閑話2
ちょっと、閑話
俺たちが、これから守護する星へと向かう少し前、俺たちは神竜と今後に向けた話し合いをしていた。
「……それでは、今後の予定については以上でいいですね?」
神竜の問いかけに俺たちは頷く。
「では、話し合いについてはここまでにして……、実はあなたたちに渡したいものがあるのです」
「何をですか??」
「名、ですよ」
「名?名前ってことだよね」
「ええ、そうです」
「なんで今更名前なんかくれるんだ?」
「あなたたちは、前世での名前は持っていても今世の名前は持っていないでしょう?新しく生まれ変わった以上名前も変わってしかるべきでは?」
「なるほど、そういうことね」
「私は、別にもらってもいいよ。もらって困るようなもんじゃないしさ」
「う~ん、もらっても特に何かがあるわけじゃないんでしょうね?」
「はい、あなたが考えているような強制的に部下になってしまうとか、そんなことは一切ないですよ」
「うっ……。分かったわ、おとなしく頂くわ」
「俺もそれでいいよ」
そうして、俺たちは名前をもらった。
俺は、地帝竜グランデル
風鳥さんは、太陽竜サンレイユ
海音寺さんは、海王龍レリーシア、という名前だった。
「若干前半が厨二っぽいけど、名前の方はいい名前ね」
「それじゃあ、この名前ありがたくもらっておくよ」
こうして、俺たちのこの世界での名前が決まった。




