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異世界転生して、猫耳少女にビキニアーマーを!  作者: ノベル・スタッカート
第一章

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32/62

魚追う方だもんね。

ブックマーク登録が増えたので、今日は後でもう2話出します!

キャットは駆けだした。


「にゃーは……生きるっ!まだ今世はおわらないにゃっ!」


脱兎のごとく。

彼女は猫の獣人だけど。


「にがさ、ないよっ!」


リュウはキャットに向けて、竿を振り被り……投げた。


「ぎゃあ~~~~」


そして先端に吊り下げられた僕は同時に振り回された。

回る視界の中、僕はキャットの方へと飛んでいき……


「にゃお⁉」


「はらほろひれはれ……」


釣り糸がグルグルとキャットに巻き付いた。

勿論その時僕も巻き付かれるわけで。


まわりまわり……


ぽむっと何かの隙間に挟まった。

柔らかくて暖かい。


そして今日何度も触れた様な。


「あ、キャットのおっぱい……うっ」


やばい、さっき振り回されたせいで気分が。


「吐きそっ」


「にゃー!?はくにゃっ!?」


幸い、お腹の中は空っぽだった様なので吐くことは無いが……


「それにしても、凄いうげぇって気分だよ」


「それ以上になる気分があると思うにゃ!?」


「どんな?」


「焦りとか、死にかけてるにゃ!にゃーたち!」


ああ、そう言えばそうだ。


気が付けば、地面から少しづつ離れてる気がする。

これはもしや……


「僕たち釣られてる?」


「ご名答。まあ、大人しくしておいてよ」


「大人しくしとくと思うの?」


「思わないけど、どっちみち逃げられないんだからさ?暴れても君たちが疲れるだけだよ?」


そうリュウは応えた。


「ま、生きようと暴れる獲物を力と技術でねじ伏せ釣り上げるのが。釣りの楽しみではあるけどね」


「にゃーは魚じゃないにゃ!」


「魚追う方だもんね。猫って」


「にゃーは魚嫌いにゃっ!」


「へぇ?じゃあなにが好きなのさ」


「肉が好き……って何のんきに話してるにゃ!?」


そんな話をしているうちに、僕たちはリュウの目の前に吊り下げられた。


「君たち……のんきだね。なんていうか、余裕があるというかなんというか」


そう、少し呆れ気味に言ったリュウを僕は見た。


「なんで余裕だと思う?」


「ここで質問するのかい?うーん、まあ折角だし。そうだなぁ……覚悟がもう決まったからとか?」


「ぶぶー不正解」


「お前何ふざけてるにゃっ⁉」


そう言ってキャットが暴れて、ゆれるゆーれる……


「うっ、揺らさないで。吐きそうになるからっ」


「にゃっ⁉」


「はは!そうかそうか!」


そう言ってリュウは笑顔になった。


「……今君、吐きそうだから動かない暴れないって思ったでしょ?」


「はは……え?違うのかい?」


「ふふ、余裕がある。何故かというと逃げる算段が……」


と、そこで一瞬言葉を止めた。

リュウにピリッとした緊張が走るのが目に見え、近くでキラキラ目を輝かせてる猫娘がいるのが分かる。


「そう、逃げる算段が……ないんだけどね」


「な(にゃ)いのかい!」

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


面白かった、続きが気になると思っていただけたら、ブックマークや評価をしていただけると嬉しいです!


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