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【連載版】戦国に転生した五十一歳、兵糧係から成り上がる 〜刀は振れないが、腹を満たせば兵は立つ〜  作者: あちゅ和尚


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第22話 盗まれた名

 朝の光が差しても、笠森城の空気は晴れなかった。


 門は開かなかった。


 南谷の者は外へ走らなかった。


 捕虜の言葉に揺らされても、足軽と村人は割れなかった。


 それは確かに、夜を越えたということだった。


 だが、夜に聞こえた声は、まだ城の中に残っていた。


「おつね」


「弥三が外で倒れとる」


「南谷の米を返してほしければ、灰原へ来い」


 声だけが、耳の奥にこびりついている。


 久住宗介は、竈のそばで粥をよそいながら、何度も門の方を見た。


 朝になれば確かめる。


 弥四郎はそう約束した。


 だから、確かめなければならない。


 約束を板に書いた以上、それを果たさなければ、次から誰も板を信じなくなる。


「宗介」


 片瀬弥四郎が声をかけた。


 若い城主は、門の内側に立っていた。宇平次、善助、足軽二人がそばにいる。


「おつねの夫、弥三。草履の件。南谷の外を確かめる」


「はい」


「お前は城に残れ」


 宗介は一瞬、頷きかけた。


 正直、外へ出なくていいと言われて安堵した。


 だが、すぐに首を振った。


「いえ、行かせてください」


 弥四郎の目が細くなる。


「戦いに行くのではないぞ」


「分かっています。呼び声と、投げ込まれた物を確かめたいんです。どこから投げたか。どこで名を呼んだか。何を持ってきたか」


 宇平次が眉を寄せる。


「また足跡か」


「はい。たぶん、足跡と、拾った物です」


「怖くないのか」


「怖いです」


 宗介は即答した。


「でも、怖いから見ます。見ないと、また同じ声で動かされます」


 弥四郎は少しだけ黙った。


 そして頷いた。


「なら、後ろにいろ。宇平次の命を聞け。勝手に離れるな」


「はい」


 門が開いた。


 朝の冷えた空気が流れ込む。


 宗介は、腰に小さな飯包みと竹筒を下げて外へ出た。


 門の外には、夜の跡が残っていた。


 土の上に足跡がある。


 草が踏まれている。


 門から少し離れた斜面には、声を張るために立ったらしい場所があった。土がえぐれ、石がずれている。


 宇平次がしゃがんだ。


「二人、いや三人か」


 善助も膝をつき、足跡を見た。


「南谷の者の足ではありませぬ。わらじの結びが違います」


「分かるのか」


「村の者は、山道でほどけぬよう少し違う結びをします。これは川向こうの者の結びに近い」


 宗介はその言葉を頭に刻んだ。


 わらじの結び。


 それも印になる。


 敵は名を使い、草履を使い、声を使う。


 こちらは足跡と結びを見なければならない。


 門の外から少し回り込むと、低い土塁の脇に布の切れ端が引っかかっていた。


 昨夜、草履の包みを投げた者が引っかけたのかもしれない。


 善助が拾い上げ、顔をしかめた。


「南谷の家で使う布に似ています」


「誰の家か分かりますか」


「すぐには。ですが、色と縫い方に見覚えがあります」


 おつねのものか。


 草履の家のものか。


 それとも、別の家から盗んだものか。


 宗介の胃が重くなる。


 敵は、ただ名を呼んだのではない。


 南谷の家にあった物を持ち出し、それを証のように見せている。


 次に一行は、南谷村の外れへ向かった。


 家々は静かだった。


 多くの者は城や北の祠へ移っている。戸が閉じられた家もあれば、慌てて出たままの家もある。


 その一つの戸が、半分開いていた。


 善助の顔が変わる。


「ここは、おつねの家です」


 宇平次が手で制した。


「不用意に入るな」


 足軽が槍を構え、戸の横へ立つ。


 中は荒らされていた。


 米俵はない。


 そもそも大きな米は先に分けたはずだ。


 だが、土間の隅の小さな箱が開けられ、子供の草履や古い布、木椀が散らばっている。


 おつねが昨夜見て崩れかけた草履は、ここから持ち出されたものだろう。


「弥三殿は」


 宗介が聞くと、善助は首を横に振った。


「ここにはおりませぬ。北の祠へ行ったはずです」


「確認しましょう」


 さらに村の奥を見て回ると、似たように荒らされた家が二つあった。


 大きな荷はない。


 米も多くはない。


 だが、草履、櫛、子供の布、家の者しか知らないような細々した物がなくなっていた。


 敵は、米ではなく名と証を盗んでいる。


 宗介はそう感じた。


 口の中が苦くなった。


「これは、嫌な手だな」


 宇平次が低く言った。


「米を奪うより、腹が立つ」


「はい」


 宗介は頷いた。


「家の物を使えば、城の中の人を動かせます。名前と物を合わせれば、本当だと思わせられる」


 善助の拳が震えていた。


「村の家を荒らし、名まで使うか」


 怒りを押し殺した声だった。


 北の祠へ向かうと、弥三はそこにいた。


 生きていた。


 足を少し痛めていたが、倒れてはいなかった。


 年寄りたちと子供を守りながら、祠の奥で一夜を越していたのである。


「おつねは」


 弥三は宇平次たちを見るなり、そう聞いた。


「城にいる。子も無事だ」


 善助が答えると、弥三はその場にへたり込んだ。


「よかった……」


 宗介も息を吐いた。


 昨夜の声は、やはり嘘だった。


 いや、完全な嘘ではない。


 弥三という名は本物。


 草履も本物。


 ただし、弥三が外で倒れているという話は嘘。


 本物を混ぜた嘘。


 それが一番怖い。


 祠にいた年寄りの一人が、震える声で言った。


「夜の間に、下の方で人の声がしました。誰かが南谷の家を漁っておったのかもしれませぬ」


「数は」


 宇平次が聞く。


「多くはありませぬ。二人か三人。荷を背負うような音がしました」


 宗介はうなずいた。


 門の外の足跡と合う。


 少人数で村へ入り、家の物を盗み、城の外から名を呼ぶ。


 大きな攻めではない。


 だが、心を崩すには十分だった。


 城へ戻る途中、宗介はほとんど黙っていた。


 宇平次が横目で見る。


「どうした」


「敵は、米だけじゃなく、名前も運んでいます」


「名前を運ぶ?」


「はい。誰の夫がどこにいるか。誰の子の草履か。どの家の物か。それを集めて、城へ投げる。声にする。人を動かすための荷です」


 宇平次はしばらく黙った。


「荷にも、嫌な荷があるものだな」


「はい」


 宗介は胸の奥が重くなるのを感じた。


 荷は米や薪だけではない。


 人の名も、家の物も、心を動かす荷になる。


 それを敵は使っている。


 笠森城へ戻ると、おつねが門の内側で待っていた。


 弥三の無事を伝えると、その場で崩れ落ちた。


 泣いた。


 子を抱きしめ、声を殺しきれず泣いた。


 周囲の南谷の者たちも息を吐いた。


 だが同時に、家が荒らされたことを伝えると、また別の沈黙が落ちた。


「家の物を……」


 庄屋の顔が土のように暗くなった。


 宗介は弥四郎の前に膝をつき、見たことを報告した。


「おつねさんの家を含め、少なくとも三軒が荒らされています。米ではなく、草履、布、櫛、子供の物、家の者が見れば分かる物が持ち出されています」


 弥四郎の表情が険しくなる。


「名と物を使うためか」


「はい。敵は、南谷の者の名を盗んでいます」


 その言葉に、場が静まった。


 名を盗む。


 宗介自身、言ってから重さを感じた。


 米を盗むよりも、見えにくい。


 だが、人を動かす力は大きい。


 弥四郎は短く命じた。


「市松、板を」


「へい」


 市松が走ってくる。


 炭を構えた顔は、昨日より少し大人びて見えた。


「何を書く」


 宗介はゆっくり言った。


「敵は南谷の家を荒らした。家の物を持ち出した。名と物を使って呼ぶ。弥三は無事。草履はおつねの家から盗まれたもの」


 市松は炭を走らせる。


 家の印。


 草履。


 口の印。


 盗まれた名。


 下手な絵だが、意味は伝わる。


 弥四郎は南谷の者たちへ向き直った。


「聞け。昨夜の呼び声は嘘だった。弥三は生きている。だが、おつねの家の物が盗まれていた」


 ざわめきが広がる。


「これより、外から名を呼ばれても、物を見せられても、すぐに信じるな。必ず庄屋、善助、または城の者を通せ」


 庄屋が深く頭を下げた。


「南谷の者へ、よく言い聞かせます」


 宗介はそこで口を開いた。


「もう一つ、お願いします」


 弥四郎が見る。


「南谷の家族の名と、今いる場所を、庄屋さんと善助さんで確認してください」


 南谷の者たちがざわついた。


 宗介は急いで続ける。


「全部を城に知らせる必要はありません。むしろ、全員に広げない方がいい。でも、庄屋さんと善助さんが、誰が城にいて、誰が祠にいて、誰がまだ村に残っているかを知っていないと、偽の呼び声を確かめられません」


 庄屋は難しい顔をした。


「名をまとめる、ということですか」


「はい。ただし、板に大きく書いて誰でも見えるようにはしません。敵に見られたら困ります。庄屋さん、善助さん、弥四郎様、必要な人だけが知る」


 喜兵衛が頷いた。


「米の帳と同じだな。誰の米か分からねば返せぬ。誰がどこにいるか分からねば、偽の名に振り回される」


「はい」


 南谷の者の中には、不安そうな顔もあった。


 名を城に握られる。


 そう感じた者もいるだろう。


 宗介はそれも分かった。


「これは縛るためではありません」


 宗介は言った。


「外から呼ばれた時、すぐ確かめるためです。誰かが本当にいないなら探す。いるなら嘘と分かる。分からないままだと、心が動かされます」


 弥四郎が静かに付け加えた。


「南谷の名を、敵に使わせぬためだ。城が奪うためではない」


 庄屋が頷いた。


「承知しました。善助、手を貸せ」


「はい」


 こうして、南谷の者の所在を確かめる作業が始まった。


 大げさな帳面ではない。


 庄屋が知る家ごとに、今どこにいるかを確認する。


 城。


 北の祠。


 村の残り家。


 行方不明。


 無事を確認済み。


 市松はそれを全部書こうとして、宗介に止められた。


「市松は大きな板には書かないで」


「何でだよ」


「これは見せる板じゃない。庄屋さんと善助さんの手元で持つものです」


「俺は書けないのか」


「書ける。でも、皆に見える場所に置かない」


 市松は少し不満そうだった。


 だが、理由を聞くと黙った。


「敵に見られたら、また名を使われる」


「そういうこと」


「嫌な帳だな」


「うん」


 庄屋は古い紙片と小さな板を使い、家ごとに印をつけ始めた。


 善助が横で補う。


 おつねの家。


 弥三、北の祠で無事。


 おつねと子、城内。


 草履は盗まれた。


 別の家では、老婆が村に残っている。


 また別の家では、若者が行方不明。


 それが分かるたび、城内に小さな動揺が起きた。


 宗介は、その動揺を見ながら思った。


 これは米を数えるより重い。


 米なら、ある、ない、湿っている、使える、に分けられる。


 人は違う。


 無事と言われても、心は無事とは限らない。


 行方不明と書かれれば、その家の者は座っていられない。


 だが、見えないままにしておくよりはいい。


 見えない不安は、敵に使われる。


 昼前、与七が宗介を呼んだ。


 捕虜として壁際に置かれている若い男だ。


 痩せた男とは離されている。


 見張りの足軽が槍を構えたまま、宗介を通した。


「何ですか」


 与七は声を潜めた。


「甚内様は、名を集める者を使っています」


 宗介の背筋が冷えた。


「名を集める者?」


「村に入り、家の物を見て、誰が誰の家かを聞く者です。もとは寺の小者だったとか、庄屋の手伝いだったとか。俺は詳しくない。でも、名前を覚えるのが早い」


「その者の名は」


 与七は首を振った。


「皆、佐平と呼んでいました」


 佐平。


 宗介は見張りへ目を向けた。


「弥四郎様へ」


 すぐに話は弥四郎へ伝えられた。


 弥四郎は庄屋と善助を呼ぶ。


「南谷に、佐平という名を知る者はいるか」


 庄屋は少し考え、顔を曇らせた。


「佐平……寺の手伝いをしていた者に、その名がありました。字が少し読め、人の名をよく覚える男です。数日前から姿を見ませぬ」


 善助が苦い顔をした。


「まさか、灰原へ」


「決めつけるな」


 弥四郎は言った。


「だが、疑え」


 宗介は唇を噛んだ。


 敵は、村の外から名を盗んだだけではない。


 村の中を知る者を使っているかもしれない。


 それなら、呼び声が正確だった理由も分かる。


 おつね。


 弥三。


 家の物。


 草履。


 ただの脅しではない。


 情報を集めている。


 弥四郎は低く命じた。


「佐平の顔を知る者を門に近づける。だが、一人にするな。もし外で佐平の声がしても、門は開けぬ」


「承知しました」


 庄屋が頭を下げる。


 宇平次が言った。


「敵は人の名を使う。なら、こちらは合い言葉を決めるか」


 宗介は顔を上げた。


「合い言葉」


「名だけでは通さぬ。何か決めた言葉を返せぬ者は、身内を名乗っても通さぬ」


 宗介は頷いた。


「いいと思います。ただ、難しい言葉は駄目です。年寄りや子供が忘れます」


 弥四郎が言った。


「南谷の者には、家ごとにではなく、今日と明日だけ使う言葉を決める。変える」


「毎日変えるのですか」


 善助が驚く。


「敵に知られれば終わる」


 宗介は考えた。


 合い言葉。


 難しすぎても駄目。


 広めすぎても駄目。


 だが、全員が知っていなければ使えない。


 矛盾している。


「城の門では使えます」


 宗介は言った。


「外から名を呼ばれたら、門番が合い言葉を聞く。ただし、城内の皆に広めすぎない。庄屋さんと善助さん、門番、弥四郎様、宇平次殿だけ。南谷の者が外へ出ないなら、全員が知る必要はありません」


「では、外の者が本物でも答えられぬ」


「はい。だから門は開けない。合い言葉は、外の声が偽物かどうかを見るためというより、すぐ信じないための一呼吸です」


 宇平次が頷いた。


「一呼吸か」


「はい。呼ばれてすぐ動かないための段取りです」


 弥四郎は少し考え、言った。


「今日の合い言葉は『井戸縄』にする」


 喜兵衛が小さく笑った。


「覚えやすい」


「忘れようがない」


 宇平次も頷いた。


「門番、庄屋、善助へ伝える。外から名を呼ばれても、まず『井戸縄』を問う。答えられても、すぐには開けぬ。答えられなければ、なお開けぬ」


 宗介は市松へ向いた。


「これは大きい板には書かない」


「何で」


「敵に見えたら意味がない」


「じゃあ俺は書かないのか」


「小さい板に、門番用だけ。門の内側からしか見えない場所へ」


 市松は少し嬉しそうにした。


「秘密の板か」


「そう。秘密の板」


「任せろ」


 この日から、笠森城の門の内側に小さな板が掛けられた。


 井戸縄。


 字が読める者だけでなく、井戸と縄の絵も添えられている。


 市松が描いたので、少し頼りない絵だった。


 だが、門番には伝わった。


 午後、北の祠から弥三が城へ戻った。


 おつねと子の前に立つと、言葉もなく抱き合った。


 周囲の者たちは、何も言わずに見守った。


 宗介は少し離れた場所でそれを見ていた。


 昨夜、門を開けていれば。


 おつねが走っていれば。


 誰かが止められなければ。


 今この光景はなかったかもしれない。


 そう思うと、膝の力が抜けそうになった。


 弥三はやがて弥四郎の前に膝をついた。


「妻子を守っていただき、ありがとうございます」


「城だけでは守れぬ」


 弥四郎は答えた。


「南谷の者も、城を支えよ。水、薪、見張り、名の確認。できることをせよ」


「はい」


 弥三は深く頭を下げた。


 その日、南谷の者たちは以前よりもよく動いた。


 守られているだけではない。


 自分たちも城を支える。


 そういう空気が、少しだけ生まれた。


 おつねは竈のそばで粥を混ぜた。


 弥三は足を庇いながらも、井戸の縄を編む手伝いをした。


 子供は市松の横で、板の絵を覗き込んでいる。


 泣き声は、まだある。


 不安も消えていない。


 だが、夜に敵が投げ込んだ草履は、城を割ることができなかった。


 夕方、弥四郎は三枚の板を見た。


 城内。


 城外。


 敵の腹。


 そこに、さらに小さな秘密の板。


 井戸縄。


「名を守るためにも、段取りが要るか」


 弥四郎が言った。


 宗介は頷いた。


「はい。名を盗まれると、人が動かされます」


「なら、名も兵糧か」


 喜兵衛が冗談めかして言った。


 宗介は少し考えた。


「兵糧を運ぶ人の名ですから」


 喜兵衛は苦笑した。


「本当に、お前の兵糧はどこまでも広がるな」


「俺も困っています」


 それは本音だった。


 米から始まったはずだった。


 粥、味噌握り、水、薪、井戸、縄、荷車、道、商人、捕虜、そして名前。


 どこまで見ればいいのか分からない。


 だが、見なければそこを突かれる。


 夜が近づく。


 門の内側には、合い言葉の小さな板。


 竈には薄い粥。


 井戸の縄は編み直され、予備も隠された。


 南谷の家族の所在は、庄屋と善助の手元に残された。


 宗介はそのすべてを見て、深く息を吐いた。


 敵は米を奪う。


 水を潰す。


 薪を濡らす。


 そして、名前を盗む。


 ならばこちらは、米を数え、水を守り、薪を分け、名を確かめる。


 地味で、面倒で、胸の痛む作業ばかりだ。


 それでも、笠森城はまだ崩れていない。


 竈の火が、ぱちりと鳴った。


 宗介は粥を一椀よそい、門番へ運んだ。


 門番は受け取り、小さな秘密の板をちらりと見た。


「井戸縄」


 ぽつりと呟く。


 その声に、宗介は頷いた。


 今夜も、門は簡単には開かない。


第22話─了

新しい戦国転生短編を投稿しました。


『呂布の武と郭嘉の知を授かって戦国に転生した俺、信長の負け戦をひっくり返す』


https://ncode.syosetu.com/n4580mf/


本作とは少し違う、武と知で戦場をひっくり返す派手めの戦国転生ものです。

よろしければ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

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