表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/21

4-2 新店『SEXY CLUB ZUNDA』オープンなのだ

碧唯は令和の現代っ子。ダンスが得意なんです。

 10月20日。『SEXY CLUB ZUNDA』のオープンだよ!


 私は先週の土曜、14日まで『ハッスルガール』に出ていた。週明けから大慌てで『ZUNDA』のスタッフ&キャストとシミュレーション。だって、内装工事が終わらないんだもん。なんなら昨日も工事してたし、ギリギリ過ぎて、ヒヤヒヤしたよ。


「お待たせしましたぁ、『SEXY CLUB ZUNDA』オープンです!」

 店長のマイクでボーイさんがドアを開けた。並んでいたお客さんたちが入ってくる。テーブル席がすべて埋まった。満員だ。


「セリナ 、アオイ、ナオ 、12番入って」

 私たちも出陣だ。仙台組のセリナ、移籍組の私、新人のナオ。バランスのいいチームでサラリーマンのテーブルへ。課長さんと部下二人。課長さんが私で、二人は若手社員……って、おい! 


「アオイちゃんも仙台なの?」

「青葉区のハズレのほうなんで、山ん中ですよ~」


 やっぱり仙台の店ってことで、お客さんも仙台や東北出身が多いのかな? 私の仙台知識なんて全部、ママの受け売りだからね。会話に気をつけよ〜。仙台ガチ勢、怒らないでね!

 

ピ・ポ・パ・ポ……


 ゲームみたいな電子音。ダウンタイムの予告だ。だんだん照明が暗くなる。私は、スッと立ち上がった。キャバドレスの肩ひもをハズして、おっぱいペロ〜ン。スーパーデラックスBカップのお出ましだーっ! 

 

♪ないとんふぁいあ……


 大音量で曲が流れだした。公道最速ユーロビートだ、テンション上がる!

 曲に合わせて身体が動く。ダンス、ダンス、踊りながら、課長の手を取り立たせた。背中向きで課長に密着。後ろ手で課長の腕をホールド。導く先はデラックスBカップ。

 さあ、もめ! やれ、もめ! もーみ、もみ〜。 


 私は踊る。ガンガン踊る。腰をくねらせ探り出す。キャッチ成功、熱い固まり。ズンズン、グリグリ、グイングイン。ビートに合わせてヒップを回す。


 隣の席ではセリナさんは過激だ。若い男の膝に半身で跨り、はだけたバストを顔に押し付けている。右手は男の股間を激しく弄る。ああ、これ、出ちゃう感じ? 仙台組、エグいなぁ……。


 新人のナオちゃんは苦戦中。業界未経験だもん、仕方ない。というか、女の子を集めるのに苦戦してた理由がわかった。ダウンタイムが自由すぎる。新人には難しい店だ……って、私もキャリア3カ月だけどね。



「アオイちゃん指名で延長する」

「よっ、課長、ふとっぱら!」


 課長が私を場内指名して延長してくれた。あんたの男が光ってるぜ!

 私を残して、女子は入れ替わった。ダウンタイムで発射しちゃった若手くん。パンツを替えにトイレタイム。替えパンツが1500円〜2000円でメニューにあって、ウケる。ヤル気まんまんじゃん、この店!


「やるわねアオイ。オープン最初の場内指名だって、店長が賞金出すって言ってたよ」

 仙台組・しのぶさんだ。ボインボインの巨乳お姉さん。仙台に子供を残して単身赴任中のお母さんでもある。葵のクズ母も、見習ってほしかったよ。


「ちょりーっす」

 もう一人は新人のメグ。ギャルだよ、ギャル! 前の店にはいなかったタイプだから、気になるね。見せてもらおうか、ギャルの実力とやらを!? 


ピ・ポ・パ・ポ……


 ダウンタイムが始まる。課長は私の指名さん。パンツを替えた若手くんにギャル、しのぶ姉さんは若手社員2号についた。ドレスをはだけさせて、準備OKよ!


 照明が暗くなった。公道最速ミュージックが鳴り響く。私のダンスが始まった。2回目なんで最初から課長は立っている。同じじゃつまらない。今度は課長の背中から。抱きつくように密着しながらビートを刻む。絡みつくまま前に回り、お尻を股間に押し付けた。

 

 課長の股間をグリグリしながら、隣をチェック。ギャルは……なんか、ヤル気なさそう。まあ、さっきの若手クンはパンツ替えたばかり。発射済みの賢者モードだから、無気力ギャルでも無問題。


 しのぶ姉さんはエグい! 若手社員2号をズボンの上からウネウネ弄っている。チャックをおろして……右手をズッポリって、ちょい待って! 生なん? 生でワシづかみ!? 出るでしょ、出ちゃうよ、あ......撃チン。



「いやあ、楽しかったよ、アオイちゃん」

 ドア先で課長一行を見送った。課長と若手社員2人。すっきりした笑顔。じつは私も課長に替えパンツを買わせていたのだよ! まあ、これも、場内指名と延長のお礼。しっかりパンツ代もバックもらえるしね!


「ありがとうございました。またのご来店お待ちしております」


筆者からの、お願い


みなさんのご意見、ご感想、いいね、評価、ブックマークなどが力になります。

続きを書くためにも、どうか評価をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ