エッチな鎧
「それにしてもにゃ……」
そう言うとキャットはその場にへたれこんだ。
「死ぬかどおもっだにゃーーー!!」
そう言ってキャットは大声で泣き出した。
まあ、あんな巨だな化け物に襲われて、死にかけて……安心して泣き出すのも無理ないだろう。
「本当、もうだめかと思ったにゃー!逃げられないし、溶かされるし、痛いし、隣には変態がいたし……うわーん」
「うんうん……ん?まあ、変態か。認めよう」
「認めるんかにゃ!?」
ん?当たり前じゃないか、女の子に対してこんなセクハラかますの、変態以外の何物でもないだろう。
……まあ、おそらく僕は女神譲りの美形少年……ちんちんついてた。
そう、美形少年だから変態だって付属価値になるだろ!
……たぶん!
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【SR:女傑の鎧・レプリカ】
古の女戦士が身に着けていたと言われる鎧を模した物である。
【スキル】
≪筋力上昇Lv.5≫……所有者の筋力を上昇させる。
≪速力上昇Lv.2≫……所有者の速力を上昇させる。
≪防御力上昇Lv.3≫……所有者の防御力を上昇させる。
■必殺
≪波動≫……攻撃には同エネルギーを纏わせることが出来る。
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……僕のスキルは、どうやら眷属となった対象に特別な鎧を着せることが出来る能力。らしい。ざっくり言うと。
これがどれほどのものか分からないが、とりあえず、さっきの魔物を一撃で倒せたと言う事は、それなりに強化されるらしい。
チラッとキャットを見る。
それにしたって……いやーなんて言うか、凄い、凄く良いな。
なんていうか、男のロマンって感じがする。
「ん?どうしたのかにゃ?」
「なんか、凄く良いなって……」
「にゃにが……はっ!?まさか、にゃーの体をまた狙ってるにゃっ……って、お前男だったのかにゃ!?」
そう言ってキャットはじっと僕の股間を見た。
「いやーそんなにみられると……興奮する」
「えっち!変態……はっ⁉ってことは、にゃーは女にセクハラされてたんじゃなくて男にセクハラされてたってことにゃ!?」
「そうともいう」
「そうとしか言わないにゃっ!……え、まって。ってことはもしかしてにゃーもいま裸……」
そう言ってバッとキャットは体を隠した。
「えっち!変態!」
「別にいいじゃん、君も僕の裸見たし、僕の体に触れたし、等価交換って奴さ……それに」
「にゃににゃっ!それにってっ!」
「君は一応、服……鎧を今は着てるじゃァないか」
そう言って僕はキャットを指さした。
「僕のユニークスキル【鎧と眷属】その能力はズバリ、【眷属】となった相手に、能力を底上げする特殊な鎧を着せる能力……」
「能力を底上げ……この湧き出るパワーは、そう言う事にゃ!?」
僕がそう言うと、彼女は「にゃんとっ!?」と声を上げた。
「にゃーる……ん?能力を底上げする鎧を着せるってことは、もしかして今にゃーは鎧着てる状態にゃ?」
「そうなるね……うん。凄く良い鎧着てるよ」
「そうだったのかにゃ!?……にゃーは裸じゃなかったのかにゃ。」
「そうそう」
そう言って僕はジーっと彼女の体を見た。
凄く良い鎧を着てる。
ロマンの塊みたいな凄い良い鎧を。
「いやーそうだったにゃかー……それにしても凄い良い鎧にゃ?さっきから体が軽くて裸みたいにスース―するから鎧着てる気もしなかったにゃ」
「まあ、うん。そうだろうね」
「凄く良い鎧かにゃ……一体どんな鎧……にゃ?」
そう言ってキャットは鎧を見るために目線を落とした。
きっと彼女の目に入ってきたのは、まず自分の豊満な胸だろう。
「にゃ、にゃ、にゃ……」
そして乳首を隠す程度の最低限の胸部の鎧と……まるでパンツのような、三角形の赤い……そう、その姿はまるでビキニ。
真っ赤な光沢感のあるビキニと言うべき存在。
キャットが身に着けるその鎧は【ビキニアーマー】だった!
「にゃーなんでこんなエッチな服着てるにゃ!?」
そう言ってキャットは「にゃーーー!?」と叫び声をあげたのだった。




