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第二章 地獄への一歩
その日の放課後、早速例の廃屋に行った
…流石有名な心霊スポット、すごい雰囲気だ
麗さんが
「…想像以上ね、これを持って置いて」
と何かを手渡した、お守りだ
「この中に入るならこれは手放さないで、じゃあ」
私が入ろうとすると奈々が
「えーー、ついてきてよー」
麗さんが言う
「実はここ、一回私の叔父が調べたの」
そう言えば、巫女の家庭とか何とか噂聞いたな、本当だったのか
奈々が興味津々に聞く
「それで?どうなったの?」
麗さんが言う
「知らない」
ん?
私の気持ちを代弁するように奈々が言う
「え?なんで?」
少し黙ってから言う
「行方不明、この家に入ったのは目撃されてる、でも、帰ってきてない」
…予想はしていなかった訳ではない、でもいざ聞くと、結構きくな
「だから入るのは…」
遮って奈々が言う
「でも、友達を放っておけないよ!」
…いい事言うじゃん
麗さんもそう思ったのかふっと笑った
「…貴方、友達思いなのね」
誇らしげに笑う奈々
麗さんが応える
「分かった、叔父さんの仇討ちもしたいし」
一歩廃屋へ踏み出す
三章に続く




