第十一章 決戦
暫く歩くと
ドカーン
「「「「「「「!?!?!」」」」」」」
爆発音が聞こえた
琉唯くん
「ついにか」
奈々
「くぁwせd…スーーー、もう?」
優輪ちゃん
「カロリーメイト食べとこ」
麗さん
「下がっていて、琉唯の周りで待機!」
…何故か、歴史の教科書で見る将軍を思い出した
ドーン!
遂に姿を表した
波打っている心臓のようなものを持った、前まで見ていた『ナ二か』の大きいバージョン
これはダメと思い優輪ちゃんの目を隠す
麗さんがナイフを手に取る
「闇より光、北より南ーーー」
ナイフが刀位の刃渡りになった
麗さんが刀を振りかざす
キーン
植物とは思えない金属音が聞こえた
「これでもだ、ゴホッ」
また吐血し始めた
奈々が言う
「琉唯くん!麗が!」
動揺している琉唯くん
…そう言えば、琉唯くんがこの光景を見たのは始めてか
「動いて!」
と言う
その言葉に息を吹き返した琉唯くん
「分かった!」
しかし、
「足が…」
恐怖からか足が動かない
私は優輪ちゃんから催涙スプレーを貰って
琉唯くんから離れる
催涙スプレーを左手に
麗さんを引き上げ琉唯くん達の方へ
「頼むよ」
麗さんの手に握られていた刀を握る
『ナニか』の巨大バージョンの前に立つ
私の中の力が溢れ出す
麗さんがかすれた声で言う
「やっぱりね…あの子ならあいつを倒せるゴホッゴホッ」
私の名前は機懇 菜乃葉
神職最強の家系
…自分でも驚いている
家系とかないと思っていた
でも、頭に言葉が出て来る
機懇家の能力
力持ち(strong)
「いけーーーー」
奈々が言う言葉に後押しされて
歩みを進める
刀を振る
その瞬間
『ナニか』の体が真っ二つになった
グラッ
視界が眩む
その後は記憶がない
最終章に続く




