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二十一話目







最終日。私達はコテージからチェックアウトしてマイクロバスに荷物を載せていってる。床に使ったダンボールを分解して、畳んで敷く。その上にBBQで使った道具や炭の入ったダンボールを載せる。


「みんな荷物を載せたかな?載せた人は私の元に集まってー!」


私はマイクロバスから少し離れたところで呼びかける。すると、荷物を載せえた人がどんどん私のところにやってくる。私の隣には零夜が一緒に立っている。


「みんな集まったかな?それじゃあ、これから袋と軍手。こっちが決めた人には火バサミを渡すから皆、受け取ってね!」


私が皆に言うと、頷くか返事を返してくれる。その間に伶奈先生が火バサミを、詩雨先輩が軍手と袋をそれぞれ渡していく。


「全員受け取ったな?それじゃあ説明するぞ」


零夜が全員が軍手と袋。一部は火バサミを受け取ったことを目視で確認してから喋り始める。


「これから俺達は掃除をする。主に使わせてもらったコテージ周り。BBQをしたところや釣り堀。そして、昨日の夜に星を見たそれぞれの場所だ」

「『立つ鳥跡を濁さず』だよ!使わせてもらったんだからしっかり綺麗にして帰るよ、皆!」

『はーい!』


私が宣言するとみんなが返事を返す。私も袋と軍手、火バサミを持っている。私が宣告すると、皆がそれぞれの方向に向かって進んで行った。


私もまずは自分達が使わせてもらったコテージに向かう。まずはコテージ周りの清掃だね。私は袋を脇に挟んで、軍手を歩きながら着ける。


私が歩いていると横に癒音ちゃんがやってきた。


「えっと・・・これって普通に掃除なの?」

「そうだよ。これも毎年やってることだからね。次に来た人が心地よく使えるようにするためにっていう理由だったかな。確か」

「そうなんだね!」

「だから私達は毎年掃除をしてから帰るんだ。とはいっても雨の日はどうしてもできないからやらないんだけどね」

「あっ、そこはそうなんだ」


私達は話しながらコテージに向かう。癒音ちゃんは今回の合宿でこの部活のことをよく知れたみたい。話しながら向かっているからか、驚きながらも楽しんでくれていたことが見て取れる。


「どう?私達の部活、天文部は」

「楽しいよ!」


癒音ちゃんは周りに視線を向ける。キョロキョロと顔を動かして私の方に顔を近づけて言う。


「優月くんのことを知るために、追っかけみたいに入ったけどね・・・」


私にそう言ってから距離を離す。そして、少し走って立ち止まり、私の方へと向き直る。そして満面の笑みで手を広げて私に告げてくる。


「それを忘れるくらいに入ってよかったって思えてるよ!」

「・・・・・・そっか。それなら私も部長をしてるかいがあるよ」

「やっぱり気にするの?」

「そりゃあね。一応部長っていう立場だし気になるからね。まぁ、入部理由が理由だったから楽しめるかどうか不安だったけど・・・・・・杞憂だったみたいだしね」


癒音ちゃんは私が「入部理由」って言ったところでバツが悪そうに目を逸らした。そうしている間に私たちはコテージの前に着いたから掃除の作業にとりかかる。


「あっ、それとこの場で言うことじゃないけど言いたいから言うね」

「そう思うなら言わないでよ・・・」

「やだ。・・・・・・諦めてないからね、君を救うことを」

「・・・・・・そう・・・」


私はできるだけ静かに、でも触れられたくないような声色で答える。だから、私は黙々と掃除に落ちてるゴミを、汚く見えるものをゴミ袋として使用する袋に入れていく。


「それに・・・・・・零夜達から聞いたんでしょ?私の・・・僕のこと。後で零夜達から聞いた」

「・・・うん・・・・・・。悪いとは思ってるけど、私は君を救いたいから。少しでも情報が欲しいの・・・!」

「・・・今回は何も言わないよ。けど、あまりそれはやめて欲しい」

「・・・分かった・・・・・・」


私が零夜と千波弥に聞いたことに嫌悪を示していると癒音ちゃんは申し訳なさそうに返答する。


「・・・ほら!残りもチャチャッと終わらすよ!」


私は居心地が悪くなってしまった雰囲気を飛ばすように明るく、前のではなく今の姿で癒音ちゃんに呼びかける。


「・・・そうだね、優月ちゃん!」


癒音ちゃんも私に乗ってくれる。流石に癒音ちゃんもこの雰囲気は苦手だったみたい。


私達は目を凝らしてゴミが地面に落ちてないかを確認しながらコテージの周りを2週する。2週した後、私達は頷く。


「「もうないね」」

「だから私達の場所は終わりだから戻りながら落ちてないか見るよ」

「もう他の場所は行かなくていいの?」

「うん。ちゃんといく場所は分かれるように伝えてたから。後はマイクロバスに戻るだけだよ」

「なるほどね」


私達はマイクロバスのあるところに歩きながら周りに注意してゴミが落ちてないかどうかを見る。稀に落ちているのがあるからそれをしゃがんで拾っては袋に入れる。


そうやって私達はマイクロバスのある所に向かって歩みをすすめた。








本日も数あるWeb小説の中から私の作品を読んでくれてありがとうございます!これからも週2投稿を掲げて頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!




よろしければ是非、下の評価マークを☆☆☆☆☆➞★★★★★にしてください!




では次回の話しでお会いしましょう!

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