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異世界転生して、猫耳少女にビキニアーマーを!  作者: ノベル・スタッカート


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22/30

ツンデレ?


「それじゃ、二人とも元気で~」


そう言って手を振ってくるラシットに手を振り返し、僕とキャットは路地裏を歩き始めた。


「にゃぁ……にしたってなんでこんな……」


恥ずかしそうに体を隠しつつ、身体をくねくねしているキャットに言っておいた方が良いのかな?


「むしろなんかエッチだよって」


「にゃっ⁉マジでにゃっ!?」


「あ、口に出てた」


……まあいっか。

キャットのことを改めて見る。


彼女は白髪を首元で切りそろえ、髪の間から猫耳がぴょこぴょこと覗いていた。改めて見て見れば、口元から小さな牙のような。

八重歯が出ているように見える。

猫だからだろうか。きっと猫だからだろう。


体つきはボンキュッボンと言う言葉がそのまま合うようで、胸は大きく、腰はしなやかに細く、お尻は大きく出ている。

セクシーと言うより、エッチだ。


「エッチだなぁ」


「にゃっ⁉にゃーのこと言ってるにゃ!?」


あ、また声に出てた。


■■■


路地裏を歩き、歩き……


「ねえ」


「……なんにゃ?」


「僕たち何処に向かってるんだろうね」


「おみゃ!?何も考えずに歩いてたにゃ!?」


その言葉に回答するなら「YES」だ。

周りを見る。

路地裏と言った通り、どこかジメッと暗くて狭いこの場所は、入り組んでいる上に、物が多く置かれててややこしい。

今歩いてきた道だけでも、軽く10個以上横道があった。


「そうだね!」


「おみゃ……」


「って言うか、考えてみなよ。僕、転生者でこの世界に来てまだ間もないんだよ?この街に来るのなんか当たり前に初めてだし、分かるわけないじゃない」


そう言って僕は胸を張った。


「ドヤ顔する所じゃないにゃ!まったく……」


深々と「はぁ……」とため息をついた彼女は、忍の手を引いて歩き始めた。


「へ?」


「にゃーの方がこの街に詳しいにゃ。だから、ついてこいにゃ」


キャットは足を止め、僕の目を見つめた。


「勘違いするにゃ。別におみゃえが、この路地裏で迷ってどうなったって別に構わないどころか、勝手にすればいいと思ってるにゃ……けど」


「けど?」


「もうおみゃえからにゃーは逃げられないにゃ。悲しい事に、人生全て握られちゃってみたいな物にゃ。だから、だから……しょうがないから、にゃーがお前の手を引いてやるにゃ」


そう言って彼女は、前を向いて歩き始める。

てくてく

……てくてくと。


「これってもしかして……」


腕を掴まれて歩いていく中、僕はふと思った。


「ツンデレって奴かな?」


「絶対違うにゃっ!その言葉知らないけど、絶対に違うにゃ!」


キャットは強めに否定した。

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