『えっこのお値段でシングルモルトを?』『出来らぁっ!』 グレングラント アルボラリス
ヴァインのおっちゃんと錬金術師のカリーチェさんは外に出て
色々とこちらの世界の見聞を広めたい様子。
小町ちゃんの対応は如何に?
「…そらお前ぇ、こっちの文物を手っ取り早く見て回るなら、
『すぅぱぁ』が一番よ!」
心地よい風速で相方に先輩風を吹かせているのは、異世界から来た
ドワーフのおっちゃん、その名を『ヴァイン・ファス』と言う。
「『スーパー』ですか、こちらに来て一度連れていかれましたが
それっきりですし、あの時は食品の市場?しか見ていませんでしたねぇ。」
おっちゃんに答える相方は、やせて背の高い、丸眼鏡の青年。
ファンタジー作品のエルフに見間違えるくらい整った風貌だけど、
れっきとした人間の錬金術師で、名前は『カリーチェ・サークロ』氏。
「…つまり、異世界産の凸凹フレンズは、今日はスーパーに
行きたいって事でいいのねぇ?」
呆れ半分、苦笑い半分で二人に聞いてみる私は飲酒盃小町。
この二人は全然意識してる様子もないけど、ボン・キュッ・ボンな
スタイル抜群の美人OLよぉ。
(『…キュッ? どこが?』って宣ったお前、明日の朝刊載ったぞ!?)
トラックにぶつかった訳でも教室が爆発した訳でもないが、ある日
私ん家の押し入れは異世界…ヴァインのおっちゃんが棲んでる洞窟と繋がった。
お互い『すわ、泥棒か!?』と一触即発の危機だったけど、幸いにも
おっちゃんが持ってた『念話』が使える魔法の指輪のお陰で言葉が通じて、
争いになる事もなく会話が成立、話してみればどちらも結構なお酒好き。
それなら、とこっちのウイスキーを飲ませてみたらこれが大当たり。
大いに飲み食いして親睦を深めた私達は飲み友達になり、
今はちょくちょく私の家で、ご飯や宅飲みを愉しむ仲なのだ。
そして錬金術師のカリーチェ氏はおっちゃんの親友にして知恵袋。
向こうでもウイスキーが飲みたい・作りたいおっちゃんが、こっちの
技術や知識を学んで持ち帰る為に連れてきた強力な助っ人だ。
何度か顔を合わせる内に、こっちの基準に照らしても、そうとうに
出来る人であるのが分かってる。
「おぅ、行きたい、山程行きたいぞい!」「えぇ、是非お願いします!」
異口同音に返って来る二人の返事。
まったくいいコンビだな、凸凹『フレンズ』というより『ブラザーズ』か?
まぁ、いいでしょう、いいでしょう。
どうせご飯やら何やら買い物はしなきゃいけないんだ。
「しょうがないわねぇ、二人共、しっかり荷物持ちしなさいよぉ!」
・・・
「…今更ですが、これは、ちょっとした城ですねぇ。」
改めてスーパーを目にしたカリーチェさんが感想を漏らす。
「じゃろう? この中に市場やら様々な店やらが収まっとるんじゃ!」
自慢げに胸を反らすおっちゃん…いや、あんたの家じゃねーし。
「それじゃご飯の買い出しは最後にして、3階の生活雑貨売り場から
順に回って降りて来るのがいいかしらねぇ。」
言いながらエレベータへ向かう私。
「ぬ? 『えすかれぇたぁ』に乗るのではないのか?」
「今日はカリーチェさんに色々見せたいのもあるし、まずはこっちの
エレベータで3階へ行って、順にエスカレータで降りましょぉ?」
「ここ、『えれべぇたぁ』あったんじゃの…」
ようやくエスカレータの乗り降りに慣れてきたおっちゃんはやや不満そう。
「『エレベータ』…成程、箱型の昇降機ですか。」
むしろあちらの『エスカレータ』の仕組みの方が不思議ではありますが、
とエスカレータを横目にカリーチェさんもエレベータに乗り込む。
程なく『チン♪』とチャイムが鳴って、エレベータのドアが開く。
「おぉ…!」
カリーチェさんが目を見張る。
3階で取り扱ってるのは医薬品や化粧品、家電に日用雑貨に書籍、等々。
「使い方の解る物、想像出来る物から何にどうやって使うのかさっぱりな
物まで、しかもこれ程の物量ですか…!」
「おっちゃん、カートへGO! トイペと箱ティッシュ、後ゴミ袋積んで来てぇ。」
「ほいきた、行ってくらぁ。」
勝手知ったるおっちゃんをファンネルよろしく飛ばして、私はカリーチェさんに
付いて回る。
「何か気になる物、あったかしらぁ?」
「気になると言えば全部気になるのですが…それにしてもこれ程無造作に
大量の書物が並んでいるのは驚きですねぇ。」
「正直、ここは本の品揃えは良くないんだけどねぇ。」
スーパーの本屋さんだしねぇ。
私も本は割と買う方だけど、ここよりかは鶴見か川崎のもっと品揃えの
いい本屋さんを使う。
それでもダメなら通販だし。
「パルプ紙が羊皮紙に比べて安く量産が効くのは理解したつもりですが、
それにしてもこの量は異常ですよ。
しかも同じ本が何冊もある…文字が均一ですから手書きの写本ではないのは
解りますが、ヴァイン程の腕利きでもこれ程均一で精緻な文字を版画に
起こすのは至難の業ですよ…」
それに多色刷りの応用、までは想像が付くが、絵ならともかく
タブレットやテレビの画像、写真の様なものまで印刷する方法、これが解らない、
降参です、と、カリーチェさんはやや悔し気に語った。
「いや、かなりいいとこまで想像出来てると思うわよぉ?」
うん、本当にいい線行ってる、むしろこっちが驚いたわ。
「カラー印刷は印刷インクの三原色って言ってねぇ、シアン(青緑)、
マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄色)の三色の組み合わせなのよぉ。」
これを小さな小さな点で塗って行くと基本的な色は大体再現出来るのだ、と
説明する。
「私も印刷の方法とかまで詳しくは説明出来ないから、それは帰ったら
タブレットやパソコンで調べるといいわぁ。」
「そうでした、ここでは疑問の解答がすぐに得られるのですからねぇ。
まさに大魔法使いが持つ様な『アンサー・トーカー』の魔道具にも等しい。」
「『均一な文字』の方はずっと簡単よぉ。
そっちでも封蝋に印章とか捺したりするでしょぉ?」
「ありますねぇ…あ!?」
これだけで気付くのか、やるわねぇ。
「まさか…一文字一文字の印章がある?」
「正解よぉ。」
一文字ごとの印章…要は活字印刷である。
「成程、活字をズレない様に枠に並べて単語や文章を作って…安いパルプ紙で
大量に印刷…そうか、そういう事でしたか。」
やっぱり凄いわ、この人。
これだけのヒントで活字印刷の仕組みの基本を理解しちゃった。
「小町嬢、もう一つ教えて下さい。
これ程の本が出回っていると言う事は、それだけ買い手もいるのですよね?
こちらの識字率、そうとう高いのでは?」
「どうだったかしらぁ? わーくにに限れば、ほぼ100%に近いけどぉ。」
「ひゃ、ひゃくぅ!?」
その時のカリーチェさんの顔は多分一生忘れないだろう。
「ほぼ『100%』ですか…これ程の文明が栄える訳ですねぇ…」
呆れた様な、感心した様な表情で呟くカリーチェさんの傍に
カラカラとカートが近づいてきた。
「嬢ちゃん、持ってきたぞ~ぅ…ぬ? どした、カリーチェ?」
「いえ、今更ながら、世界は驚きに満ちていると痛感していた処ですよ。」
「? よう分からんが、こっちに来て此の方、ビックリする事ばかりなのは
その通りじゃの。」
うん、おっちゃんはそのままの貴方でいてね。
・・・
3階でお会計を済ませ、エスカレータで2階へ。
2階は衣料品やカバンに靴、後は100均のテナントなんかが入ってる。
ここではカリーチェさんに手頃なサイズのザックとお財布を購入。
「街へ出るのに、背負い袋があると何かと便利じゃぞ?」
カリーチェさんが外出する時はほぼ私かおっちゃんと一緒だろうけど、
個人の収納があると便利なのはその通りだし、手持ちの現金もあった方が
いいだろう。
渡されたお金の分は、向こうでおっちゃんと精算してねぇ。
軽く100均を冷やかして、ノートやペンといった雑貨の質と安さに驚く二人。
「これらが皆向こうの銅貨1枚か、精々数枚で買えるのですか。」
「嬢ちゃんも鷹揚に儂らに色々譲ってくれる訳よなぁ。」
「言っても大量生産品だから、質はお値段なりだし、物によっては値上がりも
してるのよねぇ。」
「どこの世界もそういう世知辛さは一緒ですねぇ。」
「然り、然り。」
いよいよ1階に降りて食品売り場へ向かう私達。
カリーチェさんも今日はじっくりと売り場を眺めている。
「ほうほう、肉や魚はあらかじめ切った状態で売られているのですね。
しかし、魚は些か細かく切り過ぎの様な…」
「それは違うのよぉ、お刺身って言って、そのまま食べるの。」
「えぇ、魚を生で!?」
「うんまいぞぅ? そうじゃ嬢ちゃん、今日はお刺身がええ!」
驚くカリーチェさんを尻目におっちゃんは鰹の土佐造りなんぞを手に取る。
そうねぇ、メインはお刺身にするか。
したら玉ねぎ・ミョウガ・大葉・青ネギ・生姜・にんにく辺りを
薬味にして、後はもやしとチンゲン菜のナムルでどうよ!
お味噌汁はお豆腐とわかめに油揚げでいいかしらね。
『…魚どころか、この国では鶏の玉子も生で食えるんじゃぞ?』
『いやいやいや、担いじゃいけませんよヴァイン。
玉子が生で食べられる訳ないでしょう!?』
そんな声を後ろに聞きながら、ご飯の後のお酒はどうしようかな…と
お酒のコーナーを物色していると、ふと目に入った明るいオレンジ色の瓶。
え!! このお値段でシングルモルトを!?
『出来らぁっ!』
と声が聞こえそうなお値段のその瓶は、スペイサイドのシングルモルト。
えぇ、ほんとにこれ、このお値段でいいのぉ?
…よし、腹は決まった、試してやろうじゃないの!
保険に炭酸水は買っとくけど。
この瓶もカートに入れてお会計へ。
これにて買い物終了!
買い物袋は二人に持たせて私は手ぶら、王者の帰宅よぉ!
・・・
「「「いただきま~す!」」」
三人でテーブルを囲んでご機嫌な晩御飯。
「な、生の魚、ですか…」
「臆したか、カリーチェ、パクッといかんかいパクっと!」
おっちゃんは鰹の切り身を美味しそうにむ~しゃむ~しゃ。
「生と言ってもこれは表面は軽く焙ってあるし、玉ねぎとか
薬味と一緒に食べると生臭い感じはしないわよぉ?」
「む、む、む…えぇい、いただきますっ!」
摘まんだ切り身を睨み付けていたカリーチェさんだったが、
意を決して切り身を気持ち多めの薬味と一緒に口へ放り込む。
「! これは…生魚の脂とはこういう味わいですか!
それに薬味の爽やかな香気が上手く臭みを消して、魚の旨味との
調和が素晴らしい!」
「ほうじゃろほうじゃろ、嬢ちゃんはまずいもんなど儂らに食わせんて!」
「おっちゃんだって、最初はおっかなびっくりだったのよぉ?」
「なんだ、ヴァイン、貴方も怖かったんじゃないですか。」
「嬢ちゃん、それは言っちゃいかんて…」
「ナムルも美味しいわよぉ、たくさん食べてねぇ。」
カリーチェさんも無事最初のハードルを越えた様で何より。
あぁ、次は生玉子だ…
その内牛丼か、奮発してすき焼きでもご馳走しようかしらねぇ。
・・・
ご飯の後の食休み。
「あったかそうなお日様色の、感じが良い瓶じゃのう。」
買ってきたボトルをくるくると回しながら眺めるおっちゃん。
「『グレングラント アルボラリス』っていうお酒よぉ。
『アルボラリス』は『木洩れ日』っていう意味ねぇ。
前に飲んだディーコンがアイラとスペイサイドのブレンドなんだけど、
これはそのスペイサイドのスコッチよぉ。」
「癖のない方が『スペイサイド』、と言ってましたねぇ。」
私向きでしょうか、とカリーチェさんが相槌を打つ。
「しかもこれ、シングルモルトなのよぉ。」
厳密には『バッティング』って言って、バーボン樽とシェリー樽で熟成した
原酒をブレンドはしているが。
普通シングルモルトはブレンデッドに比べてちょっとお高いんだけど、
これはびっくりするくらい安かったのだ、と説明する私。
「するってぇと、あんまり美味くないお酒なんかの?」
心配げなおっちゃん。
「それがねぇ、評判はいいらしいから、どっちかと言うと企業努力…
メーカーさんが『普及の為に頑張ってお安く出しました!』って感じ
かしらねぇ。」
一応保険掛けて炭酸水もあるけど、と言いながら、私はグラスや氷を
用意する。
「『はいぼぉる』にしちまえば、大概の『ういすきぃ』は美味しく
飲める、じゃったの。」
なら心配ないか、とおっちゃんは安堵した模様。
「メーカー側はむしろ自信作の様ですし、期待して飲むとしましょうか。」
タブレットで検索しながらカリーチェさん。
「うむ、飲めば判る、真理に違いないて。」
それじゃぁ皆さん、よござんすね?
三つのテイスティンググラスに柔らかなお日様色の液体を注いで…
「「「かんぱ~い!」」」
まずはグラスをクンカクンカ。
「あ、お花…花の香りに洋梨、青りんご、紅茶? すこぉし樽感もあるわねぇ?」
軽やかだけど安っぽくない複雑で華やかな香り、これは当たりの予感。
「ピート感やヨード臭はありませんねぇ…ほう、これは甘い!
スムースな口当たりに青りんご、洋梨、バニラ、蜂蜜、花の様な…
柔らかな上に、何とも華やかさのある味わいですねぇ。」
実に私向きで、好みの味わいです、とカリーチェさんは絶賛。
「奥底に薄っすら木の味わい…これは樽かの?
舌と喉にピリッとした酒精を感じるのは、これは若さかのう。」
まぁこれくらいはご愛敬と言ったところか、とおっちゃんの評価も上々。
続いては氷を落としてみる。
「あ、甘~い。
ぐっと甘味が増したわぁ。」
ひんやりした中に甘味が凝縮された感じ、これはすごい。
「それにほんのりレモン…いや、これはシトラス? 柑橘が顔を出して
きましたねぇ。」
「果物感に加えてバタースコッチの様な濃厚な甘みに、軽い香辛料や
麦の穀物感が調和して、余韻はスッと切れるが、ほんのりと
残るオーク樽や麦の苦みが心地よいわい…実に味わい深いのう。」
きつい臭いや味わいばかりが『癖』じゃない、軽い味わいと『個性』は
両立する!
これには『癖強』好きな私やおっちゃんも脱帽。
お見逸れしました!
もうどうやったって美味しいんだろうけど、ハイボールも試そう。
おっちゃんとカリーチェさんに氷たっぷりのジョッキで御作りした
ハイボールを手渡す私。
「あぁ~、これは青りんご! 青りんごとシトラスです!
シードルより果実感は薄いですが、瑞々しくて、ゴクゴク飲める、
これは爽快ですねぇ!」
「脂っこい料理に合わせたいのう、脂がスッと切れそうじゃ!」
次の料理の一口がさぞ美味くなろうて!と二人は絶賛、私も異存は
ございません!
これ、どう飲んでも美味しいぞ!?
今宵、スコットランドの美酒を識る。
美味しいお酒との出会いを心から楽しみつつ、今日も宅飲みの夜は
更けて行くのだった。
・・・
「あ、カリーチェさん、これあげるわぁ、持ってってぇ。」
おっちゃんとカリーチェさんの帰りしな、私は一冊のテキストを渡す。
「何です、これ?」
「本の印刷が出来たなら紙の需要は切れないと思うんだけど、これ広まったら
もう絶対紙が欠かせなくなるおまじない…ていうか、『呪い』かもねぇ。」
渡したのは、簿記三級の参考書。
「『呪い』とは穏やかではありませんねぇ、どういうものなんです?」
カリーチェさんが訝しむ。
「お金の流れや利益の出所が細かく正確に把握出来る帳簿の付け方よぉ。
で、大きな商会とかお役所に広まったら、紙の需要が跳ね上がるわぁ。」
複式簿記は、とにかく紙を使う、超使う。
大きなお金を扱う所であればある程、知ってしまったら手放せないだろう。
「高価な羊皮紙じゃ、とてもやってられないわぁ。
パルプ紙が絶対廃れない様にする為の保険ってとこかしらぁ。」
「…貴女、恐ろしい人ですねぇ。」
テキストをパラパラと捲って合点がいったのか、薄ら笑いを浮かべる
カリーチェさん。
うむ、理解したな?
「嬢ちゃん、悪巧みは程ほどにの?」
こっちは心配そうな様子のおっちゃん。
「悪巧みだなんて失礼ねぇ、これでおっちゃんやカリーチェさん、一生
食べるのに困らないわよぉ?」
「そうですよ、ヴァイン。
これはしっかり学んで、大店や役人に普及させるべきものです。」
これが知れ渡ったら、ウイスキーやガラス製品を作る資金に困る事はありませんよ、と
請け合うカリーチェさん。
「悪いもんでないなら、儂から言う事はないがの…」
かくして複式簿記は後々向こうの世界に広まり、商会のトップや
地域の領主様、果ては王様に至るまで、明朗会計の実現に大喜びしたそうである。
商会の経理担当やお役人様達はヒイヒイ言いながら
『チェスト、カリーチェ!(【カリーチェぶっ殺す】の意)』を合言葉にした
そうだけど、これはもう、しょうがないわよねぇ?
今回のお題は、『グレングラント アルボラリス』でした。
なかなか美味しいと評判でしたが、ちょっとドンキに寄る機会が
ありまして、結構な安売りをしてましたので一本買い付けました。
シングルモルトが2500円でお釣りが来るのは安いですよね?
軽やかでありながら華やかでしっかり特徴のあるスペイサイド、
これは素晴らしい!
城内はグレングラント アルボラリス も非常に気に入りました。
ところで本作をお読みになって、
『おい城内、ちったぁ読ませるライム、刻むじゃん!?』
『お前、まぁまぁイケてなくもないかも?』
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おまけに感想まで頂けた日には、もう這いつくばって靴ペロですよ、
兄貴ぃ!




