第Ⅱ幕.謎解き大会までの岐路。
「2」
*場所は、イシナカ村・バス停付近。4人板付き。中央よりに居る。
郷実 (背伸びしながら)んッあー、やっと着いた。土曜の朝からはやっぱキツイ。
関元 流石に電車とバスで何時間もの移動はなあ。
武野 疲れたあー。
森口 それよりも……
*関・武・郷、振り向く。
森口 (半泣きしそうな感じで)それよりも何故、僕がこうなるんです?(嘆く感じで)
郷実 だって、こうでもしないと黙って来てくれないじゃないですか。
関元 (後ろで小さく呟く)撮る方も撮られる方もどっちもどっちだっての。
郷実 何か言った?
関元 い、いや何にも…
森口 (うめいてから)信用していた生徒に裏切られるとは・・・。
武野 先生、それを言うのならばボク等の方ですよ。センセイだけはまともだと思っ
ていたのにィ。
森口 いいでしょうがホステスぐらい。先生は大変なんです。疲れるんです。気分を
晴らしたいんです。結婚したいんです!!
関元 ・・・なんか、だんだん、可哀そうになってきた・・・
武野 ボクも。――早くいい嫁さん、見つけてください・・・。
森口 僕クビですよ。見付かったら確実にクビですよ・・・
郷実 大丈夫。見つからなければいいんですよ。それに、協力して頂いたら絶対に漏ら
しませんよ。画も消します。第一見つかっても、クビにはなりませんって。
森口 …本当ですね?
武野 でも、イメージダウンにはなりますけどね。
関元 こら、言ったらダメだって。
森口 (半信半疑で)いいませんよねぇ?
郷実 勿論ですよ。ね?
関元 勿論です。
武野 そうです。
森口 (少し間を空けて)それよりも受付は、どこでするんです?
郷実 廃校の下駄箱前に集合だそうです。
森口 では、その廃校の場所はどこです?
武野 確かに。
関元 内田、「知らない」とか言うなよ。
郷実 ハハハ、知らん。(キッパリと)
関元 おいおい、それはないだろ。で、どうすんだ?
*武野、辺りを見回す。その後、何かを見つける。
武野 あっ、見ろよ、あそこ。ホラ、あのチラシ。何かそれらしきモンが載っているぞ。(指差しながら)
関元 本当?
郷実 え、うそ?
森口 あったのですか?
*関・郷・森、ダァーッとチラシの方へ駆け寄る。武野、それに巻き込まれ
てコケる。遅れて、何か独り言を言いながら皆の方へ行く。多少よろめく。
武野 (少しキレ気味&冗談で)何してくれてんだ?
関・郷・森 (愛想よく)ハハハハ
武野 笑うなっての。まあ、いいけど。それで、どこにあるんだ、学校。
郷実 (チラシを読んで)この先、1.5㎞。
関元・武野 まだあるのかよ……
森口 まだあるのですか……




