↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

199/204

昼終了前に来るお客とのやり取り(その4)

さてさて時計の針はもうすぐ13時半に

なろうとしていたその頃、

小料理屋アコの昼営業は

お客が会計を済ませて店を後にする


〇〇【ごちそうさまでした~

   また、来るよ~】


広志【ありがとうございました~

   またどうぞ~】


アコ【ありがとうございました~】と  

   お客が見えなくなるまで見送る


広志【それじゃあ、ぼちぼちと

   閉めるかね】と

   後片付けしながら話している


そうしていると反対側から


矢野【こんにちは~

   まだ、大丈夫ですか?】と

   暖簾をくぐり抜けて店のドアを  

   ガラガラと開けて、

   店の中の様子を伺っている


アコ【大丈夫ですよ、どうぞ~】


矢野【ありがとうございます】と

   店に入りカウンター席に

   座っていく


それに続いて…


桜木【こんにちは!まだ大丈夫ですか?】 

   と続いて暖簾をくぐり抜けて

   店のドアをガラガラと開けて、 

   店の中の様子を伺っている


矢野【大丈夫ですよ!

   自分もこれからですから】と

   時計に視線を見上げながら

   話している


広志【いらっしゃい!てか拓海~

   お前さんが言うなよ

   自分もギリギリじゃないか】と

   ぼやきながら調理を始める


矢野【まあまあ良いじゃないですか

   お客さんですし】 

   とたしなめている


広志【夜に続いて昼もかい】


桜木【さあ、こっちこっち】と

   手招きしている


和泉【こんにちは~】と店の中へ

   入っていく


アコ【はい、いらっしゃいませ

   どうぞお好きな席へ】


広志【いらっしゃい!退院したか】と

   調理しながらも

   一瞬2人へと視線を向けて

   声をかけている


アコ【退院おめでとうございます

   それにしても仕事は?】と

   コップに入れた麦茶と

   おしぼりを手渡す


矢野【師走なものですから

   しかも、書類不備で

   バタバタしてしまいまして】と

   苦笑いしている


広志【ここだって貧乏暇なしだそ~】


アコ【確かに言えるわね】と

   コップに入れた麦茶と

   おしぼりを手渡す


桜木【例の件のインタビューの話で

   調査委員会の方々から

   色々聞かれまして】と

   苦笑いしている


広志【再発防止のためとはいえ

   あまり思い出したくは

   ないわな】


桜木【それでも来週からは

   色々生放送に出演するので】


矢野【そう言えばどんな曲を?】


アコ【そう言えばそうね~】


和泉【僕も聞いた事ないですね~

   同じグループの栗山さんとは

   何回か共演はあるのですが】


桜木【その節は直輝が

   お世話になりまして】


和泉【いえいえ色々楽しませて

   もらいましたよ】


広志【なんでも良いけどよ

   今日の日替わりは

   カレーなんだけど

   隼坊よ喉は大丈夫かい】


桜木【あんまり辛くなければ】


和泉【僕も辛いのは少し】


矢野【僕は平気なので】


アコ【辛さはお好みでしか

   言えないわね】


広志【それは食べてからのお楽しみ

   アコ!あがったよ‼】と

   出来上がった料理を

   盛り付けている


アコ【は~い‼よっこらしょ】と

   おぼんを持ち上げて運ぶ


アコ【はい、お3人さん

   お待ちどおさまめしあがれ】と    

   それぞれの席の所に置いていく


桜木【いただきます】

和泉【いただきます】

矢野【いただきます】と各々割り箸を 

   割り一口食べると…


桜木【美味い!本当に美味い!】と

   満面に笑みを浮かべている


矢野【お肉がとろけているなんて】


和泉【美味しいですね~】


矢野【何のお肉なのですか?】と

   モグモグしながら話している


広志【牛のスジ肉だよ

   たまにはしないとな】


アコ【それは良かった】


桜木【いつも終わる直前だから

   無いかもと思う時が】と

   モグモグしながら話している


広志【カレーの日に関しては

   季節にもよるけど

   冬は夜もやっているからよ

   たまにシメのカレーとして

   注目するお客がいてな】


アコ【まあ、限られた人だけどね】


広志【今日は少し多めに作ってあるよ

   とある方が広めたようだしな】 

   と矢野に視線を向けている


矢野【何の事でしょうか】


広志【昨日、色々聞かれたのをな】


桜木【確かにご連絡を】


和泉【自分もご連絡いただきまして】


アコ【なるほどね~ホホホ】 

   と満面に笑みを浮かべ


矢野【まあまあまあ、売り上げには

   貢献している訳ですし】と

   背中に冷や汗を感じている


広志【カレーは毎週メニュー

   違うからな~】


アコ【ここは意外と普通のカレーを

   好む人が多くてね】


桜木【そう言えば】


和泉【蕎麦屋さんやうどん屋さんの

   出汁の効いたカレーのような

   感じです】


広志【大人でも子供でも

   食べられるようにとな】


アコ【時間かかるから週末しか

   出来ないのよ】


そして、3人は再び箸を動かして

たわいのない話をしながら

食べ終えたのであった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。