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嘘告された幼馴染が復讐をするとこうなる  作者: 猫の集会


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5/7

だれ?

 ミソノンは、おしゃれ上手なおしゃれ女子だ。


 でも、最近おしゃれの仕方がかわった。


 わたしが、とあることを言って。



 わたしの制服の襟元は、少し緩んでいる。


 今までは、しっかりボタンをしていたけど。


 でも、ミソノンの襟元はわたしと真逆で、ボタンがしっかりされている。


 今までは、そんなに襟元あいてていいんですか?レベルであいていた。


 しかし、今はガッチリしまっている。


 これは、わたしの助言である。



 もしかして、ミソノンから彼氏を奪い、おしゃれまで奪うとんでもない女だと思いました?


 …


 でも、皆はわたしがそんなこと言ったなんて知らないはず。


 もと、盗みぎき女王のわたしじゃないんだからさ。



 それにしても、蓮くんがチラチラとこちらをよくみている。


 なのでわたしは、ニコォって微笑んだ。


 驚いた蓮くんがあからさまにプイッとしてきた。



 なんなのでしょうね?


 自分からこちらをみていたくせに。


 でもね…


 理生には、そんな顔…できないんだよね…。


 へんだな。


 一緒にいるミソノンは、たぶん蓮くんがこちらをよくみていることを、気づいていないみたい。


 なぜなら、わたしは昔から注意力散漫で、通知表にもそうかかれるくらい、周囲を気にしすぎる人間だからなのだ。


 次の休み時間、蓮くんがわたしに話があると言ってきた。


 最近、よく呼ばれる。


 ミソノンは、それについてなにも言ってこない。


 それは、わたしがミソノンにとあることを言ってあるからだろう。


 いつもの廊下に蓮くんと並んで立つ。


「なに?蓮くん」

「あのさ…オレたちって付き合ってないよな?勝手に毎日交際日をカウントしてたりしないよね?もしそうなら、それやめてね。で、別れてよ」


 …


「やだよ?むり」

「はあ⁉︎ふざけんなよ」

「なんで?ふざけたのそっちだよね?」


 …


「あのさ、オレ……やっぱりなんでもない」


 蓮くんは、一度教室の方をみたあとに頭を抱えて、教室にはいり、机に伏せてしまった。


 ふふふ


 蓮くんは、やっぱりおバカさんだね♡


「大丈夫?ミクるん」

 ミソノンが心配をしてくれた。


「うん、特に問題なし」

「そっか」


 わたしたちのやりとを、ジッとみていた理生。


 …


 なんだろう?


 もしかして…


 いつわたしたちが幼馴染だってバレるか心配してる?


 …わたしは、理生と幼馴染だっていうことは、まだだれにも言っていない。


 そして、これからもだれにもバラすつもりもないから、そんなに心配しなくてもいいんだけどね。


 やっぱり、理生に直接言うべきかな?


 でも、それを伝えるために話してて…あのふたりってどういう関係なんだろ?ってなったら…意味ないよねー。


 集団生活の難しさを、改めて実感する。


 ただでさえわたしは、いきなりイメチェンして、ミソノンから蓮くん奪って、挙句ミソノンのもうひとりの彼氏との仲を破局させ、さらにはそのミソノンと普通に話しているんだから、これはもう…バケモノレベルだよね。


 なんなら、ミソノンと仲良くなるっていう、謎の行為にでてるんだから、これはもう…理生も絶対にわたしと関わりたくないはず。


 てか、鬼畜すぎて呆れて観察しているのかもしれない。



「今日さ、放課後どうする?」

 わたしの質問にミソノンは、少し申し訳なさそうに、

「ごめん…今日、田崎たさきくんに話があるって言われたの」

 と、田崎くんのほうをみながら言ってきた。

 

 ⁉︎


 それはまさか…告白?


 最近のミソノンは、モテる。


 この前もミソノンは、告白をされていた。


 返事は、ごめんなさいだったけど。


「え、それってまさか…また告白かな?」

「うーん、どうだろ」

「モテるねー」

「まだ告白とは限らないし。」

「そっか〜」



 夕方、ミソノンからやっぱり告白だったって連絡がきた。


 もちろん、ごめんなさいしたって。




 じゃあ、明日の放課後ゆっくり聞かせてーと、送った。



 予定通り、放課後になり教室でわたしたちは、恋バナをしていた。


 ほんとは、学校だとだれか聞いてるんじゃないかな?って警戒しちゃうから、他の場所がいいけど、そんな都合よく快適な場所なんかないのよね…。



 きゃっきゃきゃっきゃと、女子会していると、知らない女の先輩がズカズカと教室に入ってきた。


 …かと思えば、いきなりミソノンの前に立ち、腕組みしながらにらんできた。


 え?


 なに?


 わたしたちは、話をやめてその先輩をジッとみた。


「あの…なんですか?」


 わたしの言葉を聞くなり、先輩はミソノンをみながら、

「わたしのおとこによく手を出してくれたわね」

 と、プチ怒りのご様子。


 わたしのおとこ?


 蓮くんか、もうひとりの先輩どちらか…なんじゃ?


 どっちの彼女なのだろう?


 蓮くんじゃなさそう。

 だって蓮くんは…


 じゃあ、先輩の?

 

 でも、この前先輩といたのは…この先輩じゃないよね…

 

 ?


「あの、どちらさんの彼女さんなんですか?」

健久たけひさよ。あんた健久と付き合ってたんでしょ?」


 健久…


「ええ、そうですがそもそも付き合っていたというか…友達みたいなものでしたけど」

 

 先輩、健久っていうのか。

 

「遊んだの?」

「あー、まぁ…はい」

「じゃあ、手とか繋いでイチャイチャしたんでしょ⁉︎」

「あの…はい」


 …


 ミソノンは、蓮くんと同時進行で健久先輩と付き合っていたんだよね…


 手…繋いだんだ。



「この泥棒ねこが‼︎ふざけんなよ‼︎バカ女め‼︎」


 いまにもミソノンに殴りかかりそうな勢いだ。


「あの…少し落ち着いたほうが…」

「浮気されて落ち着いてるやつなんていないでしょっ‼︎あんたは、他人事だからいいけど、わたしは…わっわたしは…っ」

「あの…わたし、先輩に彼女いるなんて知らなくて…てか、いないってきいてて…」

「そんなのっ…そんなのっ…後付けじゃない‼︎」


 …これは、危険だわ。


「先輩…このままじゃまともに呼吸できなくなります。落ち着いて座ってください。」

「はぁっ?…さっ、指図してくんなっ‼︎」

「倒れちゃいますよ?」

「そっ、そんなの‼︎平気‼︎倒れてもかなしむ人なんかいない。わたしなんて…そのまま目覚めなければいい。」

 と、涙ながらに言ってわたしたちをにらんだ。

 

「先輩…」


 突然やってきた先輩は、怒りをいきなりぶちまけたり、泣いたり忙しい方だった。



「あの、先輩…ゴニョゴニョゴニョゴニョ」


 わたしは、とあることを先輩に吹き込んだ。


 そこにちょうど、ミソノンの元浮気相手の健久先輩がやってきた。




 続く。

 

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