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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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198/204

お昼の営業(常連客編、その19)

さてさて仕込みが終わり時計の針は

もうすぐ11時半になろうとしています小料理屋アコは昼営業の

開店準備をしていた

その時には、お客がちらほらと…


相木【こんちは~大将にアコさん!】と 

   毎度一番乗りで暖簾をくぐって 

   店のドアをガラガラと開けて

   入っていく


浮田【こんにちは~】それに続いて

   入っていく


アコ【いらっしゃい!そこで

   座って待っててちょうだい】と

   調理しながら話している


相木【いつもすいませんね~

   ありがとうございます!

   あ~腹減った~】といいながら 

   カウンター席に腰を下ろして

   座っていく


アコ【今日も外は寒いわね~

   師走なのに気温1ケタよ~】と  

   最後の準備しながら

   話していると


相木【いや~これくらい寒くないと    

   仕事してると、ちょうどです】


浮田【本当ですよ、体型は変化なし】


アコ【羨ましわね~代謝が良くて

   変わってほしいくらい】と 

   麦茶をコップに

   注いで渡している


相木【アコさんもそうですよ

   何年も体型変化ないですし】


浮田【それを言えば大将も】


広志【お世辞言っても何も出ないぞ~】 

   と調理しながら話かけている


相木【本当の事ですからね】


浮田【そうそう】


広志【そう言えばそろそろ

   ボーナスの時期だろうに】


相木【少しは上がってると】


浮田【嬉しいですけどね】

   

広志【さてと、アコ!そろそろいいぞ~ 

   開店だ~】と声をかける


アコ【はい!じゃあ開店で~す

   いらっしゃ~い!】


広志【いらっしゃい!毎度!】


店にはお客さんがぞろぞろと入って、おもむろに席に座る


相木【今日は金曜日だからな~】


浮田【何カレーかな~】


アコ【忘れてたわ

   はい、おしぼり】と渡している


相木【ありがとうございます】

浮田【ありがとうございます】

   それぞれ受け取り

   手を拭いたりしている


榎本【こんにちは~毎度~】と

   暖簾をくぐり抜けて店のドアを 

   ガラガラと開けて、店の中の

   様子を伺っている


アコ【えのちゃんいらっしゃい

   どうぞ】


榎本【ありがとうございます】


泉澤【こんにちは~大丈夫ですか?】と

   後ろから続いて入ってくる


アコ【いらっしゃいませ、

   こちらへどうぞ】


榎本と泉澤がそれぞれ

カウンター席に座ると


アコ【はい、みんな麦茶と

   おしぼりね~】と

   それぞれに渡している


榎本【ありがとうございます】

泉澤【ありがとうございます】

   それぞれ受け取り

   手を拭いたりしている


広志【アコ!あがったよ‼】と

   出来上がった料理を

   盛り付けている


アコ【は~い‼よっこらしょ】と

   おぼんを持ち上げて運ぶ


アコ【はい、おまちどおさま

   めしあがれ】とそれぞれの

   カウンターテーブル席に

   置いていく


相木【おぉ~】


浮田【これは】


アコ【今日は師走だからね

   “牛スジの煮込みカレー”に

   “ブリとタラの塩焼き”に

   “野菜サラダ”ね、ちゃんと

   味噌汁もついているわよ】


広志【お代わりは全部食べてからな~】 

   と手を動かしながら話している


相木【はい!いただきます】と割り箸を  

   持って割ってから

   一口食べると…


浮田【美味いっす!】と

   ガツガツと一目散に食べ始める


相木【これはたまらない】と

   同じくガツガツ食べている


アコ【はいはいゆっくり食べなさい】 

   と言いながら

   相木と浮田のコップを

   持ち上げてから麦茶を注いで

   相木に渡していったのでした


広志【今日は凄い事になりそうだな

   かなり多めには作ってあるが】

   

アコ【焼き魚も忘れないで

   食べてちょうだいね、

   みんなご飯食べてつかの間

   休んでお昼からもひたむきに

   頑張って行きましょうね】


相木【は~い‼】

浮田【は~い‼】

  

相木【アコさ~ん、

   お代わりお願いしま~す】

浮田【僕も同じです】

   同時に呼びかけている


広志【もう食べたのか】と

   呆気にとられている


アコ【凄い食欲ね】と

   カレー皿を受け取ってから

   ご飯とカレーを盛り付けている


榎本【こちらもお代わりを

   お願いします】


泉澤【僕もお願いします】


アコ【はいはい、

   順番にやりますからね~】


その後の店内では…


高橋【すいません、カレーの

   お代わりもらえますか】


アコ【は~い、大丈夫ですよ~】


佐橋【これはなかなか食べれない】 

   と頷いている


アコ【はい、お代わりですね~

   少しお待ちくださいね~】  

   とバタバタと動き回っている


広志【はい!ちょうどですね、

   ありがとうございます

   またお待ちしています】と

   お会計を終えて

   挨拶をしている


〇〇【まだ大丈夫ですか?】と

   暖簾をくぐり抜けて店のドアを 

   ガラガラと開けて、

   店の中の様子を伺っている


アコ【いらっしゃ~いませ~

   どうぞ空いている席へ】


広志【いらっしゃい!まいど】


それから、様々なお客様が

ご来場して、美味しいお昼を食べて

みんなエネルギーチャージをして

昼からの仕事に向かって

いったのでした

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