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二十二話目





「はーい、それじゃあ今月の18日にある体育祭について話し合いたいと思います」


前で私達のクラスの委員長が話し始める。あの合宿の日から1週間経った6月上旬。私達は体育祭に向けての話し合いのために授業が終わった後、皆が残っている。


「5年間やってきたけど、改めて!この学校の体育祭についておさらいします」

「私達の学校の体育祭は高等部と中等部が合同で行うよ。そして、競技の勝ち負けなどによって勝敗を決まるね」

「その中でもそれぞれの学年で最優秀賞と優秀賞を決める学年別での競い合い。各学年関係なしの色分けされた4つの組の総合得点を競い合う色別対抗の競い合い」

「そして、単純な高等部対中等部の総合得点の競い合い。最後に紅白対抗の4つで競い合う。それで、最優秀賞、優秀賞をの数で総合優勝、総合準優勝が決まるよ」


後ろのホワイトボードに書記になっている学生が委員長と副委員長が言ったことを書いていく。


(相変わらず無駄に賞とか競い合いの数多くないかな?この学校)


私はそれを見て5年経った今でも不思議で仕方ないことを考える。だって、最大5つのトロフィーを獲得するのだからね。しかも紅白のトロフィーはそれまでに最優秀賞や優秀賞の数が多いところが受け取るから全学年、どの学年もそのトロフィーを手に入れられるからね。ちなみに、今までこれらを全部獲得して総合優勝したクラスが過去に少ないけどいるみたいだし。


「それと体育祭は2日間、午後までかけてやるから弁当が必須だよ」


そう。私達の学校は今の時代では珍しく半日では終わらない。2日間、1日をかけて行うことになっている。だからどうしても弁当が必須になる。


「それじゃあここからは競技についてだ。各学年、短距離走の個人種目が1つ、団体種目が1つと必ず入っている。俺達高等部2年生と中等部2年生はこれに加えて団体種目がさらに追加で1つ入ってくる」

「逆に高等部、中等部の1年生は個人種目が1つ追加されて、3年生になると団体種目が1つと踊りが1つ追加されるね。これも中等部、高等部共にだよ」

「それに全員リレーが全学年あるからな。それに最優秀賞で別れてある4つのリレーも別であるからな」

「しかもプラスアルファで部活動対抗リレーだからね」


そう。これだけ聞くだけで多いし、実際に多い。全学年、個人種目、団体種目を合わせると30競技分ある。部活動対抗リレーが1日目と2日目で運動部と文化部で分かれて競うから2競技分になる。


だから私達の学校は2日間という長期間で行う。1日目は中等部がメインになって、2日目が高等部がメインに。体育祭の花形にあたる競技は2日目に固められている。


「俺達の学年の個人種目は・・・というか全学年だが、先程言った通り個人種目は短距離走だ。団体種目は全学年同様にある全員リレー。それと、玉入れと棒倒しだ」

「玉入れは普通のとは違ってただ入れる玉入れじゃないからね。分かってるとは思うけど」


こうやって改めて聞くと何かと使うものが多いよね、私達の学年は。


ちなみに、他の学年の追加競技はそれぞれ、


中等部1年生の個人種目が障害物競走で、団体種目が玉入れ。

中等部2年生の団体種目の1つ目が二人三脚で、2つ目が綱引き。

中等部3年生の団体種目の1つ目が大玉送りで、2つ目が騎馬戦。

高等部1年生の個人種目が借り物・借り人競走で、団体種目が台風の目。

高等部3年生の団体種目の1つ目がムカデ競走で、2つ目が騎馬戦


となっている。


「明後日からの体育の授業は体育祭に向けたものだから、そこでリレーの順とかを決めるために計測しようと思っている」

「だからそのつもりで授業を受けて欲しいな」


副委員長の彼女が言うと、私達は彼女に向かって返事を返す。それと同時に私もあることを考える。


(私も部活動対抗リレーで走るメンバー考えないといけないなぁ・・・・)


私も一応、今まで先輩たちに混じって軽く考えてはいたからやり方は知ってるし、やれるとは思う。けど、それが上手く作用するかは別。


「とりあえず今できることはこれくらいだ。まぁ、ともかくそれを頭においておいてくれ」

「それによってどうするかの話し合いをまたするから、その時はまたよろしくね〜」

「それじゃあ、これで終わりだ。今日はわざわざ放課後に残ってくれてありがとう」

「では、あとはご自由に!解散だよ!」


副委員長が終わりの挨拶をして今日の話し合いは終わった。私は由理子ちゃんと亜美ちゃんと部活動対抗リレーをどうするかを話し合いながら天文部の部室に歩いていった。










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