第百十四部 第二章 詰問
中に入ると、母さんにしては質実剛健でなく、少しオシャレな作りの食堂で驚いた。
「ここはいろいろな人材が出入りするからな。それで、こんな感じなんだ」
スカーフェイスが察したのか笑って答えた。
「へー」
でも、それって逆に言えば、あちらの世界の橋頭保と見られる可能性も高いという事だ。
ちょっと、まずいんじゃないかな。
食堂に入ると嫌な予感は当たった。
クルー達が母さんの出したフォログラフィーに起立して整列して見ている。
その中で母さんが神族達の長老っぽい人達に激しく詰問されていた。
「なぜ、向こうの世界の戦力をそこに集中させているのか! 」
「旦那が向こうの世界だから、そちらに加勢するつもりなのか! 」
「我々の代表である事を忘れたのか! 」
強い口調で各国の神族達の長老が罵っている。
「あーあー、母さんも自分の正体ばらしゃ良いのに」
親父が横で呟いた。
確かに、上位者と思えば、これほどは叩かないだろう。
「おおお、<終末の子>が来たぞ! 貴方は我らの敵になる事を決めたのですかな? 」
神族の長老の一人、この間、散々な目に会わせてしまったレノー・エドガール・マティアス・ローチルドさんが俺を見つけて立ち上がって聞いてきた。
俺が困ったなって顔をしたら、親父がしょうがないって感じで肩を竦めたので仕方あるまい。
母さんも俺に気が付いたようだ。
「いや、大妃の軍団がこちらに攻めて来ると言うので、我々が迎撃するつもりで集合させているのです」
俺が仕方なしに答える。
「それはどちらの世界が生き残るか決まった後の話のはずですが」
「それが、想定よりも速く進軍して来てまして」
俺が答えると、神族の長老連中が一気に動揺している。
「厄介な事になった」
「どうするのだ、<結末の時>は? 」
「そもそも、<終末の子>が問題ばかり起こすからいかんのだ! 」
神族の長老達が切れまくっている。
「そもそも、あの巨大な蜘蛛はどうする気なんだ! 祝融殿が付いていながら、どうなっているのだ! 」
中国の神族の長老らしい人物が祝融さんを見つけたらしくて怒鳴り散らしている。
「いや、それは私が合流する前なんで……」
祝融さんが答える。
「バッタを撃退するためだから仕方ないでしょうが」
親父が反論した。
「化け物を化け物で追い出して残った方は放置なんて馬鹿な話があるかぁぁ! 」
中国の神族の長老達がキレる。
ごもっともである。
すいません。m(_ _)m
ちょっと、まとめサイト見てたら現実世界が関わってたらローファンタジーらしいのですが、この作品はローファンタジーなんでしょうか?Σ(゜д゜lll)
それなら、ローファンタジーに変更しないといけないのですが。((((;゜Д゜)))))))
定義付け知らなかった。((((;゜Д゜)))))))




