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異世界住人譚~ショートショート集~  作者: nireron


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石の瞳に宿るもの

石と泥で作られたゴーレムのクレイは、長年、主人の命令だけを忠実に実行してきた。

ある冬の夜、主人が高熱で倒れたとき、クレイは初めて命令なしに動いた。

毛布を被せ、井戸から水を汲み、薬草を求めて暗い野を走り続けた。

夜明けに主人が目を覚ますと、クレイは扉の前に静かに立っていた。

「なぜ動いた」と問われ、クレイは長い沈黙の末に答えた。

「わからない。けれど、止まれなかった」

主人は石の大きな手を、そっと両手で包んだ。

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