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第六章 逃げるが第一
そこにいたのは
植物に身を包んだ人間の形をした『ナニか』
「「「うわーー」」」
麗さん以外が叫ぶ
「こいつは…いや」
何かを呟いていると
急に
「琉唯にくっついていけ、それなら逃げ切れる!」
驚く琉唯くん
「え!?僕?」
サッと琉唯くんにくっつく一同
「走れ!」
と叫ぶ麗さん
一心不乱に走る一同
急に琉唯くんが止まる
右左で分かれているようだ
「こっちは駄目だ!」
と真っ直ぐ行こうとした私達を引っ張り右に曲がる
5分後
「ぜえぜえ」
息が上がる一同
奈々が言う
「ふーー、ねぇ琉唯くん、さっきの曲がり角、何で左はダメなの?」
琉唯くんが答える
「んー、直感…と言いたいけど、あそこ、行ったことあるんだよね」
琉唯くんが語りだした
要約すると
1 ここに来てすぐあそこを見つけた
2 入ってみたら、さっきの『ナ二か』がたくさんいる部屋だった
3 一斉に逃げ出したがどんどん捕まる仲間
4 自分以外の仲間が捕まって、次は自分の番だと思った
5 しかし、自分が存在しないように無視して
…だそうだ
黙って聞く一同
「だから、僕だけ生き残ったってわけ」
悲しそうな顔に誰も何も言えなかった
七章に続く




