうだよそしてヤツは…英里は優しいから一人暮らしになった僕が心配だから面倒を見てくれるだけだよ…なんて言ってやがる、俺も一人暮らしたが一度も面倒見てもらった事はないんだがな」
広司のモノマネをして少しミルフィに愚痴る。
「うわーゲームではそこまで気にならなかったけど、現実だとその男の人最低だね」
ミルフィの顔を見ても最低だなって思っている顔だな。
「まぁ、好意に気づかないのはアレだが、アイツ自身はイイヤツなんだ知ったらミルフィも気に入る」
「ふーんそうなの、あれ!みのる部屋戻るの?二度寝?」
部屋に戻ろうとする俺を止める。
「違うこれから勉強、朝起きてからの学習は効率がいいから」
「ゲームの友人キャラってバカな感じなのに、みのるは真面目だね」
とても失礼な事を言う妖精だなコイツはゲームを基準にするな。
「まぁな、高校受験は失敗したから大学は良いとこ入りた」
中学生時代は野球に打ち込んでいた日々、チームとは仲が良かっただからこそ一緒に試合出て勝利を納めたかった、でも結局レギュラーどころかベンチにも入る事なく終わった、仕方ないと言えば仕方ない通っていた中学は全国優勝だって何度もしている強豪校、ある意味あの頃は中二病だったのだろ自分の活躍で全国制覇そんな妄想をしていたし。
そしてレギュラーに慣れずに終わった事を引きずって勉強に身が入らず志望校に落ちて、入れば人生の失敗が約束されていると言われている近所でも有名な底辺高校に入学する事になった。
「そこまで頑張って、みのるは将来何になりたいの?」
こっちに来て間もないから言ってわかるかどうか分からないがとりあえず答えた。
「一応年収1000万越えを目指してIT社長になろうとしている」
これでもITパスポート、基本情報技術者の資格は持っている、ついでに老後はガソリンスタンドでバイトするため危険物取扱者乙四の資格も持ってる。
「IT社長って女優の人が、よく結婚するあの職業?みのるは女優と結婚したいんだね!」
確かに女優が一般人と結婚したと報道された時、調べたらその一般人はだいたいIT関係の社長だけど、俺は女優と結婚したいわけでわない。
「違うぞミルフィ、俺はただ女の子にモテたいためにIT社長になるんだ!」
「はい?」
何に言ってるのって顔だなわかるようにミルフィに説明した。
「いいかミルフィ10代の時は、人は見た目じゃない心だ!…っと言ってルックスの良い人と付き合う、だが大人になり社会に出たら、人はお金じゃない心だ!…っと言って今後は年収の高い人と付き合う」
「心だ言ってるのに見た目やお金で選ぶなんて、これも一種のツンデレ?」
べ、別にあんたの事が好きな訳じゃないんだからね!…好きなのに否定する確かにそうだけど、そうじゃないんだよな
「全然違う物だ!…上手く説明出来ないけど」
「まぁ、あたしもそうじゃないかと思う、それにしてもやっぱりみのるはエロゲー主人公の友人みたいだねモテるために頑張り行動するなんて」
「………」
「じゃ!勉強頑張ってね♡」
そう言ってミルフィは行ってしまった。
「ちくしょうー!絶対モテてやる!」
そう心に刻み俺は朝の勉強を頑張った。




