表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

村探索

 ――お前は命を奪われて死んだ! だがワタシが下僕としてこき使えるように、人形にしたんだ! 感謝しろっ!

 グー子はそう言っていたが、実感がない。

 元より五感が鈍かったし、生きている実感も薄かったから。

 これまでの……キュームは思考を停止した。別にどうでもいい。どういでもいい。自分自身の遍歴なんて。

「ここは病院だ」

「でかっ。田舎にしてはでかい病院ですね」

「中にはゾンビみたいのがいるが、別館の方が診療している。間違えてデカい方に入()な」

「めちゃくちゃじゃねえでないですか」

 やけに大きな病院の横にちんまりと和洋折衷な医院がある。

(薬物がたくさんありそう。入ってみようかな)

 次に連れてこられたのは昭和な銭湯だった。一見普通の老舗に見えるが……

「あんたが新入りの子かい?」

 番頭さんは首が少し長く、口が縦についていた。

「ああ、大家から聞いた通りね」

「よろしく」

「よ、よろしくお願いします」

 それ以外は普通の初老の番頭さんらしい。訳のわからない世界に放り込まれているが、今のところ危険な経験はしていない。

「今日は∈∇◀が大盤振る舞いだなぁ。グー子さん、大家さんに残りあったらもってきてくれや、って伝えといてくんないか」

「まー、いいよ」

(イワナ……パーティ??)

 ∈∇◀とはいったい……。謎は深まるが、イワナだと決めつける事に徹した。

なぜグー子はカタコトなのか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ