表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生して、猫耳少女にビキニアーマーを!  作者: ノベル・スタッカート
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/62

吹き飛んじゃえ! side.ラシット

ラシットを拘束したリュウは、彼女を兵士たちへ引き渡した。

牢に入れられる最中も「久々だなー牢屋はさ」と調子を崩さないラシットに少し不気味さも覚えながら、そもそも邪神の依り代だからと複雑な思いを懐きながら……


……次の日を迎えた。


「おいっ、何時までもふざけてるんじゃない!」


「ふざけて何てないさ~適当に答えてるだけで」


「それをふざけてるというんだっ!」


現在、ラシットはリュウ立ち合いの元兵士たちの尋問を受けていた。

昨日の深夜から続く尋問は、現在正午に差し掛かっている。


「糞っ、大人しくしているから優しくしてやってるというのに……」


「まあ仕方ないですよ、相手は邪神なんですから」


「……リュウ殿」


そういうとリュウはラシットをちらりと見た後兵士に話しかけた。


「そういえば、邪神邪神って、昨日からひどいよねぇ~こう見えて信者もいる神様だっていうのにさ~」


「……あと一日もすれば、教会から護送用の兵士がやってきます。それまで牢屋につないでおきましょう」


「あれ?無視?」


無視して兵士と話をするリュウにラシットは口を尖らせた。


「それより、桃色の髪の少女と猫の獣人の痴女の二人組は見つかりましたか?」


「いや、それがさっぱり」


「そうですか……」


その話を聞いて、ニコニコしているラシットをリュウは睨んだ。


「貴方が逃がした……とか?」


「さあ?それはどうだろうね~君はどう思う?」


「少なくともお前が何かしらに関与しているとは思っているよ」


そう言った後リュウは「さて……」と兵士に向き直った。


「俺は、この後野良転生者の捜索に出ようと思います。見つかってないなら、街から出た可能性は低いでしょうから」


「そうですか、分かりました」


「では」


そう言ってリュウが尋問室から出ていこうとした時だった。


「それは困るな~」


さっきまでのらりくらりと飄々としていたラシットの声に、リュウは寒気を覚えた。


「っ……困るって言ってもこっちも仕事なので」


――殺意か?


「それはそれは、その仕事休んでくれないかい?」


「できない相談だね」


飄々とした喋り方だが、言葉の端々にどことなく殺意……いや、害意が滲んでいる。


「そうか、それなら……」


何をする気だ⁉

リュウが何かをするより早く、ラシットが動いた。


「全員まとめて……吹き飛んじゃえ!」


何処か狂気的な笑みを浮かべたラシットの身体の内側から、光が漏れ……リュウの意識は刈り取られた。


その後、爆発によって崩壊した兵舎の元へと駆け付けた救助隊によって、ラシット一人を除く全員が怪我を負いつつも救助されたのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ