神の復讐 その1
A1「Je様、差し入れです」
Je「何時もすまんな・・・実は、頼みたい事がある」
A1「何なりと」
Je「わしは赤い悪魔に復讐したい・・・もうじき此処に地獄から罪人共が護送されて来るはずだ・・・奴等を地上に解き放て」
A1「・・・しかし、その様な事をすれば・・・」
Je「わしの頼みが聞けぬのか!」
A1「・・・」
Je「護送している悪魔共を金で釣れば容易い事だ」
A1「悪魔達は書記長に忠誠を誓っています。金では動かないでしょう」
Je「では、Miは?」
A1「Mi様は書記長に心酔し、書記長の親衛隊に志願し隊長に就任しています」
Je「おお!何という事だ!・・・お前はどうだ?」
A1「・・・困難ですが、Je様の命とあらば・・・」
Je「それでこそわしの天使だ!いいか、赤い悪魔が生前親しかった者共の地に罪人を解き放て。分かったな」
A1「かしこまりました」
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BK「今年は水不足だったから、来年の農作業に備えて井戸を掘らないとね・・・ここら辺は水脈が深いから大変だよ・・・おや、抜けたかな?・・・うわっ!」
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C「どうしたんだい、慌てて?」
BK《地下からイナゴの大群が湧いたんだ!空一面がイナゴで覆われている!助けて!》
C「地下から?何かの間違いでしょ?」
BK《とにかく、イナゴが空を覆っているんだ!しかも、西に移動している!》
C「何だって!分かった!直ぐ対応する!」
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C「BK君のドローン編隊がイナゴを追いかけながら、僕ん家との境界までイナゴを誘導する。僕のドローン編隊が網を張って待ち受ける・・・BK君、打合せの通りにね」
BK「了解!」
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C「よし!大漁大漁!」
BK「一網打尽にしたけど、これどうする?・・・って、何んだ、こいつら、人間の顔じゃないか!しかも頭に金の冠を付けている!」
C「気のせいだよ。佃煮にして食べてしまおう。残りはゴキブリやザリガニの餌にすればいいさ」
BK「・・・」
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A1「Je様・・・」
Je「どうだ?赤い悪魔に親しかった者共はさぞかし痛め付けられた事であろう!」
A1「それが・・・」
Je「どうした?」
A1「瞬く間に全て捕まり、人間に食われ、ゴキブリの餌になりました・・・」
Je「・・・」
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S「何だ、そんな事があったのか?Jeもバカだな。よりによってBKん家に放つとは。Cが食っちまうに決まってんだろが」




