A.B.281年
『A.B.』
現在の年号。Aはafterだというのが通説だが、Bが意味するところは公表されておらず、未だに不明である。
また、A.B.以前はB.B.(before.B.)と言われている。当然、このふたつの時代を過ごした人物も大勢いるが、B.B.以前の時代を解説する書物が存在せず、現在のB.B.以前の時代を解説する書物は全てA.B.の間に著されたものである。
『トネスト』
ハースラーを王都とする、議会制の国家。国土はそう広くないが、大まかに分けて5つの地域があり、各地域ごとに特徴がはっきりしている。
生活水準は高く、テロや大きな犯罪もここ数年間一度もない。典型的な理想の国家。
・ハースラー
王都。人口の大半や国の様々な施設がここに存在する。
王族の城があり、一部の区画を除き自由に見学可能。最大規模の図書館もこの中に存在し、一部の本棚を除いて自由に読むことができる。
城の向こうには広大な森が存在する。
・リミンクス
工業都市。軍の施設や寮もここに存在する。
物価が安く、物品の質に関してはトップクラスの高さ。
・ラプス
農業が特徴の地域。広大な農地が広がる。
・エーアスト
広大な自然が広がる。初めてフーラが生まれた地域。
・ロスヴァイル
古くから続く良家が主に住んでいる。王都から最も離れているために、人口は少ない。
・ラナの森
ハースラーの向こうの広大な森。面している地域はハースラーのみ。
警備が厳重で、入り口は「力」をもってしても通れない。
ここまで厳重な理由は、公的には重要な施設があるからだと言われている。
『力』
人が生まれた時から持っている能力。恩寵や奇跡とも言われる。
種類は様々だが、訓練などによって効果が増大する事があること、使用すると、それに応じて体力を消費する事は共通している。また、これによって破壊活動などを起こした場合、重罪に問われる。
代表例
・「魔性の炎」
火種無しで、火を生み出す。上達すると、火の性質をある程度変えることができる。
・「触れ得ぬ力」
あらゆる方向から、自由な強さでひとつに対して力を加えることができる。上達すると、複数の物体を対象としたり、消費する体力を減らせる。
『フーラ』
「力」が宿らなかった人間。人権が存在せず、殺害も許されている。ただし、殺害において各種法律が存在し、絶滅しないように議会は苦心しているが、年々数が減っている。基本的には人の目に触れない所に住む。ちなみに、今のところフーラに「力」が目覚めた事はない。
『異質物』
各地域に存在する、用途不明、詳細不明の物体。日用品に酷似したものや、類似したもののない物まで、種類は様々だ。多くは軍に回収されているが、各地に少し残っているようだ。
ちなみに、鉄馬者や連絡器、鋼馬などは全て異質物から生まれたものだという憶測がある。
『年表』
便宜上、B.B.の時代は紀元前と表記する。
紀元前54年:トネストが建国。
紀元前42年:何らかの原因(詳細不明)で人口が大幅に減少。全人類に「力」が目覚めた。
紀元前24年:人口が再安定。この頃から「力」が目覚めない人間が発生。「フーラ」と呼ばれるようになる。
紀元前14年:王が崩御。この頃から政治体制の改革の声が上がりだした。
A.B.18年:議会制が安定に入る。フーラが減少を始める。
A.B.39年:フーラ減少がピークを迎える。殺人が多発し、治安は最悪になる。この頃に、フーラに関する法律
が生まれた。
A.B.60年:フーラの数が再安定する。
ここから、大きな出来事が特に無くなり、フーラの数が規則的に変化するのみとなった。




